• ベストアンサー

社会学部の就職先について

社会学部の就職先について 高校3年です。 前から社会学に興味があって、指定校推薦に出願したところ、選ばれることが出来ました。 志望理由書を書かなければならないのですが、先生に見せたところ、 「社会学となりたい職業がリンクしていない」 と言われました。 わたしは就職のために学部を選んだわけではないので、社会学部がどんな仕事にリンクするのか、正直よくわかりません。 社会学はどんな仕事にリンクしますか? 具体的な職種を教えていただければ光栄です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#127088
noname#127088
回答No.2

>社会学はどんな仕事にリンクしますか? 質問者さまはすでにご存じだと思いますが、社会学は私たちの住む社会の仕組みやさまざまな現象を考察し、社会を通じて人間の行動を研究する学問です。すなわち特殊な専門職以外では、ほとんどの職種で応用ができます。文化系では経済学部と並んで、オールマイティに通用する経歴と言ってもいいでしょう。 しかしこれはあくまでも「潰しが効く」という話であり、社会学を積極的に生かした職種に就くとなるとかなり分野が限られます。もっとも学問が生かされるのは社会学者でしょう。しかし社会学者の肩書きで生計を立てるのは至難の業で、実際は大学に籍を置いて活動することになります。少子化によって大学の経営はどこも苦しく、ポストに空きがないのが現実です。 民間で社会学が有効に機能するのは広告やマーケティングといった分野です。これらの業種は人間の行動と社会の情勢を読み解く能力が求められるので、社会学は基礎的な知識として必須となっています。もちろん社会学だけでなく、関連する学問を学んでおかなければなりません。 また出版やマスコミでも社会学の知識は重視されます。これらの業種は文学部が有利と思われがちですが、実際の仕事は多様な人や物を取り上げながら、変化する時代と向き合わなければなりませんから、社会学で身に付けた知識や客観的な視点はとても役に立ちます。 このように社会学がリンクする業種は、社会の動静を見極めなければならない点で共通しています。この観点に立てばネット関連の仕事も含まれるでしょう。業種そのものは社会学と関わりが薄くても、その業種の中のある分野は社会学を必要としている場合もありますから、あらゆる業種を注意深く観察することが必要です。 ちなみに学校の先生は職業とのリンクを問題にしているようですが、学問の専門性がそのまま職業として成立しにくい社会学において、どのような職業を目指すかはあまり重要ではありません。社会学は社会と人を考える学問です。そして質問者さま自身もまた、この社会で生きる一人です。ならば自分が学ぶ社会学を人生にどうやって生かすかを考え、それを大学生活の課題にして社会学を学べば、おのずと進むべき道を見定めることになると思います。社会から目を背けて学問に溺れ、安易な空理空論に走るのではない、地に足の着いた社会学を学んでください。

Lemomade
質問者

お礼

詳しくわかりやすい回答ありがとうございます。 志望理由書を書くのに困っていたので、とても助かりました。 より社会学のことを知れて、勉強することが楽しみになってきました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

回答No.1

大学は高等教育機関です。高等教育機関は、知識を積み上げるか、社会に還元する人を育てることを目的としています。 社会に出ることを考えずに、学者になるというのも、大学が歓迎する選択肢ですよ。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A