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吻(くちさき・ふん・ぷん)以外の読み
林芙美子の小説「子供たち」の中に出てくる「吻」という字の読み方を教えてください。 普通は「くちさき・ふん・ぷん」の読み方はあると思うのですが、それでは前後の文章からして合わないので、他にどんな読みがあるのか、調べてみたのですがわかりません。 2か所出てくるので、その部分を記載します。 「私はチェリーを買ったことを吻として考へたのだけれど…」 「この梅雨のうっとうしさから吻としたいと思ったのであったが…」 この2か所です。(青空文庫より) 読み語りをしようと思っているのですが、つまずいています。当て字なのだと思いますが、どなたか おわかりの方、お教えください。よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
藤堂明保の漢和辞典を見ると、音読みは フン、ブン、モン、ピン、イン とあり、訓読みは くちびる となっています。 ご質問の林芙美子の文章では 『ふ』と読ませようとしているのではないでしょうか。 ふとしたことから、とか、ふと見ると、というときの『ふ』 です。
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- black2005
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林芙美子は、「吻」を「ほっ」と読ませることが多いですね。 放浪記など、その典型です(下記サイトは、振り仮名付き) http://www.aozora.jp/misc/cards/000291/files/horoki.txt >「私はチェリーを買ったことを吻として考へたのだけれど…」 この文章には、ちとそぐわない気もしますが・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 サイトまで教えていただき、大変勉強になりました。 放浪記も仮名なしでは読めない字が続出です(> <; たしかに前者の方の文章にはそぐわない気がします。 ひょっとしたら、こっちは「ふ」と読ませたかったのでしょうかね? それにしても、博識ですね。 おかげさまで助かりました。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど「ふ」ですね! この文章からいくと「ふ」ですよね。 くちびるをとがらせて発音する音なのでこの字なのでしょうかね(笑) おかげさまで助かりました。 ありがとうございました。