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ハプスブルクブームの背景、エリザベート等
ハプスブルク家を題材とした芸術作品が、日本において特にヒットしているように感じるのですが、気のせいでしょうか? (ミュージカル「エリザベート」や「うたかたの恋」、映画「ルードヴィヒ二世」など) また、日本では昔「ハプスブルクブーム」なるものがあったと聞いたのですが、時代背景などの理由があるのでしょうか? 個人的には、エリザベートとルードヴィヒを鑑賞して「同性愛」的な要素が、近年のBLブームに通じるものがあったのかな、とも考えています。 また、ミュージカルの「エリザベート」は、日本やウィーンではヒットしたにもかかわらず、アメリカやイギリスでは不人気だったとききました。 その背景も何かあるのでしょうか? (国民性の違いなど) ルドルフ皇太子のことを、精神異常者として記しているような文献も多いようですが、国により、歴史的なハプスブルク家の人間のイメージも違ってくるのでしょうか? 当方、宝塚歌劇を見てから、ハプスブルク家に興味を持った者です。 歴史に興味のある方や、ミュージカルに興味がある方、BLに興味がある方などなど、様々な観点からのご意見、楽しみにお待ち申し上げております。 宜しくお願い致します。
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No.1です。 「ブーム」はテレビなどマスコミが作ってるかもしれないですね! 流行って結構、どこかで話し合って決めてたりするんですよ(^^; 色の流行もどこかファッション業界の会議?が「今度はこれで行きましょう」と決めてるという話ですし。 「絶賛発売中」「大好評」なども売れないうちから自称しておくんじゃないかと。 昔のブームは知りませんが、わりと最近ではなかったですか? 「ハプスブルクブーム」で検索してみたら、2004年発売と言うこんな本がありました。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%AE%B6%E5%8F%B2%E8%A9%B1-%E6%B1%9F%E6%9D%91-%E6%B4%8B/dp/4887216858
- wy1
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Habsburgブームなんてあったんですか。其れにしては、あまり一般的にHabsburg帝国とかこの家の発祥などはあまり知られておらないようですね。日本にもHabsburg家の血筋の方がおられますよ。あと、有名(?)なのは、ウィリアム テル の物語でスイス独立軍と戦って負けるゲスラーはハプスブルク帝国の代官ですね。 なんと言っても一番有名な人はオーストリア・ハンガリー帝国女帝マリ アテレジア、フランス革命で死刑になったマリー アントワネット(マリア テレジアの娘)でしょう。
- Mumin-mama
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ハプスブルクに嫁いだエリザベートとルードビィッヒはどちらも、南ドイツのヴィテルスバッハ家で従妹同士です。 ハプスブルク家のお顔立ちは普通ですが、ヴィテルスバッハ家はヨーロッパでも一番と言って良いほど美男子美女が多い家系です。 エリザベートはドイツ語圏ではシーシーという愛称で呼ばれ、フランツヨーゼフ1世との結婚は、元々は、シーシーの姉とフランツヨーゼフが婚約していたのに、フランツヨーゼフが姉より先にシーシーと出会ってしまって、シーシーの方を見初めてしまったことから、シンデレラストーリーのようになってしまいました。また、ロミ・シュナイダーの演じたシーシーの映画は、ファミリー映画として、ドイツ語圏ではクリスマス前になると、毎年3夜続けて放映されます。 まだ、ドイツに日本の漫画TVが無かった頃は、ドイツじゅうの女の子達が、映画のSisiに憧れてました。 ナルシストだった彼女は、オーストリア皇帝に嫁いでしばらく経ってからは、城の中に器械体操一式をそろえ、一日の日課は美容体操と乗馬と散歩のようでした。 その当時、日本からオーストリア・ハンガリー帝国の貴族クーデンホーフ家に嫁いだ光子の、そのウエストの細さに、社交界の女性たちが驚き、羨んだそうですので、シーシーもその中の一人で、ウエストを細く保つのに一生懸命だったのでしょう。 