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構造の簡単な固体燃料ロケットを束ねて有人宇宙飛行はできないのでしょうか
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固形燃料は点火後いきなりフルスロットルになります 従って有人の場合は いきなり6G以上の重力が乗員に掛る事になり 生命の危険さえあります その様な危険なものに人間は乗せられません 先の方が言われている様に 燃焼制御が大変難しい(不可能に近い)ので 貴方の言われる様な事が出来るのなら すでにロケット先進国でやっていると思います。
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- DESTROY11
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固体燃料ロケットは出力調整ができないという弱点があります。 また、再点火もできません。 ですので、デカいロケットでなく、細かいものを大量に束ねて必要に応じて点火したり切り離したりして出力制御をするしかないですね。 が、この方法だと点火や切り離しに失敗したり、燃焼不良があったりすると推力方向が変わるので、瞬発力があって精密な方向制御用のロケットモータがいるでしょう。 これは何度も使うので液体燃料でなければなりません。 結局、制御は難しいわ、コストはかかるわでかえって不利ですね。 日本が有人ロケットを作らないのは、生命維持システムや大気圏再突入のノウハウがないからです。 そもそも有人飛行にそれほど乗り気ではないですしね。 ちなみに「はやぶさ」は最後に大気圏突入時のデータを収集するという目的もあります。
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回答ありがとうございます、確かに、日本の宇宙飛行士はアメリカで訓練を受けてきます、中国の宇宙飛行士もロシアで訓練を受けてきたということです、日本には大気圏再突入できる有人宇宙船を作る技術がないということですか、核弾頭の再突入の技術が、有人宇宙船カプセルの再突入技術と同じならば、核ミサイル技術の転用ですね
- mtaka2
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固体燃料ロケットは構造が簡単だからといってコストが安いわけではありません。 固体ロケットは運転中の推力調整ができませんので、打ち上げ毎に、その打ち上げにあった特性になるような燃料の詰め方をした「カスタム品」を作ることになります。そのためもあって、質量あたりのコストではH-IIAの方が安いです。 http://goo.gl/ouMx H-IIAの増強型であるH-IIBでは、国際宇宙ステーションに物資を送る補給機「HTV」を打ち上げたという実績があります。 有人宇宙飛行についても、最低限の打ち上げ能力だけならH-IIAでも十分なぐらいなわけで わざわざM-Vをベースに有人用のロケットを新たに作るメリットは無いでしょう。 http://goo.gl/bosS
お礼
回答ありがとうございます、ペンシルロケットから培った固体燃料ミューロケットが、廃止され、H-2Aロケットは、打ち上げが延期になるたびに、最も高価な推進薬で、蒸発して保存ができない液体水素を、ロケットのタンクから抜き取り、大気中に捨てていると、いう記事を読んで、それなら、固体燃料方式ならタンクへ推進剤への注入作業がいらないので、推進剤を無駄に捨てる必要がないのでコスト削減になるのではないかと思いました
- szsc5m
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国産ロケットの開発初期は固形燃料でした、 今はミューですが2世代前のカッパは固形燃料で それ以前はペンシルロケットと呼ばれていました。 固形燃料だと姿勢制御が出来ない事と まさに一発芸に近く、一か八かになってしまいます。 ラムダあたりから液体燃料に変わったと思いますが、 ハヤブサの活躍を見れば答えは出ています。
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回答ありがとうございます、東京大学の糸川英夫教授のペンシルロケットからミユーロケットまですべて固体燃料ロケットで、培ったこの国産技術を生かして、有人宇宙飛行に結びつけなかったのか、NASDA(宇宙開発事業団)と宇宙科学研究所が合併して、JAXAになったのですから十分に生かせないのが残念です
- kuma56
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コストを無視すれば、"打ち上げ"は可能でしょうね。 ただし有人飛行となれば、無事帰還することが前提となるでしょうねぇ。 日本の打ち上げた宇宙機器で、大気圏に再突入して地上に戻ってきた物って、ハヤブサのカプセル以外にあるんでしょうかね? 有人カプセルの完成が前提になるだろうから、それがなければ無理でしょうね。 現在では、ただ単に宇宙に行きたい!っと言うだけでは国税を投入するわけにはいかないから、それなりの成果も達せなければならず、そうなると小型のカプセル程度ではダメでしょうね。 少なくとも、国際ステーションへの往復に使えるソユーズクラスの物になるだろうから、そのようなカプセルの開発は当分先になるのでは??
