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マルチキャストのExcludeモードについて
- VLCを用いてマルチキャストの動画配信と受信を行ってみました。視聴側VLCで再生をクリックすると、ICMPパケットが送出されます。このパケットでは、「送信元IPがff0e::1以外のマルチキャストパケットすべてを転送して欲しい」という意味になるのでしょうか?マルチキャストルータが余計なマルチキャストパケットを転送してしまう可能性もあります。
- マルチキャストのExcludeモードについて、VLCを使用してマルチキャストの動画配信と受信を行いました。再生をクリックすると、ICMPパケットが送信されます。このパケットは、「送信元IPがff0e::1以外のマルチキャストパケットすべてを転送して欲しい」という意味を持つのでしょうか?マルチキャストルータが余計なパケットを転送してしまうかもしれません。
- VLCを使用してマルチキャストの動画配信と受信を行いました。再生をクリックすると、ICMPパケットが送信されます。このパケットには、「送信元IPがff0e::1以外のマルチキャストパケットすべてを転送して欲しい」という意味が含まれるのでしょうか?マルチキャストルータが余計なパケットを転送してしまう可能性もあるようです。
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IGMPv2/MLDv1までは、受信するマルチキャストグループのみ指定できましたが、IGMPv3やMLDv2(ICMPv6のマルチキャストリスナレポート)では、受信するマルチキャストについて、マルチキャストグループアドレスとそれを送出する端末のソースIPアドレスまで指定することができるようになりました。このソースIPアドレスを指定するのが INCLUDEとかEXCLUDEです。マルチキャストアドレスの指定ではありません。 INCLUDEやEXCLUDEには、ソースIPアドレスのリストを与えます。「このソースからのマルチキャストだけを受信する」「このソース"以外"からのマルチキャストを受信する」という意味です。しかし、IGMPv3/MLDv2でも、ソースIPにかかわらず、指定したマルチキャストアドレス宛てのパケットを全部受信するというIGMPv2/MLDv1的な運用がしたい場合は、EXCLUDE に空のソースIPアドレスリストを指定します。VLCリスナが送出しているのは、このソースIPを指定しないListener Reportです。 おそらく、IGMPv6パケットは Multicast Address: ff0e::1 Mode: Changed to exclude ★ Number of source: 0 ★ となっているはずです。これは、 「ff0e::1を受信する。除外(EXCLUDE)するソースIPは無い(0)」 という意味であり、ソースIPが何であれマルチキャストアドレスff0e::1宛てのパケットを全て受信するという意味になります。 VLCリスナを停止すると、 Multicast Address: ff0e::1 Mode: Changed to include ★ Number of source: 0 ★ というリポートが送出されるはずです。 これは「ff0e::1について、ソースIPとして受信するものは無い(0)」つまり、どのソースIPからのff0e::1宛てマルチキャストも受信しない(IGMPv2/MLDv1までの言葉を使うなら、ff0e::1からleaveする)という意味になります。
お礼
てっきり「端末のソースIPアドレス」がWiresharkで見えているのかと 勘違いしていました。 ご指摘のように、ff0e::1の視聴要求が普通に出ていただけなんですね。 離脱時も、なぜff0e::1のインクルード要求が離脱になるのか疑問でしたが、 同様に勘違いだったことがわかりすっきりしました。 丁寧に説明していただいてありがとうございました。