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キラウエアのビデオに映っている波のようなのは溶岩?
ユーチューブで下記のところの開始から50秒目付近から、海中の波に溶岩が揺れ踊っているように見えるシーンが続いています。 http://www.youtube.com/watch?v=488BkTUsMa4&feature=related 水のような粘性の低い状態のものもあるし、粘度が高く見えるものもあります。 開始から1分15秒目からしばらくの映像で輝いて見えるものは何なのでしょうか。 下にまだ高温に溶けた溶岩があって、その光を受けて海水の波の中の気泡が見えているだけなのでしょうか。 あるいは一部、あるいは相当部分、溶けて輝く高温の溶岩そのものが波打っているのでしょうか。
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No.2の回答者が言われるように.lava pond,つまり溶岩湖の様子ですね.溶岩そのものが波打っている映像です. おそらくPuu OoかHalemaumau火口を覗いてとった映像かと思います.49秒くらいに火口縁が映ってますがまだ明るいですよ. 黒い部分は冷却された急冷殻の部分,赤い筋は溶岩の湧き出し部分.波打っている部分は下から噴泉が特に強く湧き上がっている部分です. たとえばhttp://www.youtube.com/watch?v=ZsI6J_OKYl4とか,http://www.youtube.com/watch?v=LIn2Tgb9jn4,http://www.youtube.com/watch?v=d3EFGKx8cEU などをご覧になると良いかと思います.このような溶岩の波うちは1986年の伊豆大島噴火でも三原山山頂火口内で見られました, 水中では溶岩表面はすぐに冷えてしまい,この映像のように赤く光る部分が広くなりません.映像では溶岩がちぎれた部分もしばらく明るいままですよね.水中ではこうはいきません.また当然大量の湯気もでるので,こんなに鮮明には映りません. 粘性が異なることが疑問の一つのようですが,溶岩湖であれだけ波打つときは地下からのマグマ供給が大きく,その分高温で結晶度も低くかなり低粘性です.一方ocean entryは火口から10km以上流れてきているため,温度も低下し結晶度も高くなっていて粘性は高くなっています.
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- Geo2000
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詳しくは見ていませんが,50秒付近までは海岸に達する溶岩流の映像ですが,その後の部分の映像はlava pondではないですか? lava pondで検索して,Kilauea火山の特徴と比較してください。
補足
1 >> 50秒付近までは海岸に達する溶岩流の映像です 2 >> その後の部分の映像は溶岩流の映像ではない 3 >> その後の部分の映像はlava pondではないですか? 2であるという気持ちは、抜けきれません。 いくつかのユーチューブ動画を探しましたが、打ち寄せる波のような溶岩流とか、波に翻弄される溶岩のようなものとかを見つけられませんでした。 3の「lava pond」をweb検索、ユーチューブ動画の検索をしましたが、どうも違うように見えてしまいます。「Puhi-o-Kalaikini ocean entry」のところを夜間撮影した場合に、海水の波が「動画の50秒以降の画像のように映るのではないか」という気がします。 そのような写り方にはならないのでしょうか。 何か調べる方法のヒントでもありましたら、よろしくお願いいたします。
- aisasiais
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これは溶岩が海に落ち沖からの波によって溶岩が押し戻されて いる様子です。 とてもきれいです。 海に落ちても高温すぎ、すぐには 固まらないのです。 是非一度本物をみたらいかがでしょう。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 >> 海に落ちても高温すぎ、すぐには固まらないのです。 それはわかるのですが、海に落下する前の粘度・流動性に比べると、波に溶岩が押し戻されるにしても、すごく柔らかくて、コンデンスミルク並の流動性があるように見えたので、??と疑問に思ってしまいました。実際には流動性が高まったり、粘度が低下したのではなくて、波の力が加わっただけであのように見えるだけなのでしょうか。溶鉱炉の銑鉄をひしゃくで汲んで鋳型に流すときも流動性が高いですが、キラウエアの溶岩とマウナ・ロアの溶岩は組成が異なるそうですが、流動性や粘度はこうしたものとあまり変わらないのでしょうか。 http://www.youtube.com/watch?v=Uvnl5_44_ao >> 是非一度本物をみたらいかがでしょう。 見てみたいですね。きれいだし、、、。 他にも日本でも見たいところはたくさんあって、金と時間が、、、 近場で金も時間も手頃なところで、きれいだけでなくて興味津々のところもあるので、そうしたところからやってます。
お礼
とてもありがとうございました。 3つのユーチューブの画像をみて、これの類だと思いました。 ユーチューブのコメント(解説?)と、kv2007を読んで、納得できました。 ocean entryではかなり冷えていて無理だろうとは思っていたのですが、海面下に新規の溶岩噴出部があって高温で海面を照射しているのかしら?と思っていました。 火口から溶岩の噴出部を覗いても、波が打ち寄せ引く海岸のようには見えないだろうと思っていましたが、教えていただいた動画で打ち寄せたように見えるものがあることがわかりました。 また砕けた波頭が落下したところの表面温度は下がってしまうので、輝くような明るさはないと思っていましたが、輝くような赤がしばらく続いているのも確認できました。 『このような溶岩の波うちは1986年の伊豆大島噴火でも三原山山頂火口内で見られました』 まったく知りませんでした。 ありがとうございました。