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近々、亡くなった父の初盆を迎えます。浄土真宗西本願寺派なのですが、塔婆は必要ないのでしょうか?教えて下さい。

先日、某日用品量販店の店頭にて「塔婆」の存在を知りました。 初盆を迎えるということと法事に参列した経験が少ないということと母から冠婚葬祭について何も教わっていないため、知らないことばかりで不安で仕方がありません。 安芸門徒で初盆を迎えるため、「塔婆(初盆)」とポップに書かれ、表面に「南無阿弥陀仏 月 日 施主」と銀色で書かれたものを独自の判断で購入したのですが、、どこでどのように使用すべきものなのか分かりません。 母に訊いても知らないようで、逆に「訳の分からんものを買ってきて、罰が当たる。」と怒られてしまいました。 罰が当たるかどうかはさておき、どこでどのように使用するものなのかを専門家の方やその道に詳しい方がいらっしゃれば是非お教え願いますでしょうか。 何卒宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • mak0chan
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回答No.6

> あちらこちらで売られている上にあちらこちらの墓地で… > 県全体で間違っている… #2です。お礼欄について。 『うちのお寺は浄土真宗』(藤井正雄双葉社)によりますと、浄土真宗が他の宗派と異なると特徴として、次のようなことがあげられています。 (1) 自力の念仏と他力の念仏を区別 (2) 在家仏教を貫く (3) 迷信を排除し、占いや祟りを否定 (4) 戒名ではなく法名といい、位牌を用いない (5) 焼香の作法 (6) 数珠は礼拝の法具 (7) 施餓鬼を行わない (8) 板塔婆供養を行わない (9) お盆のときに精霊棚を安置する習慣がない (10) 堂舎の特徴として内陣より外陣が広い 真宗には本願寺派(西)、大谷派(東)をはじめ、高田派とか三門徒派などの十派が真宗教団連合を構成しています。教団連合のほかにも、東本願寺派(東京浅草)など、いくつもの派があります。 先に引用した10項目は、あくまでも浄土真宗全般の一般的な習慣を指したものと思われます。分派がたくさんあれば、中には少々違った考えを持つものが現れるのも自然のことと思います。 実は私は、戦国時代以降、真宗王国といわれる北陸地方で、本願寺派なのですが、(4)に反し、位牌はどこの家でも大事にお祀りしています。crazykingさんの地方でも卒塔婆や精霊棚を飾る習慣があるなら、それはそれでよいのではないでしょうか。ただ、お母様がご存じない様子でしたので、先のような回答をさせていただきました。#3,5さんのご意見やお礼欄を拝見して、それぞれの宗派や地域の習慣に従ってくださいと、訂正させていただきます。 8月15日もそろそろお昼ですね。私たちの地方では、お盆のお参りは7月で、しかも(9)のとおり簡素なものでした。この休みはお盆休みというより、終戦記念日の休日のような気がします。

その他の回答 (6)

  • kuma-o
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回答No.7

No.3、No.5で回答をした者です。「お礼」を拝見しました。 No.3で回答しましたように、 塔婆は盆灯ろうの代わりに立てておくものですから、 質問者様が既に盆灯ろうをお墓に立てていらっしゃるのでしたら あらためて塔婆を立てる必要はないと思います。 「南無阿弥陀仏」と書いてある塔婆は、 お墓の正面、墓石に立てかけるようにして、立てます。 お盆が終わったら、盆灯ろうや塔婆は お寺や墓地で焼却してもらえないのであれば 自宅に持って帰って、燃えるゴミの日に出してください。

  • kuma-o
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回答No.5

No.3で回答をした者です。 No.4さんの投稿を拝見して気になったので、再度書込みをします。 No.4さんの回答に > お盆独特の飾り方があるのではないかと > 思われている方がいらっしゃいますが、 というのは、私の回答をさしていらっしゃるのでしょうか。 No.3で回答しましたように、安芸門徒には盆灯ろうを立てる風習があり、 実際に今でも行われております。 その盆灯ろうの代わりに、塔婆(といっても真言宗のような 背の高いものではなくて、小さなものですが)に 自分の名前を書いてお墓に立てることも この時期墓地に行けば目にします。 No.3の参考URLにもあるように、浄土真宗の教えとは関係がない、 安芸門徒の間にある独特の風習だと思いますので、 そこのところをご理解頂きたいと思います。 またそのような盆灯ろうを立てることについて 「浄土真宗の教えに反するから止めろ」と 檀家になっているお寺のお坊さんに言われたこともありません。 (「ゴミになるので、盆灯ろうを立てることを ご遠慮願います」とおっしゃるお寺もありますけど) 墓地ではそのように、派手な盆灯ろうを立てますが、 我が家では灯ろう、提灯などの特別な飾り付けはしておりません。

