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医療・がん保険の診断および終身保険について
- 医療・がん保険の診断およびプラスαの終身保険について相談し、いくつかのプランを検討しています。
- 住友生命の生命保険を止めて、医療保険とがん保険に加入する予定です。
- 終身保険については、個人年金に入るか、勧められたアリコのつづけトク終身を検討しています。
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「60日以上の入院は全体的に見て少ない」 というのは、一見すると、合理的な理由に見えます。 保険とは何でしょうか? 保険とは、「何かが起きたとき、金銭的に困らないようにする保障」です。 例えば、30歳の男性が死亡する確率は、 1000人に1人ぐらいです。 それでも、家族持ちの男性なら何千万円という死亡保険に契約します。 なぜなら、万一があったとき、遺族が生活できるようにするためです。 つまり、確率ではなく、その事が起きたとき、 困るか、困らないか、ということが重要な基準になります。 医療保険も同じです。 10万円の医療費の為に医療保険に契約するなら、貯蓄した方がマシです。 医療保険でいる万一とは、短期入院をすることではなく、 長期入院を繰り返すことが万一なのです。 さらに…… 統計上は、一人が30日の入院をして、転院して30日入院すると、 30日の入院を2回したことになります。 でも、本人にとっては、60日の入院でしょう。 実際、統計上の5%は、退院ではなく、転院です。 (厚生労働省 患者調査) http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/08/dl/04.pdf つまり、60日型というのは…… たいていはこれで大丈夫、 でも、万一の時には役に立たない保険 なのです。 先進医療で、最も高額の重粒子線・陽子線の治療実績は、平成21年で、 1600人です。一方、がん患者は150万人以上と言われています。 つまり、がん患者の100人にひとりです。 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0120-2d.pdf それでも、多くの人が先進医療の保障が欲しいと言います。 確率は低くても、もしも、がんになって、先進医療を受けられることに なったとき、「お金がない」ということを避けるためです。 (中にはお金さえ出せば受けられると誤解している人がいるようですが、 重粒子線クラスの治療になると、施設が少ないので運が良くないと 受けられません) このように保険の基本は、万一に備えることなのです。 前回、保険を選ぶときは、基準が重要だと申し上げました。 その基準を選んだ理由が重要だと申し上げました。 質問者様は、医療保険で日額7千円に設定されていますが、 日額5千円にして、120日型にしたら保険料はいくらになるでしょう。 日額7千円、60日型は、入院給付金で最高42万円の保障です。 日額5千円、120日型は、 60日経過時点で、30万円なのですが、最高60万円の保障です。 日額7千円の方は60日経過時点で42万円となるので、 こちらの方がもらえる確率(期待値)は高くなります。 がん治療支援保険の「抗がん剤治療特約」は、 保障内容そのものは高く評価して良いと思いますが、 問題はこの特約が10年更新型で、高齢になると保険料が 上がるという点です。 月額10万円の保障の場合、 70歳を超えるとこの特約の保険料だけで1万円を超えます。 ご参考になれば、幸いです。
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- mkcjn1789
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こんにちは、早速ですがお答え致します。 保険を見直す及び新規加入する際の必要な考え方を事前に御理解下さい。 1.医療保険を加入する際の日額入院費に付いて説明致します。 御質問者様が、何らかの病気により入院する事になりました。医療費は100万円掛り、更に仕事が 一時的に出来ない状況になったと想定してください。 <収入の減少> 月給45万円の方が病気で入院して就労不能の場合には健康保険から傷病手当が給付されます。 これまでの月給のおおよそ2/3が申請により給付を受ける事が出来ます。 45万円×66%≒30万円 30万円が最大で180カ月分給付されます。しかし給付されますが、 45万円-30万円=15万円 1カ月当たり15万円の収入減少が発生します。 15万円÷30日=5000円/日となります。この収入減少分の5000円を保険で補填する必要があります。 <支出の増加> 100万円の医療費が発生したら健康保険で30%の30万円が自己負担となります。 ただ医療費の限度が高額療養費制度によって設けられております。 80,100円+(医療費-267,000円)×1%=医療費の自己負担限度額です。 80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円・・・約9万円:(1) 30万円-(高額療養費制度による自己負担限度額)=請求による還付金 300,000円-87,430円=212,570円が戻ります。 健康保険適用外の項目について 差額ベッド代≒2万円:(2) 食事代260円×3食×30日≒23,400円(約25,000円):(3) 家族のお見舞い交通費、身支度備品、雑誌書籍代1万、その他雑費(約2万円) (1)+(2)+(3)+(4)=入院による支出増加金額≒9万円+2万円+2.5万円+2万円=1,500,000円 1か月15万円が入院によって収入の減少が発生致します。 150,000÷30日≒5000円 1日当り50000円を保険で収入保障となります。 つまり収入減少分と支出増加分が必要であると考えます。 収入減少分15万円+支出増加分15万円のお昼の合計は、30万円です。 