ルードビッヒ2世の方は、こちらは、彼以前の王様で、ヨーロッパで唯一戦争をしなかった王様で、戦争に出かけなかった王子です。 それでは、何をしていたかと言うと、国民の税金をせっせと使いワーグナーに一生懸命お金を貢ぎ、特にオペラを作曲させました。 また、彼の尊敬する、ルイ14世やマリアテレージアに見習って、ベルサイユ宮殿のコピーを南ドイツのキーム湖の島の中に建て、オーストリアとの国境手前のアルプスの麓にリンダーホーフという狩も出来、庭には階段状の滝、一人でワーグナーのオペラを楽しむ人口の洞穴(池には白鳥の形をした船を浮かべ)、オリエンタル風な茶室をつくり、また、その山を一つ越えたくらいの所にTDLのシンデレラ城の手本になった、ノイシュヴァンシュタイン城を作りました。 その城の広い敷地内には、彼の実家のホーエンシュヴァンガウ城があります。 彼が少年時代を過ごした、こちら城の彼のベットルームの天井は満点の星が描かれていて、壁には、神話の絵が掛かっています。 ルードビッヒが好きなものは、オペラの題材になるような神話の世界や白鳥や孔雀など、美とかファンタジーにはとことんお金を使い、お陰で、バイエルン国の財政は「火の車」となり、国の大臣たちがルードビッヒを幽閉することにしたのですが、 間もなく、ルードビッヒは彼のお付の医師とシュテルンベルガー湖で謎の水死体で発見されます。 (森鴎外の「舞姫」の中にもその話が出てきます。) ミュンヘンの聖ミィヒャエル教会の地下には彼の棺が安置されていて、それを開ければ、彼の死因が解明されるのに、誰もそれをしようとしないのは、やはり彼がメルヒェンそのものだからだと思います。 ルードビッヒは三つも城を建てましたが、彼はほとんどその城には住むことなく逝ってしまいました。いまでは、観光地としてにぎわっていますが、その後もヴィテルスバッハ家は彼の膨大な借金をバイエルン国(今は州)に払い続け、返済が終わったのはつい最近のことのようです。 シーシーとルードビッヒは中が良かったようで、ルードビッヒが好きだった女性は彼女だけではなかったかなと、思わせるほどです。シーシーが嫁いでから、ルードビッヒが相手にするのは、ドイツ中から美男子を使者に探しださせ、写真を取らせ、その中から選ばれた美男子たちでした。 余談ですが、もし、この世に生まれ代わりと言うものがあるのなら、マイケルジャクソンはルードビッヒ2世の生まれ代わりだと思われるくらい、キャラクターも好みも似ています。 YouTubeで、 「König Ludwig II 」 「Kaiserin Elisabeth von Österreich 」 を検索すると、二人の写真が見られます。 本当に二人とも美形で、うっとりと、見てしまうのは、私だけでしょうか。 また、映画Sisiを演じたロミ・シュナイダーも本当美人だと思います。 ,,Sissi - Die Junge Kaiserin" - Der Film - Romy Schneider 1/10 こちらは、YouTubeで全部見られます。(ドイツ語) シーシーの母親を演じているのはロミ・シュナイダーの実母です。 彼女もアランドロンとの恋が実らず、息子の事故死、本人も謎の死で、悲劇の人ですね。 Christine - Romy Schneider - extrait 1 (fr) (彼女がドロンと出合った
エリザベートは美人でドラマチックなイメージだからでは? あの容貌は女性から見て素敵なんじゃないでしょうか。ファッションも。 マリー・アントワネットが気になるようなもので(タイプは違うでしょうけど) ハプスブルク家はさまざまな所に入っています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%AE%B6 スペイン・ハプスブルク家の特徴としてよく言われるのは顎が長いこと。 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8F%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%80%80%E9%A1%8E&sourceid=ie7&rls=com.microsoft:en-US&ie=utf8&oe=utf8&rlz=&redir_esc=&ei=j6HiTNfNDom6vQOO1c2vDg スペインだけじゃないのか。 とにかく、血筋がよく現れている。「ハプスブルクの下唇」と呼ばれているようです。 もし歴史的なことを知りたいなら、歴史カテゴリーもいいかもしれません。