  • amida3
  • ベストアンサー率58% (448/771)
回答No.4

amida@西本願寺の坊さんです。 まず、「浄土真宗西本願寺派」とお書きですが、間違いです。揚げ足取りのようで申し訳ありませんが、自分の教団の名称ですので・・・・ 教団の名称としては、「浄土真宗本願寺派」(本山:通称・西本願寺)=略して「お西」ともといいます。 「本願寺派」といい「西本願寺派」とはいいません。念のため。 さて、塔婆ですが、浄土真宗では塔婆は用いません。 お盆独特の飾り方があるのではないかと思われている方がいらっしゃいますが、浄土真宗では「お盆」だからといって特別なお飾りはいたしません。これは「新盆」の場合も同様です。 確かに一部の風習(他の宗派など)では、特別なことをしますが、浄土真宗では一切行いません。 <ポイント> 仏壇の飾りつけは、日常と同じが原則。(丁寧に行うなら、年回法要と同様程度に) 新盆だからといって灯篭・提灯など他宗で用いる飾り付けはしない。 迎え火、送り火はしない 精霊棚は設けない。 先祖の“霊”に供物をささげるのではなく、如来さまに供える。 棚経という言い方もしない。 以上です。 No.1 回答者:nightowl さまへ 真宗大谷派(本山・京都の真宗本廟=旧東本願寺)と 東本願寺派(本山は東京浅草の東本願寺)は 別の教団です。

crazyking
質問者

お礼

これは大変失礼なことを致しました。 「浄土真宗本願寺派」が正しいのですね。 申し訳ありません。 門徒を語るには恥ずかしい発言をしてしまいました。 今後、このような情けない失敗の無い様、きちんと記憶に留めておきたいと思います。 ところで、<ポイント>において 「新盆だからといって灯篭・提灯など他宗で用いる飾り付けはしない。」「先祖の“霊”に供物をささげるのではなく、如来さまに供える。」とあるのですが、私の家ではこの盆に思いっきり灯篭も提灯も飾っておりますし(しかもかなりご近所の皆さんは自信を持って勧められたのですが)、母や親戚、ご近所に住む年配の方までもが亡くなった父のために供物を捧げています。 一体どちらを信用したら宜しいのでしょうか。 私としてはやはり、専門家の方のご意見を優先して信用すべきであると考えております。

  • kuma-o
  • ベストアンサー率64% (819/1271)
回答No.3

「安芸門徒」ということは広島に住んでいらっしゃる方でしょうか。 私は、質問者さんと同じく「安芸門徒」の者です。 量販店で購入された「塔婆」の使用方法についてですが、 これはお盆にお墓にお参りした時に、塔婆に 「南無阿弥陀仏 8月11日(お墓にお参りした日) 施主 ○○(自分の名前)」 と書いてお墓に置いておくものです。 どうして「塔婆」を立てておくのかというと、安芸門徒には お盆になると、派手な「盆灯ろう」をお墓の周りに立てる 独特の風習があるのですが(参考URLをご覧ください) 近年、この「盆灯ろう」がゴミになってしまうと問題になり そこであまりかさ張らなくて、ゴミの量も少なくなる 「塔婆」を「盆灯ろう」の代わりに立てていくようになりました。 我が家でも最近は、親戚の家のお墓参りをする時に この「塔婆」を使うことはありますよ。 塔婆に魂を入れたりはしませんので、 持っていても罰が当たるとは思いませんし、 お墓にお参りする時に使っても構わないと思います。

参考URL:
http://www.home-tv.co.jp/entame/gimon/00825/index1.htm
crazyking
質問者

お礼

>近年、この「盆灯ろう」がゴミになってしまうと問題になり そこであまりかさ張らなくて、ゴミの量も少なくなる 「塔婆」を「盆灯ろう」の代わりに立てていくようになりました。 質問なのですが、塔婆と盆灯ろうの両方を墓地に置いてもよろしいのでしょうか? 実は、既に盆灯篭はそこに置いてあるので。 それと、もし塔婆を盆灯ろうと一緒に置いていいのであれば一体墓地のどの辺に置けばよろしいのでしょうか。 具体的な場所を教えて戴けると幸いです。

  • mak0chan
  • ベストアンサー率40% (1109/2754)
回答No.2

卒塔婆の「塔」とは、仏陀(釈迦)の骨や髪など聖遺物を祀るため、土石を腕型に積み上げたり、煉瓦を積んだ建造物のことです。わが国では、木造の三重塔、五重塔や、石造りの五輪塔や宝きょう印塔に発達しました。 卒塔婆は、庶民のために塔を簡略化したもので、柱状と板状とがあります。先端のほうにギザギザが入っているのは、仏教の宇宙観を表す五大要素、空・風・火・水・地をシンボル化した宝珠・半円・三角・円・方を現しています。表面に南無阿弥陀仏などの名号と戒名(真宗では法名という)、裏面に命日と施主名などを記し、お墓の後ろに建てます。 浄土真宗は、その成立の過程で民衆に指示を求めたことなどもあって、残念ながら卒塔婆は建てません。レシートを持って返品してきてください。のこぎりで小さく切り刻んで、可燃ゴミに出しても、入魂前ですので罰が当たることはないと思います。

crazyking
質問者

お礼

浄土真宗が卒塔婆を使うのは誤りだったのですね。 大変勉強になりました。 しかし、気になることが一つあります。 私が居住する地域では、「南無阿弥陀仏」と書かれた卒塔婆がこの時期あちらこちらで売られている上にあちらこちらの墓地で見られます。 ということは、県全体で間違っているということなのでしょうか?

  • nightowl
  • ベストアンサー率44% (490/1101)
回答No.1

おはようございます。「塔婆」は「卒塔婆(そとうば、そとば)」の略です。 もとはサンスクリット語の「ストゥーパ=塔」という意味です。 結論を言えば、浄土真宗では卒塔婆は使用しません。 私はお東(真宗大谷派、東本願寺派)なのですが、お西でも同じだと思います。 ちなみに「位牌」も浄土真宗の習慣ではありません。

参考URL:
http://www.jodo.ne.jp/jodoh/h2000/h200011/h0011p46.html
crazyking
質問者

お礼

>結論を言えば、浄土真宗では卒塔婆は使用しません。 そうなんですか? 勉強になりました。 「塔婆」の正式名称と由来まで教えていただき、有難う御座いました。

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