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水中爆破処理について

水中爆破処理について 不発弾を水中爆破処理したというニュースを見ました。 ふと思いましたが、あれって水中の生態系に影響はないんでしょうか? 水の中って音が伝わる速度が空気中より速いですよね。 石を叩いたり、爆薬を使ったりして魚をとる方法があるくらいです。 不発弾を処理できるくらいの爆発を起こしたら、水の中はとんでもないことになりませんか? その周辺の魚とかは全滅してしまうんじゃないでしょうか? そこまでの影響はない?

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  • mk57pvls
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回答No.1

こんにちは 今から15年程前の1996年に沖縄北谷町の海中で太平洋戦争中に 米軍が投下したと思われる500Kg爆弾(不発弾)が発見されて 海自(沖縄水中処分隊)の手で水中処分されたのですが・・・。 「・・・沖合300m、深度13mの海底で爆破処理を実施したところ 海岸まで大音響と地響きが伝わり、直径約80m~100m、高さ約20m ~30mの土砂を含んだ大きな水柱が上がった」 と当時の新聞記事にあるように、海中とは言え軍用爆弾のもの凄い 爆発力が伺い知れます。 当然(処分当時に)周囲にいた海中の生物は衝撃波の影響で死んだり したものも出たでしょう。 さて、不発弾は見つけ次第に有無を言わさずその場で爆破処分、と するワケでは無く、通常は信管を不活性化して安全な処分場等に運び そこでまとめて処分されるのですが、不発弾の(放置)状態が震動や 衝撃を加えると爆発の危険性があったり、回収処分が困難な場合に のみ現場(及び付近)での爆破処理となります。 水中処分の場合は、特技課程の教育を修了した専門の隊員である"水中 処分員(EOD)"がその任にあたり、その処理方法も安全・確実にかつ、 周辺に与える影響を最小限とするように処分を行うべく、かなり事細か な処分方法が規定されているであろうと思われます。 (海自の水中処分に関する通達、訓令が見あたらなかったので、参考 までに陸自の例を下記に記します) 「不発弾等の処分について(通達)/S55.12.6 陸幕武化第820号」 http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/f_fd/1980/fz19801206_00820_000.pdf

noname#250246
質問者

お礼

やっぱり周りの生物は死んじゃいますよね。 処理の方法は細かく規定されているでしょうけど、生態系まではさすがに気を遣ってないようですよね(^_^; あ、でも普段は不活性化しているわけで、たまにしか爆破処理しないのであれば、生態系が狂うほどじゃないのかもしれませんね。 ありがとうございました。