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農業再生のためには、
農地法を廃止しないといけませんよね? 今のままでは、農家に生まれなくては、農業ができません。 農家は、農地のまま、所有すれば、税金がかかりません。 売るときは、宅地として売れるので、農業をしなくても、財産として、手放しません。 農家に生まれたら、農業をするのか、と言えば、農家には、跡継ぎがいません。 農地法は廃止すべきですよね?
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廃止すべきですね。 そして、誰もが、企業も簡単に 農業に参入できるようにすべきですね。 そうでないと、日本農業は安楽死です。 現在の農政は、票欲しさに、農家ばかり保護して 農業は保護していませんから。 ちなみに、米ですが、日本の大規模農家(1,5h以上)では 60kg、6500円で造れるそうです。 これに対して、中国では、10534円です。 流通経費などを入れても、十分に対抗できるのです。 農地法を廃止すれば、大規模農家も増えるでしょう。 大賛成です。 でも、農家は大票田ですから、難しいでしょうね。 民主制の悪いところです。
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- megira
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日本の農地価格は、アメリカの100倍、イギリスの30倍、フランスの40倍です。 http://www.maff.go.jp/hakusyo/nou/h07/html/SB1.5.4.htm 日本では、農地の値段が高すぎて、土地を購入していたんじゃ、企業も採算が合わないです。 農業に参入した企業の多くも、「賃借で十分で、所有権は必要ない」と言っています。 http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n0707re2.pdf (「企業の農業参入の現状と課題」 最後のページ) 「また、農地取得が可能な生産法人を設立した企業でも、農地は賃借で十分とするのが大半である」 個人農家にしても、大規模農家ほど借地の比率が高く、自己所有地だけで農業をしているのは零細農家です。 そこで、「農地の所有者と耕作者は同じであるべきである」という、農地改革以来の自作農主義からの脱皮を目指したのが昨年の農地法改正で、「借地による企業的農業経営の育成」という方向に向かっているのですよ。 http://www.maff.go.jp/j/keiei/keikou/kouzou_taisaku/k_kyoyu/pdf/plan.pdf 「農地改革プラン」(平成20年12月3日農林水産省)
補足
民主党の農家個別所得保障制度で、貸しはがしが起きているそうですよ。
- heppiri
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heppiriです >売れる農地と、売れない農地があるんです。 >農地としてしか使えない土地と、家が建つ土地です。 どんな農地ですか? 青地と白地ということでしょうか? 白地とて農地です。 農地のままでは、農家以外には売れないし、家も建ちませんよ。 農業委員がOKしなければ、農地は農地です。 >農家も、廃止してほしいと思っているんですね。 我が家は、この前まで農家でしたが、 私は普通のサラリーマンですので、一般農家がどう思っているかわかりません。 農家だった私の父は、自分の土地なのに、何もできないと嘆いていました。
補足
農業委員会は、オーケーしますよ。 私の親も、農地を転換して、家を建てましたよ。 宅地(家が建つ土地)になる土地は、財産としての価値があります。 農地としてしか使いようがない土地は、価値がないです。
- megira
- ベストアンサー率50% (160/319)
別に農家の子弟でなくても、農地の取得は可能ですよ。 農地取得後に農家としてやっていける知識や技術を備えているかどうかが審査されるので、全く未経験の素人には許可されないだけで、十分な農業研修を積んできた人なら、非農家出身の元サラリーマンだって、農地の取得は可能です。 例えば、 http://kitatoma.pepo.jp/self_introduction/self_introduction.htm http://homepage3.nifty.com/ohtakefarm/syuunou.html http://www.ninaite.or.jp/report/index.html ずぶの素人がやっていけるほど、農業は甘いものじゃないですから、素人に取得を許可したら、すぐに耕作放棄地になってしまうのは目に見えてます。 農業経験のない者が新規就農するには、それなりのステップを踏む必要があるというだけです。 http://www10.plala.or.jp/k-iwaki/shinki_2010/shinki_01.html 農地法に文句をつける前に、もっと農地法についての知識を深めるべきだと思いますけどね。
補足
「農地は、現状維持で、農地として使え」と言う論理ですね。 細切れの農地で、専業も無理なのに。 農業を、企業としてやっていこうとする人もいると思います。
- sirousagi1
- ベストアンサー率35% (730/2058)
けっこう大きな問題で、2カ月前くらいのNHKの深夜番組で農地法について長期取材のドキュメントが放送されました。秋田だったか岩手だったか記憶が定かではないんですけどね。 「減反政策」で農家の兼業化から脱農業への計画が着々と進行したと農家が言っていました。 昨年に、農地法の改正が行われ、農地の利用権は原則自由になって、貸付なども条件面で出来るようになったのですが、そこに至るまでには、農水省内で改正派の官僚と反対派の官僚で壮絶な議論があったとありました。 反対派は、株式会社などに貸すことで農地は荒れるとの主張に対して、賛成派は農家の直面している状況からの主張で対立をしていたんだそうです。 最初の議論の時は、賛成派有利に進みかけたところ新聞に農地法の改正が一面を飾ったため、この論議は座礁してしまい農地法の改正の話題は省内でもタブーとなったとありました。 なにがきっかけかは見なかったのですが、再びの審議になって昨年に改正へとなったとありました。 でも、反対派は今でも改正には反対しているんだそうです。 農家からみて現在の農地法がどうなのかが重要と思います。 番組の最後で出た「脱農業への計画が着々と・・・」としたナレーションが今でも耳に残っています。 これは衝撃でした。
お礼
法律が、農家の自立を阻んでいるのが、現実ではないですか?
