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放電について
月面上のような大気圧が極めて低いところで放電は起こるのでしょうか? つきの大気圧は、10-7 Pa(昼)、10-10 Pa(夜)だそうです。(wikipediaより)
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超高真空での放電は、自然現象としては起こらないかもしれませんが、人工的に放電させることはできます。 この現象を利用した真空ポンプがあります。ここ(http://www.canon-anelva.co.jp/news/fukutarou/zemi/536.htm)のスパッタイオンポンプのところです。超高真空中で高電界と磁場をかけると、電子がらせんを描いて非常に長い距離を運動するので、気体分子が極めて希薄でも、気体分子と衝突する確率が大きくなります。この放電をペニング放電と言います。ただし、電離した分子の数が極めて少ないので、光って見えることはないと思います。
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noname#160321
回答No.2
気体がある場合、一度放電があって気体分子がイオン化すると放電に要する電圧は下がり、落雷などは一度生ずると次々に起こるようになります。 しかし、月面程度の気圧の場所では気体の存在は事実上無視でき、真空状態での放電になります。 月面の夜の気圧などは地球上ではかなり精度の良い装置を用いてもなかなか到達出来ない環境です。
質問者
お礼
ありがとうございます。
- watch-lot
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回答No.1
放電とは絶縁物(気体)の絶縁破壊現象です。 したがって、肉眼で見えるかどうかは別として放電は起こります。
質問者
お礼
ありがとうございます
お礼
よくわかりました。ありがとうございます。