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嫌気槽とは?

嫌気槽とは? こんにちは。 ビーシュリンプを飼っているのですが、雑誌に「水槽をセットする時に嫌気槽を意識して作ると良い」って書いてありました。 「嫌気槽」とは何のことなのでしょうか? 硝酸塩が溜まった時などに有効だそうですが、具体的にはどんなことをすれば良いのでしょうか? 詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてくださ~い!

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  • x530
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回答No.3

No.2です。 > 具体的にはどのような事をすればよいのでしょうか? ・90×45×45cm水槽ならば、嫌気濾過は十分に安定機能する大きさがあります。 ・嫌気性菌を繁殖定着させる箱「濾過槽」に、餌となる「デニボール」などを詰めて、水槽水を回すだけ。 http://www.natyu.ne.jp/supplySpec.html?id=1168&categoryId=317 条件は、嫌気濾過槽内の溶存酸素量は、最大でも1mg/L以下に保つこと。 余談ながら、好気性濾過バクテリアに必要な溶存酸素量は2mg/L以上。 魚やエビに必要な溶存酸素量は5mg/L以上です。 具体的には、テトラAX-30や45などの安価な外部濾過器の濾過槽を、嫌気槽に利活用するのが自作よりも信頼性が高く、漏水などの危険性が少ないのでオススメです。 http://www.rva.jp/shop/tetra/61.htm 1・現在の外部濾過器の吐き出し側ホースの途中に「T字」分岐を取り付け、ホースを分岐させます。 2・分岐させたホースの一方を嫌気槽に接続。 3・嫌気槽の吐き出しホースを本水槽へ戻す。 4・「T字」で分岐させた嫌気槽へ接続するホースの途中にバルブを取り付けて、流量を目一杯絞ります。 ・嫌気槽への流量は一時間で1L~2L程度。 嫌気槽を設置後、4週間ほどで「卵の腐ったような」強烈な硫黄臭がすれば、順調です。 Tジョイントやボールバルブなど。 http://www.eheim.jp/absorb_drain.html http://www.ihara-sc.co.jp/valve/ball.html ボールバルブについては、水道屋さんに聞けば、一発で解決。 その他 =必要な物= ・硝酸塩測定検査薬。 嫌気濾過は機能するまでに数ヶ月かかります。 本水槽の硝酸塩の濃度を測定することにより、ある程度、嫌気濾過の様子が窺い知ることが出来ます。 ・微量元素。 換水頻度を減らすと、水槽内の金属などの微量元素が不足します。 微量元素は定期的に補う必要があります。 http://www.shopping-charm.jp/(S(c1rr5lndmgw3qm55vh41uu55))/ItemDetail.aspx?tid=14&catId=1114229800&itemId=18063 =あった方が良い物= ・UV殺菌灯。 換水頻度を減らすと、水槽内は細菌類が大繁殖する危険性があります。 UV殺菌灯を使用すると、水槽内は細菌類の大繁殖を抑制することが出来ます。 90cm淡水水槽ならば、13W程度で良いでしょう。 http://www.rva.jp/shop/11.htm

hitujiinu
質問者

お礼

わかりやすく丁寧な回答ありがとうございます! でもなかなか大変なんですね。^^; リビングに水槽が置いてあるのですが、この方法で設置した場合に濾過槽から発生する硫化水素を吸って中毒になるような事はないのでしょうか? 家にエーハイムの2211のサブフィルターがあまっているのですが、テトラAX-30ではなくてそれを使用しても問題ありませんか? ろ材の容量は90水槽だとどのくらいが妥当なのでしょうか? それと、硝酸塩除去 還元BOXと言うのは水槽に入れるだけで良いのでしょうか? だとするとそちらの方が簡単ですよね? 質問ばかりですみません。^^;

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  • zxc55
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回答No.7

