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北方領土

 北方領土は日本の領土です、とよくCMでやってたりしますが、よく考えてみれば、なぜ日本の領土なのか理由を知りません。  いままで日本の領土だと当たり前のように思ってきました。日本の領土だとすると、ロシアは領土侵犯をしていることになりますね。なら、なぜいつまでも日本は二国間の問題にしているのですか?国連がどうにかしてくれないんですかね?  日本の領土だというのは客観的な事実の問題ですか?それとも、日本・ロシアそれぞれの考え方の違いですか?  高校の授業でも、日本の領土だと教わった覚えがあります。それが歴史的事実ならよいですが、もし考え方の違いなら、学校で教師が何も知らない子供に対して日本の領土だと言うのは洗脳に近いものがないですか?  

みんなの回答

  • you19994
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回答No.8

#7さんへ 重過失の最たる例が 当時の条約局長の西村熊雄氏の サンフランシスコ条約批准の審議での国会答弁で 南千島も放棄しているという発言をしたことですね。 それとサンフランシスコ会議の演説で 吉田茂全権大使は 択捉、国後、歯舞、色丹は千島に含まれないという ことを言及しているんですが なぜか条約には留保事項にすら なりませんでした。 専門家でも首をかしげることだったようです。 ですから上記のような答弁をしたのかもしれませんが・・・ とにかく重過失であるのは間違いないと思いますよ。 留保事項で棚上げしておけば少なくともここまで こじれることはなかったと思います。 私も色丹、歯舞を優先させるという考え方に賛成する 1人です。 鈴木宗男元衆議院議員が提唱していた 2+2という考え方は 最初の日本の対ソ連への返還交渉の考え方で その後一括返還論が出てきましたからね。 ここは原点に立ち返って 2+2で行くべきではないかと思います。

  • code1134
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回答No.7

 日本(の外務省当局)が「北方領土は日本の領土」とPRし、「領有権」を主張し続けても、2005年3月時点で、北方領土に「(日本の)施政権」が(幸か不幸か)及んでいない現実だけは覆せないでしょう。  少なく共、サンフランシスコ講和条約の過程で「千島列島」の範囲(注)を明確にせず、あやふやに解されても止むを得ない型で交渉を続け、条約締結に至ったのだけは粗間違いないと私は捉えています。    (注)私は地理学的視点を加味した時、「千島列島」には国後、択捉両島が含まれるのが当然と解します。    従って、日本が国後、択捉、両島及び歯舞(群島)、色丹の北方領土(4島)の領有権を主張し続けたいなら、「ウルップ島以北の千島列島を放棄」との旨の表現を盛り込めばケチをつけられるも事は回避出来た筈なのです。  (それを怠った点でのみ)当時の日本(の外務省当局)に、(大袈裟ですけど)「重過失」があったに等しいと私は捉えます。  ロシアも歯舞(群島)、色丹の島々に関しては交渉に臨む用意がある、そうですから、妥協(断念)して?ここらを落とし所に、対ロ外交を進めるのが賢明と思うのですが、如何でしょうか?

  • mailhiro
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回答No.6

北方四島は、江戸時代の頃より日本政府(幕府)自らが島の経営に携わっていたという歴史的事実があり、多くの日本人が生活していた場所です。 ソ連に侵略され不法占拠されていることを除き、他国に一度も領有されたことはありません。 ですから、「日本固有の領土」と言えるのです。 日本はサンフランシスコ平和条約で千島列島の権原を放棄しましたが、日本固有の領土である北方四島は当然含まれていません。含まれるという認識自体がなかったといっていいでしょう。そもそも著名を拒否したソ連がこの条約を持ち出すこと自体がおかしいのです。 ソ連はドイツ降伏後、戦勝国の一員として分け前をあずかる資格を得るため、日ソ中立条約を一方的に破棄し満州になだれこみました。北方領土についても、戦争(降伏)後に条約も締結せず一方的に侵略し、居座っているのです。 上記のとおり、北方領土については、日本に社会的正義があるのは明白です。ロシアには、自分の領土だと胸を張って言える理屈など何もありません。 北方領土問題の解決は、政府等関係機関が、国民の正しい理解と支持のもと、日本に道理があるのだという強い信念を持って粘り強く協議を続けることが大切だと思います。 (下記URLは、子ども向けの北方領土に関する政府の考え方です。参考までに)

参考URL:
http://www.kantei.go.jp/jp/kidsold/hanashi/m9902.html
  • you19994
  • ベストアンサー率40% (314/766)
回答No.5

国連を活用するのであれば 国際司法裁判所へ領土返還の提訴を行えばいいんです。 この場合被告国の同意が必要ですが ロシアはおそらく応じるでしょう。 私の考えとしては日本が勝つ可能性というのは薄いと 考えられます。 理由としては (1)日本はすでにサンフランシスコ講和条約によって 千島列島に対する権利・権原・請求権を放棄しています。 確かに当時のソ連はこの条約に参加はしていません。 ただ、主要国を含めた数十カ国と結んでおり、 事実上世界的に有効であるということが考えられます。 (2)すでに占領後50年以上経過しており 日本は請求権がないことからすでに取得時効が成立して いるという解釈です。 北方領土に対して領有権主張をしているのは日本とロシア のみです。 その中で日本はサンフランシスコ講和条約によって 請求権を放棄しているために抗議する国家は事実上ない ためにロシアに領有権を取得したということがいえます。 (3)日本の「国後、択捉は千島列島ではない」という主張は 両国の国境が画定された 江戸時代に結ばれた日露修好条約の条文によって 退けられると考えられます。 日露修好条約の正文(フランス語だったはずです)には 「ウルップ以北の千島列島はロシアに、もう一方の千島列島を日本とする」という一文があります。 日本の訳では「「ヱトロプ」全島は日本に属し「ウルップ」全島夫より北の方「クリル」諸島は魯西亜に属す」とありますがこれは明らかに誤訳です。 これでは北の方をクリルと呼ぶという誤解を生むことに なります。 つまり、この当時から千島列島は国後、択捉は 含まれるという認識があったことになります。 歯舞、色丹に関しては日ソ共同宣言に基づいて 返還されることは確定しているために 争点にはなりえないでしょう。 以上の3点より日本の主張というのは覆されるのでは ないかと思われます。 日本としては政治的決着以外に国後、択捉を (日本として)返還を要求することはできないと 思います。

