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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:吉原のお歯黒どぶと、紺屋高雄の落ちで疑問)
吉原のお歯黒どぶと、紺屋高雄の落ちで疑問
このQ&Aのポイント
- 吉原のお歯黒どぶとは、吉原周辺にあるお歯黒の捨て場のことで、大門以外には出入り口がなく要塞のようになっています。
- 吉原では、客と女郎がかりそめの夫婦とされ、相方の変更はできません。そのため、女郎がお歯黒しているのは当然のことです。
- 紺屋高雄の落ちとは、3月15日の年期明けに太夫が紺屋に来た際に眉を落とし、丸髷にしています。女郎としてのファッション性はあるものの、お歯黒をしているのはなぜか疑問です。
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吉原の遊女は、みな歯を染めていました。 ただ、江戸でも他の遊女街の遊女たちは白歯であったことと、 当然「棲み替え」というのがあって他の街との遊女の出入りがありますので、 完全に吉原の遊女はみんな黒い歯、と決めなくてもいいのかもしれません。 京阪の遊女は、白い歯なんてお客がいないみたいで恥ずかしい、ということで全員が黒い歯だったのですが、 江戸ではそこまで徹底していなかったことは確かです。 この紺屋高尾は、「年季が明けたらお嫁に行く」と決めていますから、心は未婚、ということで白い歯だった、と考えるのもアリかなと思います。 というかですね、 今やっている落語というのは、せいぜい明治の終わり、多くは昭和前半に作られたものですので、けっこう新しいのです。 江戸風俗をそのまま写しているように思われていますが、じつは非常にいいかげんな風俗描写です。 細かい部分はほんとうにてきとうです。信じるとひどい目にあいます。 あまりマジメに受け取って、考え込まないほうがいいです。 もともと不正確なのです。 http://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/f9ce90b55b3f7fc0e6e563d25b749a73
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 そうですか、いい加減でいいのですね。 イエ、お歯黒をしてきた、覚悟の上でということが最後でインパクトがあるようにいうので、 アレ?と思ったので。 今は時代劇でもお歯黒までこだわらないから、余計に、お歯黒=既婚者って言う話の盛り上がりだとしたら、 何か変だなッテ。 歯が黒いとビジュアル的にインパクトありますから、なにやら、ソウカ!・・・の後の、アレレ? 文七元結の説明も拝見しました。 あれ、違うんですね、もとから切ておいて、それで便利・・・とかいう話。 赤坂で勘三郎さんの文七元結を見て、「アア、そういうのが文七元結なのね」と 納得して、賢くなったと思ったのに・・・データ訂正(脳内)しました。 ありがとうございました。