#1です。 >栄養系のソイルで底面を使うと、崩壊するのが早いと聞いたことがあるのですが、どうなのでしょうか? 崩壊する原因は好気ろ過の機能低下だと思います。アクアソイルアマゾニア(粒の大きい方)で底面ろ過連結パワーフィルターにしてますが、2年は維持できますよ。うちのはリセットがめんどくさくて、メインは既に8年経過してしまいました(そろそろ限界かも)。水換えは今でも4カ月に1回やって、あとは足し水です。水の流れがあって、エアレーションをして、適度に水草の根っこが底床にはられれば、栄養系でも1年や2年で崩壊なんてことは起きないですよ。ただ、私はアマゾニアしか使ったことがないので、他のものだったら、分からないです。粒が潰れやすいソイルも話に聞くので。 >嫌気ろ過の事故と言うのは、やはり硫化水素を吸い込んでの事故なのでしょうか? 嫌気ろ過は、硝化の還元ですから、硝酸→亜硝酸→窒素とか、硝酸→亜硝酸→アンモニアといった還元が行われます。好気ろ過の機能が低下すると、嫌気が活発化して、亜硝酸濃度が上がることがあり、その時は生体が★になる事故を多く聞きます。硫化水素の事故は、マンホールとか、塩素系洗剤とかで死亡事故は聞いたことがありますが、アクアリュウムで硫化水素事故というのは聞いたことはありません。しかし、悪臭がしたら、換気はした方がいいと思います。見えないですから(笑)。

hitujiinu
質問者

お礼

気が付かなくてお礼が遅くなってしまいました。^^; 8年も経過してるってのは凄いですね。 よほど条件が良かったんでしょうね。 事故はそれほど心配しなくても良いようですね。 安心しました。 色々試しながらやってみようと思います。 ありがとうございました!

  • x530
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回答No.6

> フィルターですが、銀紙を巻いた方が良いと言うことですが、光が入ると何か問題があるのでしょうか? ・嫌気濾過槽は暗所が良いとドイツのアクアリストにおしえて貰いました。 私自身も、今まで嫌気濾過槽は水槽台の中などの暗所でしか使ったことが無いので、どの波長の光に関係するのか、詳しく調べたことはありません。 ハッキリしていることは、嫌気濾過は「暗所では機能する」事実だけです。 > デニボール24個と言うのは、2211のように1リットル程度の濾過槽でも入れることは可能ですか? ・もちろん、余裕で入ります。 大切なことは、嫌気濾過槽への水流は、極弱い水流であることです。 台所の蛇口から、水がポタポタ落ちるくらいの水流を保つことが重要です。 90cm(164L)の水が、嫌気濾過槽を48時間程度掛けて一回りする程度の流量から始めるのが良いと思います。 上手に嫌気濾過が機能すれば、硝酸塩は低濃度で安定し、水替え不要の水槽が実現します。

hitujiinu
質問者

お礼

本当に丁寧に教えていただいて助かりました。 来週立ち上げの予定ですので、その時一緒に嫌気フィルターも着けることにします。 上手くいくのか不安もありますが、様子を見ながら気長にたちあげようと思います。 途中で問題が起きたら、また教えてくださいね。^^ ありがとうございました。

  • x530
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回答No.5

No.2です。 > リビングに水槽が置いてあるのですが、この方法で設置した場合に濾過槽から発生する硫化水素を吸って中毒になるような事はないのでしょうか? ・硫化水素は、還元の過程で発生するだけで、本水槽へ流入するわけではありません。 仮に、本水槽へ流入したとしても、流水量が大変緩やかなので極々少量につき、心配はいりません。 「卵の腐った臭い」は、点検などで嫌気濾過槽を開けたときの臭気です。 ・嫌気濾過槽から、本水槽へ戻す水には酸素は殆ど含まれていません。 ですが、一時間に1L~2L程度(点滴で毎分17滴~34滴)と90cm(164L)水槽に対して微量につき、酸素供給設備は必要ありません。 > 家にエーハイムの2211のサブフィルターがあまっているのですが、テトラAX-30ではなくてそれを使用しても問題ありませんか? ・もちろん、問題ありません。 エーハイム2211は緑色の光が通るプラスチック製です。 周りを銀紙などで遮光すれば使えます。 > ろ材の容量は90水槽だとどのくらいが妥当なのでしょうか? ・デニボールは90cm水槽の場合24個程です。(思いの外、少ない量) > 硝酸塩除去 還元BOXと言うのは水槽に入れるだけで良いのでしょうか? ・海水水槽は、淡水よりも水槽内の流れ(流量)があり、溶存酸素量も少なめになるため、水槽へ沈めるだけで機能します。 淡水水槽は、水槽内の流れが弱く、溶存酸素量が多いため、還元ボックスを沈めるだけでは思うように機能させるのは難しいと思います。 淡水水槽では、外部濾過器の吐き出し側を分岐する「バイパスフィルター」式が一般的で、管理も楽なので最初はオススメです。 下記URLの右側2211に接続してあるのが嫌気濾過槽 http://www.asahi-net.or.jp/~dn8t-ootk/AQUA/system.html 拙宅でも使っている、淡水モナコ式は、仕組みはバイパスフィルター式よりも超簡単ですが、設置の後から、ほとんど管理することが出来ません。 なので、最初はバイパスフィルター式をオススメします。 http://homepage2.nifty.com/maui-maui/sub_monaco.htm 拙宅の淡水モナコ式 100円ショップの薄いタッパーの側面にスリット(切り込み)を数本入れて、逆さにして底砂に埋めるだけ。 底砂に埋め込んだタッパーの中には、ほとんど水の流れがないため、嫌気槽状態が作れる仕組みです。 因みに、嫌気濾過槽は海水水槽では一般的ですが、淡水水槽では多くありません。 海水水槽(特に大きな水槽)は、水替えの際に大量の塩(人工海水の素)を使用するため、水替えは「金食い虫」。 出来るだけ、水替えしない方法として嫌気濾過が使われるのです。 淡水の場合、水道代金は安価なので、あまり嫌気濾過は使われないと言うわけです。 淡水で嫌気濾過を使う目的は、節約よりも、pHなど、水質の安定です。