dragon77
質問者

お礼

長々とありがとうございます。

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.4

基本的には、領土というものの考え方の違いだと思います。 日本は、外敵に侵略された事が無いのですが、他のほとんどの国が、外敵との戦いで領土を確保してきました。 つまり、領土は、戦って勝ち取るものだと考えているわけです。そのため、固有の領土」というものは、有り得ません。 「日本固有の領土」といっても、相手にされないのは当然です。 もし、「固有の領土」という概念がまかり通るなら、アメリカはインディアンのものとなり、アメリカは不法占拠している事になります。 だいたい、北方領土が、日本領と確定したのが、幕末で、100年チョットしかたっておりません。 既にロシアの支配は、そのうち半分に達しています。 北方領土は、日本領だと本気で思っている国は、日本以外ないと思います。 ただし、歯舞・色丹は、ロシアが返還の考えを示していますし、日ソ共同宣言にも有りますので、堂々と返還を求めるべきです。 日本側の一方的解釈には、問題が多いと思います。 領土は、実効支配している側が基本的に正しいのです。 それがイヤなら、戦争して勝ち取るしかありません。 私の考えでは、北方領土はロシア領(ただし歯舞・色丹は日本領)、竹島は韓国領、尖閣諸島は日本領だと考えます。

dragon77
質問者

お礼

ありがとうございます。 国同士の交渉で何を主張してもいいかもしれませんが、交渉とは無関係の日本国民に対して、国が「日本の領土だ」と断言するのは、考え方がいろいろある以上誤りということになりますかね。

  • kuma56
  • ベストアンサー率31% (1423/4527)
回答No.3

北方領土が日本の物であるという主張は、昔の樺太千島交換条約に基づく物です。 しか昭和二十年の敗戦を受け、その後結ばれたサンフランシスコ講和条約では、日本の領土が本州などの四島とその周辺というような曖昧な内容であったため、ソビエトがポツダム宣言受諾後の日本領土に乗り込み、現在に至ってもそれが続いています。 国連は元々、第二次大戦の連合国が中心の組織なので、敵国側であった日本やドイツは立場的に不利です。 ソ連ーロシアはその主要な立場にあり、拒否権などとっけを持っているので、時刻領土(と主張する土地)が減ることは認めないでしょう。

dragon77
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • Kyonsama
  • ベストアンサー率11% (34/285)
回答No.2

俺もあのCMはちょっとやりすぎかなと思いますね。 国際法は複雑で、一概に条約や文書が有効だったとは言い切れないところがあります。 事実上はロシアが占領しており、それが慣習化してロシアのものであると言うこともできますが、日本は千島樺太交換条約を根拠にしたり、ヤルタでのロシア占領の承認を無効と主張したり、千島列島は割譲したもののその中に2島は入っていないのでまず2島は必ず返せなどと主張しております。 学校の先生も昨今の日露の交渉で何も知らないことはないと思いますよ。一度先生に説明させてみてください。まさか新聞もろくに読まない先生はいないと思いますが。

dragon77
質問者

お礼

ありがとうございます。 国によるあのCMは一種の洗脳のような、、。

noname#113260
noname#113260
回答No.1

http://www.tabiken.com/history/doc/R/R044R100.HTM 歴史的経緯としては、安政1年に幕府とロシアとの国境策定において、択捉島に幕府の出張所があり、不法入国したロシア人を退去させたという過去の実績により、国後・択捉は日本領、退去したロシア人はウルップ島に退き、幕府の役人はそれをもって国外退去と認識したという事実をもってウルップ島以遠をロシア領としました。 また樺太に関しては、日系アイヌ人とロシア系アイヌ人が既に住んでいるので、共有地としました。 因みに日本としては「カムチャッカ」という名前は日本人(アイヌが日本人と仮定すれば)が命名した名前だから全域が日本領だとか、北海道はロシア人(アイヌがロシア人とすれば)が住んでるからロシア領だという主張もあったようです。(未確認) この事により、択捉・国後・色丹島と歯舞群島は日本固有の領土となりました。 ところが第二次世界大戦の末期、ヤルタ協定によりソ連(ロシア)が連合国側にたって参戦する代償として、千島列島を割譲するとの合意がアメリカ・イギリスなどと合意され、日本がポツダム宣言を受諾することにより、ソ連に引き渡されました。 国連はこの時の関係国が中心になって作られましたから、返還に関しては強く言えず、またアメリカなども口を濁すのみです。 ロシアとしては長い歴史の中で周辺諸国を併合して来ましたので、北方領土を返還すれば他地域にも波紋が広がり、民族運動に発展するので、今更返せないということでしょう。

dragon77
質問者

お礼

ありがとうございます。