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精神科病院で、暴力・興奮・発汗・錯乱の患者への対応
薬物依存、アルコール依存のような、離脱症状で、 どうしようもない人格崩壊状態で、暴れる患者についてです。 元の人間らしい営みが送れる見込みがないとみなされても、 家族が手に負えないなら、措置入院になるのですか? もし、鎮静剤が投与される場合、 効き目から覚めても、さらに幻覚・妄想で興奮して暴れるなら、 そのたびに、鎮静剤が投与されると考えられますか? 鎮静剤の過重投与で、そのまま命が終わることもありうるのでしょうか。
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>抗精神病薬の投与は安全です。 悪性症候群という重篤な副作用があります。 治療薬がなかった時代、これで命を落とす人も多かったそうです。 (今でもいますが) >鎮静剤の過重投与で、そのまま命が終わることもありうるのでしょうか。 あり得ます。 >家族が手に負えないなら、措置入院になるのですか? 保護者の同意による医療保護入院になります。 措置入院と違って入院費がかかります。 >効き目から覚めても、さらに幻覚・妄想で興奮して暴れるなら、 ECTを使うのではないでしょうか。 これも、絶対安全などとは、言えませんが。 暴れるから言って、身体拘束に同意すると、 拘束帯使用ぐらいではなく、麻酔事故などで死ぬ可能性があります。
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わたしは以前、そこまで錯乱した状態で数ヵ月、入院してました。 幸い、治療の甲斐あって回復し、退院しました。 入院だけで今まで10回は軽くしてきたと思います。 しかし失うものは、大きかったです。 わたしは、その状態を家族に恐怖を与えトラウマにさせ、家族を失いました。 自分ではもう、記憶には何も残っていないのですが、 保護室に入っている間は、長期型の鎮静剤を打たれ、 ほとんどオムツをするほど寝たきりだったり、 気づいたらお風呂に入れさせられてたり暴れてたりしてたそうです。 わたしはその数ヵ月全ての記憶はありません。 記憶にも残らないほど、自分の状態がひどかったのだと思います。 記憶があるのは、退院して、家にいたことだけです。 経験から言えるのは家族が家では見切れないと判断されれば 状態が回復しない限りは医療保護保険医(精神科医)が判断すれば 長期間、入院処置になると思います。 入ったまま出られないで病院を転々とする人もいるでしょう。 大抵は鍵つきの保護室に入れられるので、そんなに滅多なことでは 度々、鎮静剤の投与はないと思います。 実際、病棟へ行けば保護室から何かしら叫んでる人もいますから。 鎮静剤だけで命を落とすことは聞いたことはないですが 興奮状態から急に落ち着かせる訳だから心臓に疾患があったりすると 支障はあると思いますがその点は医師が考慮してから判断でしょう。
こんばんは。 離脱状態であれば、離脱が収まれば、症状は軽減しますよね。 人格水準まで低下している依存状態の後遺症であれば、 抗精神病薬で症状をコントロールすることになります。 措置入院はあくまでも、自傷他害の場合に要件を満たします。 抗精神病薬の投与は安全です。 例えば、吐いて窒息するとか、誤嚥して肺炎になるとか、 そういう二次的なことがない限り、命を落とすことはないと考えてください。
お礼
ありがとうございました。
お礼
とても参考になりました。 大変なご経験をお聞かせいただき、ありがとうございました。