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社寺の分厚い幅広の縁側板材について。

社寺の分厚い幅広の縁側板材について。 社寺の縁側で、板の厚みが40mm程度、幅が20-30cmほどの板材を見かけます。 板の厚みがあるためか、長持ちして壊れずに経年変化しています。このような板の上で寝転がると、とても気持ちよいのです。 さて、このような濡れ縁を自宅で再現してもらうことは可能なものなのでしょうか? また板材の樹種は、杉でも厚みがあれば長持ちするのでしょうか? どなたか、社寺建築に詳しい方がおられましたら、教えていただけましたら幸いです。

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  • usokoku
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回答No.2

>という理解でいいのでしょうね....。 逆です。 近所では水にぬれて腐りやすい場所に使われる用材が、ヒノキとクリです。 ところが、地域によって、他の用材が使われていることがあります。 これは、 気候風土によって入手できる用材が限られていること、 宗教的意味合いで他の用材が使われることがあること、 があげられます。 また、開闢当初は、豪族の威厳を保つためにある程度高級材が使われている場合が多いのですが、その後の改修によって低価格な用材に変わってしまう場合があります。

natsu-papa
質問者

お礼

有難う御座います。桧は望ましいという理解をしました。 桧ならば、今はそんなに高くは無いと思いますが、幅広の用材となるとやはり高価になるかも知れません。桧の希望で、相談してみます。 近日中に相談しますので、しばらくはこの質問を締め切らずにおいておき、またご報告します。

その他の回答 (1)

  • usokoku
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回答No.1

作れないことはないですけど、かなり高額になります。 使う部分は芯の部分(色の暗いところ)だけです。周辺部は切り落とします。 切断方法ですが、のこぎりを使っていません。 なた、というか、まさかりというか、手で振り回す木の表面を削る道具で両側から削って1枚の板を作ります。 つまり、原木1本から1枚の板しか作れません。直径40-60cmの原木から30cm程度の板が1枚作られることになります。この技術を持っている大工が少ないので、作れる人は限られます。 材質で注意してください。ヒノキが使われているときがあります。 縦切のこぎりを使わないで作られた材料です。

natsu-papa
質問者

お礼

有難う御座います。大体の印象はつかめました。桧はだめということでしたら、広葉樹(欅)などを使うことがほとんどという理解でいいのでしょうね....。 杉の赤身部分だけを幅広板にしつらえてもらって、雰囲気だけを再現するような相談も念頭に、ちょっと交渉してみます。 20万くらいまでならUPしても構わないと思っていたのですが、広葉樹を使うとなると、15平米くらいの濡れ縁だと、もっとかかりそうですね。

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