30万円÷30日=1日当たり医療費≒1万円でお願い致します。 故に御質問者様の場合は現在の月給を当てはめてみて下さい。1万円の入院費が必要となります。 2.終身保険に付いて (1)、一生涯の保険料が変わらない。 (2)一生涯の保障が得られる。 (3)払い込み満了迄支払いえば、その後の保険料支払いが無くなる。 (4)払い込み満了以後なら解約返戻金はそれ以後徐々に増加していく。 (5)資産形成が役立ちます。 終身保険で老後の資産形成は正解と考えます。 つづけトク終身保険は、払い込み期間まで保険料を払い込み、払い込み前で解約しますと解約返戻金が少ないのでそのうまみが少なくなります。 老後の資産形成としてどれくらいの金額が必要か考えてみましょう。 私なら葬式代として300万円を円建て・・・終身保険にします。つづけトク終身に1500~2000万円の資産形成を目的に加入します。 以上御参考になれば幸いです。
- rokutaro36
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医療保険は百種類以上あるといわれています。 オプション(特約)などを加えればもっと多くなるでしょう。 となれば、その中から、一つを選ぶには、判断基準が必要です。 その判断基準は何ですか? その判断基準にした理由は何ですか? この2つが保険選びで最も重要です。 がん保険でも同じです。 損保ジャパンひまわりの「健康のお守り」が良くないと言っているのでは ありません。 どうして、この保険になったのか? ということが最も重要なのです。 その理由によって、この選択がベストなのか、 それもと、間違っているのか、はっきりするのです。 例えば…… なぜ、60日型なのでしょうか。 どんな重病でも、61日目になったら、退院するのですか? この保険には、120日型があることをご存知ですか? 七大疾病で7000円プラスにした理由は何ですか? 癌なら14000円必要だけど、肺炎なら7000円で十分なのですか? 健康保険には、高額療養費制度があり、ある月の医療費の自己負担の 上限が決まっていることをご存知ですか? http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm さて、質問者様は、「必要最低限の保障が欲しい」とおっしゃっています。 では、必要最低限とは何か、ということを決めなければなりません。 例えば、1回の入院限度日数。 61日以上入院する人は、全体の9%ほどです。 「9%に入らない」だろうから60日で良いとお考えになるなら、 それはそれで良いでしょう。 万一のときの為に、貯蓄を増やすなど方法はあります。 でも、9%に入らないならば、なぜ、七大疾病では給付金アップの特約を 付加しているのですか? 脳卒中の平均入院日数は100日を超えています。 このように、一回の入院限度日数でも、必要なのは、 60日なのか、120日なのか、それ以上なのか、決めなければなりません。 手術給付金の支払対象は? 入院給付金は、入院したら支払われるので、各社とも同じと考えて良いです。 しかし、手術給付金の支払対象、金額は、各保険でバラバラです。 同じ手術で、ある保険では、支払対象、ある保険では対象外、 ということがあります。 支払対象になっても、保険によって金額が違うのです。 では、手術給付金の最低保障とは何か? このように一つ一つ考えることで、判断基準が決まります。 判断基準が決まれば、それで医療保険を選べば良いのです。 基準にあった保険が、質問者様にとって、ベストの保険です。 保険担当者とは、そもそも、この基準を相談して、アドバイスするのが 仕事なのです。 そうすれば、お客様の基準に合う保険は、これです。 という適格な提案ができ、お客様も納得するのです。 がん保険も決め方は同じです。 老後のための費用とのことですが、 老後の前にお金が必要になる事はありませんか? 例えば、結婚、住居などなど、色々とあるのではありませんか? ご両親の介護問題もあるかもしれません。 となれば、できるだけリスクの低いものを一つ、持っておくと良いでしょう。 個人年金はその一つです。 利率は良いとは言えません。貯蓄としてなら、他にも良いものがあります。 でも、個人年金には、適格年金にすれば、所得税の控除があります。 この控除を利息と考えることもできます。 なので、控除の限度額、年額保険料10万円の個人年金に契約しておくのは、 一つの方法です。 ドル建ては、為替リスクがありますから、為替の知識がないのなら、 手を出さない方が良いでしょう。 ご参考になれば、幸いです。
補足
ご回答と詳しい解説、ありがとうございます。 医療保険は、日帰り入院から保障があって、先進医療保障も厚く、 現時点での自分に対しての保障はカバーできるかなと判断ました。 120日型があることも説明してもらいました。 単純に保険料が安いのと、おっしゃっているように60日以上の入院は全体的に見て 少ないという現状などから選んだのですが、それならなぜ七大疾病のオプションを付けたのか というのは確かにそうですね。。 ただ、1入院120日限度とあったので付けたのですが。 がん保険の方は、通院治療が主となっているということから、短期入院後の通院にも対応でき、 再発などにも対応が利くなどの面で選びました。 アドバンスパックで、先進医療と抗がん剤特約を付けた方がいいのでしょうか。 医療保険で先進医療が付いているので、どうしたらいいのかなと。 個人年金は適格年金でないのと、おっしゃるとおりその前にお金が必要になる場面が あるかと思うので、とりあえずは見直し、適格年金にするかなど検討したいと思います。 その前に基本的な貯蓄をきちんとしていきたいです。 お手数ですが、引き続きお願いいたします。
補足
ご回答ありがとうございます。 必要費用の算出方法、参考になります。 自分の場合どれだけ必要か知ることは保険を決めるうえで重要ですね。 一度やってみます。 あと、下の補足に対しての補足なのですが、医療保険にオプションとして 三大疾病特約があり、付けていないのですが、付けた方がいいのでしょうか。