hitujiinu
質問者

お礼

お手数かけます。 とてもわかりやすい説明で、私にも理解出来ました。^^ 取り敢えずバイパスフィルター方式を試してみようと思います。 フィルターですが、銀紙を巻いた方が良いと言うことですが、光が入ると何か問題があるのでしょうか? デニボール24個と言うのは、2211のように1リットル程度の濾過槽でも入れることは可能ですか?

  • zxc55
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回答No.4

#1です。 90cm水槽でビーシュリンプですと、個人的には底床を10cmぐらいで、底面フィルタを底で連結、水槽の両脇からエアリフトで水流を作り、水草はアマゾンソードやアヌビアスナナ、ウィローモスとか育てやすいものを入れてあげるほうがビーシュリンプには優しい環境になると思います。ソイル系の底床でも2年はいけると思います。エアポンプの音などの問題も出てきますが、最近は静かなポンプも出てますしお勧めです。これでも、水槽が立ち上がってしまえば、ビーシュリンプだけの飼育だと、足し水ぐらいでほとんど水換えはいらないと思います。雑誌で嫌気槽を意識してという話だと、本格的な嫌気槽ということではないと思いました。 外部フィルターだと、吸い込み口の工夫をしないと、稚エビが吸い込まれてしまいますし、水流も工夫をしないと強すぎるかと思います。工夫しなくてもフィルターの中でうじゃうじゃ生きてたりするんですけど、2連結だと酸欠環境に流されてしまったエビは生存率も下がるかと思います。ストレーナーにスポンジをつけたことがありますが、頻繁にスポンジ掃除が必要になりかえってメンテが大変でした。。。 水草も育てたい場合は、底面ろ過が適していない場合もありますので、その場合は外部フィルター活用も考える必要があります。 余談が長くなりましたが、本題のお勧めのプラスティックろ材ですが、初めて嫌気槽を作るなら、テトラのエックスパワーメディア 4という活性炭入りの生分解性プラスティックろ材が出ているので、安全を考えると一番のお勧めです。昔、嫌気ろ過の事故が結構あったので、テトラなど大手メーカーはその手の原因になりそうな製品はすでに生産中止して、エックスパワーメディアといった安全面も考慮した製品にシフトしています。 それと、嫌気槽を作った場合、水槽に戻す水には酸素供給が必要です。うるさいですがシャワーパイプで戻すか、一旦、別の槽で受けて、水槽にリフトさせるとかも検討する必要があると思います。

hitujiinu
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 栄養系のソイルで底面を使うと、崩壊するのが早いと聞いたことがあるのですが、どうなのでしょうか? 雑誌に書いてあったのは、確かえび天さんの記事だったと思いますが、ソイルの厚さや配合で嫌気層が出来ると言う様な事が書いてあったと思います。 外部フィルターを使って他の水槽でシュリンプを飼育していますが、給水口にスポンジをつけてありますので、今のところエビが吸い込まれることもないようです。 確かにスポンジの掃除は大変ですよね。^^; 嫌気ろ過の事故と言うのは、やはり硫化水素を吸い込んでの事故なのでしょうか? そう言う話を聞くと、ちょっと怖い気もします。 酸素供給については、デュフューザーを着ける予定です。