- heppiri
- ベストアンサー率25% (91/356)
>今のままでは、農家に生まれなくては、農業ができません。 私を含め、農家に生まれても農家では食べていけないので、農業はできません。 >農家は、農地のまま、所有すれば、税金がかかりません。 宅地に比べれば少しですが、しっかり税金が取られます。 >売るときは、宅地として売れるので、農業をしなくても、財産として、手放しません。 農地は、農地のまま農家にしか売買できません。不動産業者も買えません。 手放したくても、誰も買ってくれません。 >農家に生まれたら、農業をするのか、と言えば、農家には、跡継ぎがいません。 跡継ぎは居ても、ボランティアでしか農業できません。 その為に、我が家の周りは休耕田だらけで、年2回の草刈をして、税金を払い、頭を抱えています。 >農地法は廃止すべきですよね? 極論で言えば、農地法廃止は、大賛成です。
お礼
売れる農地と、売れない農地があるんです。 農地としてしか使えない土地と、家が建つ土地です。 農家も、廃止してほしいと思っているんですね。
- oska
- ベストアンサー率48% (4105/8467)
>農地法を廃止しないといけませんよね? 廃止というより、大幅な改正が必要ですね。 >農家は、農地のまま、所有すれば、税金がかかりません。 これは、大きな間違いです。 農地でも、固定資産税を払っていますよ。 時間があれば、最寄の市町村役場の税務担当部署でご確認下さい。 私自身も、農地の固定資産税を払っています。 たぶん、面積が狭い農地は「固定資産税免除」となる場合が多いです。 300坪程度の狭さでは、課税評価額に達しません。 サラリーマンでも、所得控除がありますが、これと同じです。 >売るときは、宅地として売れるので、農業をしなくても、財産として、手放しません。 これも、大きな間違いです。 農地の売買は、あくまで農地としての売買です。 購入者が地目の変更をするのであって、農家が行うものではありません。 (農地を宅地にするには、農地の土を全て入れ替える必要があります。地盤沈下しますからね。農家には、そんなカネはありません) 農地として売却しますから、価格は微々たるものです。 また、農業耕作者の平均年齢は「60歳を超えて」います。 「買い手があれば売る!」という農家の方が多いのです。 また、無償で農地を貸す老人も多く居ます。 >農地法は廃止すべきですよね? 先に書いたように、廃止よりも大幅な改正が必要です。 その為には、農家の敵である農業協同組合など「農業とは全く無縁な特権利権団体を解体」する事も必要です。 ウルグアイラウンドで、一部農産物自由化が決まりました。 その時は「次世代農業改革費用!として約6兆円」の補助金が、農業団体に交付されました。 が、何故か「道路・温泉・産直市場」の建設に、農業団体は全て使ったのです。 本来なら、帰農・農地整備などに使う事が目的だったのですよ。 米麦を作った事も無く、野菜を栽培した事も無い「農業団体」が、多すぎるのです。 農協組合員の48%は、農業とは全く無縁の方々です。 農協職員は、80%近くが「農業をした事が無い職員」なんです。 こんな非農業団体が「農業自由化反対!TPP反対!」を、叫んでいます。(笑) 彼らの目的は「もっとカネを出せ!」という事なのです。 実際に農業を行っている農家は、多くが「農業自由化賛成!TPP賛成!」なのです。 我が家も、農産物自由化には賛成です。 そうそう、就農したければ「就農したい地域の市町村に相談すれば、耕地放棄した農地を無償で使う事」が出来ますよ。 何年か就農すれば、その農地を無償で貰える市町村制度もあります。 ここの市町村では、土地だけでなく一戸建て(現在無住)も無償で貰う事が出来ます。
補足
>農地でも、固定資産税を払っていますよ。 時間があれば、最寄の市町村役場の税務担当部署でご確認下さい。 私自身も、農地の固定資産税を払っています。 私に、税金の講釈を垂れるとは。(元税務課職員) 宅地並に売れる土地でも、キャベツか何か植えておけば、農地として、固定資産税は、ほとんどかかりません。 売るときは、宅地で売れます。 私は、田舎に住んでいますから、農家のことはよくわかります。 農家にとって、土地は、財産なんです。 >そうそう、就農したければ「就農したい地域の市町村に相談すれば、耕地放棄した農地を無償で使う事」が出来ますよ。 民主党の個別所得保障制度で、借りた農地が、貸しはがされているそうです。 農地の面積に応じて、保証金がもらえるからだそうです。 農家は、やはり、農地解放で手に入れた土地(財産)を失いたくないんです。 日本の農業は、政治で考えなくてはいけません。 個人の農家は、自分のことしか考えません。
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
保護することが、農業の振興を妨げていることを否定できません。 企業としての利益を上げる努力が出来るシステムで無ければ、いずれ現在の農業は無残な形で崩壊してしまうでしょう。
お礼
そのとおりだと思います。
お礼
農家が、自分で自分の首を絞めています。 将来的に、崩壊します。