お礼
回答ありがとうございます、先代のH-2ロケット1号機で打ち上げて回収されたOREXという大気圏再突入実験体があるそうです、ミニシャトルといわれるHOPE、宇宙往還機のセラミック耐熱素材の研究、開発実験で行われましたが、HOPEは、オーストラリアのウーメラ実験場に滑空実験、着陸して開発中止となったそうです、新聞では、三菱重工独自の4人乗りの有人宇宙船カプセル開発構想が紹介されており、後は開発資金が誰が出すのかということですね
- kusirosi
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有人ロケットは必ず先端に非常脱出用固体ロケットタワーが付いており、ロケットが不具合があったときは、固体ロケットタワーに点火して、有人宇宙船だけ切り離して安全な高度まで上昇させ、パラシュートで帰還させます。ソユーズ、アポロ、マーキュリーなど、ですからロケット先端の細長い針のようなものがそうです。有人ロケットは必ずメインエンジンはバルブの開閉で加速度を調整できる液体燃料ロケットエンジンにします、コレは搭乗する飛行士が絶えられる3Gから5G加速度に抑えるために必要です、シャトルの両脇の固体ロケットブースターはメインエンジンで不足する推力を補うもので、固体燃料ですから火がついたら、加速度は制御できません、3基のSSMEのエンジンにはスロットルバルブがついておりコレで加速度を制御しています。ですから10Gを越える強烈な加速度を発生する固体燃料ロケットエンジンだけでは宇宙飛行士が失神してしまうので、加速度が制御できる液体燃料ロケットがないと宇宙へ行けません ※まー超人的体力の宇宙飛行士いれば 可能だが、カミカゼだわな(@^^)/~~~
お礼
回答ありがとうございます。確かに、核弾頭の代わりに、核ミサイルの先端の乗った宇宙飛行士はすべて、勇敢な軍人パイロットでした、強烈なロケットの加速度に耐える訓練をしていた映像フィルムを見ました、シャトルは一般民間人が乗れるほど、快適なロケット飛行機なんですね、ましてや、高価な運賃を払って乗るお客様ですから、トイレつき、広い座席空間、滑走路へ着陸できるほど贅沢な乗り物ですね
- ohinasama144
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出来ないのかと言われれば、出来ると思います。 湯水のようにお金があれば。 いくらでも束ねることができれば、出力は無限大に上がりますが、 出力のコントロールの難しさもありますし、故障や爆発の危険性も高まります。 そして、「有人」ということに、問題があります。 どの程度リスクを背負えるか、ということですね。 健康問題とかもありますし。 旅行時間が短時間で、帰還率が10%でもOKなら、すぐにでも可能なんじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます、宇宙へいきなり人間が行かず、ソ連では犬、アメリカではチンパンジー、が行きました、犬は、地上へ帰還する方法がなくそのまま、宇宙の星となったそうです、チンパンジーは、与圧室で電気ショックを何回受け、回収員に噛み付いたそうです、やはり100%の安全性が確率しなければ宇宙へは飛べないのでしょう
お礼
回答ありがとうございます、ロシアでも米国でも、非常時の脱出方法が、有人宇宙船カプセルの先端に付いた固体燃料ロケットを噴射して、切り離した有人宇宙船カプセルだけを安全な場所まで飛行してパラシュートで帰還するので、固体燃料ロケットでも束ねれば可能かと思いました、燃焼が制御できない固体燃料ロケットの強烈な加速度に乗員が耐え切れないということで理解しました