  • x530
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回答No.2

> 「嫌気槽」とは何のことなのでしょうか? ・水槽に溜まる、硝酸塩を窒素に変化させ、水槽の外(大気)へ自然放散させるための設備のこと。 「嫌気槽」の中では、嫌気バクテリアが硝酸を窒素へと変化させて行きます。 この行程を「脱窒反応」や「還元」と申します。 「還元」は水素が消費され、水酸イオンが生成されるのでpHは上昇しアルカリに傾いて行きます。 好気性の濾過バクテリアは、猛毒のアンモニアを亜硝酸を経て無毒の硝酸塩に硝化します。 この時に、実は、水槽水のpHは低下し酸性に傾いてゆく問題点があります。 長期間、水替えをサボると、水槽のpHはドンドン酸性に引っ張られる危険性があるのです。 ご質問の、ビーシュリンプ水槽に嫌気濾過槽を設置した場合。 水槽内に嫌気槽が、うまく機能すれば、硝酸塩は溜まらず、pHも安定しすることになります。 つまり、水替えを行うよりも安定した、エビ飼育にはベストの水槽環境が実現できます。 普段の水槽管理は、蒸発した分だけの水の補給だけになります。 と・・・良いことずくめのコメントを書きましたが、嫌気濾過を安定させることは、実はメチャクチャ大変です。 嫌気濾過には、魚やエビに有毒な硫化水素を発生させる、大きなデメリットがあります。 最低でも60cm(58L)以上の水槽が必要です。 特別な知識を有しない、一般のユーザーが30cm(10数L)程度の小型水槽では、マズ、嫌気濾過層を安定維持することはできないのです。 この掲示板には文字数制限があるので、嫌気濾過について詳しくは掛けませんが、疑問な点は再質問をいだければ、その都度、分かる範囲でお答えいたします。 私は、淡水モナコ式の嫌気濾過を行っています。 http://www.rupasika.jp/kizai/kizai/kangenbox.html

hitujiinu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 pHにも関係してくるんですね、勉強になります。 水質の安定につながると言うことですので是非やってみたいのですが、具体的にはどのような事をすればよいのでしょうか? 飼育環境としては、90×45×45でソイルはフルビックを使用予定です。 フィルターはスポンジと外部の予定です。 それと水草などはどの程度入れたら良いのか迷っていますので、その点も教えて頂けると嬉しいです! よろしくお願いいたします。

  • zxc55
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回答No.1

嫌気槽は嫌気性バクテリアにより硝酸塩を窒素に還元するろ過槽ですね。 水槽ろ過の場合、好気性バクテリアによりアンモニア→亜硝酸→硝酸塩と変化させるところまで行うことを役割としてますが、自然界ではこの硝酸塩を嫌気性バクテリアが還元(脱窒)して窒素が大気中に放出され水質が保たれています。 好気性バクテリアは酸素を消費してアンモニア→亜硝酸→硝酸塩と変化させるのですが、嫌気性バクテリアは無酸素環境に生息してプラスティックを触媒にして硝酸塩を還元します。 なので、外部フィルターであれば、2台連結して、水槽の酸素を含んだ水を吸い上げて1台目が好気性バクテリアにより酸素を消費して硝化を行い、2台目は1台目から酸素がなくなった水が入るのでプラスティックろ材を入れておけば嫌気槽として機能するかもしれません。 底面フィルターだと、底床材を厚く引いておくと底面近くでは無酸素状態が再現でき、還元も多少行われるかもしれません。 この硝化還元のサイクルを実現しようとしている商品にトットパーフェクトフィルターというのがあります。参考にしてみてください。 http://www.totto.co.jp/mizukae.html 注意点ですが、オリジナルで嫌気槽を作った場合、ろ過のバランスが悪かったりすると、硝化還元で硝酸が枯渇すると硫酸還元が始まります。この場合、卵の腐ったようなにおいがしますが、硫化水素なので、毒性があり危険ですから吸い込まないでください。 一応情報として知っておいた方がいいと思いますのでリンクはっておきますね。 http://www.littlewaves.info/marine/waterquality/wq_scycle.htm

hitujiinu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり水槽で嫌気槽を作るのは大変なようですね。 ソイルの寿命などを考えて、底面ではなくスポンジFと外部Fで立ち上げようと思っているので、外部にサブもつけてやってみようと思います。 2台目の外部Fに使う濾材ですが、PHのMを使用の予定だったのですが、プラスティックの方が良いのでしょうか? プラスティックの濾材と言うと、具体的にオススメの商品などありましたら教えていただけませんか?

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