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ニトログリセリン

ニトログリセリン 昨日、映画専門チャンネル、スターチャンネルで、「ワイルドスピードX」、4作、一挙に放映していたのですが、日本車の改造車ばっか出ていたのですが、ほとんどのクルマが、赤いボタンを押すと、燃料がガソリンから、ニトロに変わり、凄まじい加速力を発揮していたのですが、 ニトロをクルマの燃料にすること、可能なのでしょうか? 映画の中だけでしょうか? ニトロのタンクは、助手席のしたに、ありました。

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  • BERSERGA
  • ベストアンサー率62% (673/1074)
回答No.7

すでにいろいろと回答出ているようなので、少し補足を。 車やバイクで「ニトロ」と言えば、ナイトラス・オキサイト、亜酸化窒素ガスのことです。 日本ではニトロ、ニトロと発音しますが、窒素の英語発音は正確にはナイトロジェンになるので、アメリカではナイトロと言われます。 亜酸化窒素ガスは、ニトログリセリンやニトロセルロースのような爆発性のある物質ではなく、常温では非常に安定しており、医療用の麻酔ガスにも使われ、別名笑気ガスとも言われます。 別に吸い込むとゲラゲラ笑ってしまうわけではなく、頬が引きつって笑ったような表情になるため、この名がついています。 亜酸化窒素噴射装置には、いろいろなメーカーからいろいろな種類が出ていますが、一番知名度が高いのはホーリーのNOS(ナイトラス・オキサイド・システム)でしょうか。 (たしかワイスピで使われていたのもNOSだったかと思います) 基本的には、タンクの中に低温、液体で充填された亜酸化窒素を、エンジンの吸気側に噴射することで、液状の亜酸化窒素が蒸発し、さらにエンジンの熱で窒素と酸素に分解し、通常より大量の酸素をエンジンに送り込むことが可能になります。 言うなればターボをつけたようなものです。 さらに、低温、液状のガスが蒸発することで、気化熱で冷却されるため、通常に吸入された空気も収縮するために充填効率がアップします。 これは、インタークーラーと同じ効果があります。 つまり、ナイトロとは、インタークーラーつきターボをつけたのと同じような効果があるため、パワーアップするわけです。 ただし、ただ亜酸化窒素を噴射するだけでは、さほどパワーは出ません。 酸素が増えても、ガソリンもそれに合わせて増やさないとならないからです。 なので、燃料噴射のコンピュータと連動してガソリンの噴射量を増やしたり、亜酸化窒素と一緒に追加のガソリンの噴射装置も取り付けたりして、ガソリンも同時に増量するのが普通です。 ナイトロは、ワイスピなどではスイッチオンで爆発的なパワーを出していますが、もちろん限界はあります。 ターボでも、あまりブースト上げ過ぎるとエンジンブローするのと一緒で、あまり噴射量を増やしすぎてパワーを上げ過ぎるとエンジン壊します。 一般的には、スイッチオンでの噴射時間は30秒とか1分程度で、ここ一発の勝負どころで使うようなセッティングにしてることが多いですが、逆に噴射量を低く設定し、パワーアップもわずかなものにとどめれば、エンジンの負担も少ないため、長時間の連続噴射も可能です。 (それ以前に、大量の噴射量で長時間噴射しようとしても、ボンベの容量には限りがあるので、あっというまにカラッポになってしまいます) もともと、この亜酸化窒素噴射装置は、第二次大戦中のドイツのメッサーシュミット戦闘機などが使い始めたシステムで、実はかなり歴史ある装置だったりします。 日本やアメリカの戦闘機にも、亜酸化窒素ではありませんが、水メタノール(水とメチルアルコールを混ぜたもの)噴射装置というのがついており、これも似たような効果が得られます。 離陸の時や、空中戦で急上昇したい時など、特にパワーが必要な時に使われたようです。 なお、ニトログリセリンではありませんが、ニトロメタンという燃料で走る車は存在します。 アメリカのドラッグレースでは、1000馬力級のガソリンエンジンの上のクラスが3000馬力級のメタノール燃料、さらに上の5000馬力級のクラス(トップフューエルクラス)がニトロメタン燃料です。 このニトロメタンも、常温では非常に安定した物質で、ガソリンやメタノールのように気化して引火することもなく、ニトロメタン燃料のエンジンを分解整備しながらタバコ吸ってるメカニックもいるそうです。 ニトログリセリンやニトロセルロースのように、強い衝撃でも簡単に爆発するような燃料は、危なくて車には使えません。 あ、そうそう、さっきも言ったように、亜酸化窒素ガスは麻酔にも使われるような、非常に安定して無害な物質なので、ワイスピ1の中で、ブライアンの車がジョニーに銃撃されて爆発したり、ワイスピMAXでドミニクが車を降りるときにナイトロのボンベを開けて、シガーライターで爆発させたり、みたいなことは映画の中だけ、と思ってください。

その他の回答 (6)

noname#213833
noname#213833
回答No.6

アメリカみたいな道路では使うところはたくさんありますが 日本ではサーキットくらいしか使えないでしょう。 N2O「ノス」というと聞いてますがアメリカではバイクに3本くらいついてるの よくあるらしいのですが 日本の公道では使うとこは無いですね。 道が短すぎる

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.5

ニトロ、昔、インディーといわれるレースがありました、燃料はニトロメタンと聞いております。 ※ニトロ、といってもニトロ化合物はたくさんあります、ニトロセルロース(無煙火薬)、ニトロメタン、ニトロプロパン(模型エンジンの燃料に添加)、ニトログリセリン・・・・・他、トリニトロトルエン(ニトロが3つくっついたトルエン、ご存じ爆薬です)。

  • makoto111
  • ベストアンサー率24% (174/719)
回答No.4

http://www.nos1.jp/system/system.htm この辺を見ればいいかな? 一般的にはNAに使われることが多く、多少の流行りもありましたよ。

taisushi69
質問者

お礼

初めまして、 そうですか~ 参考になりました。

回答No.3

>>ガソリンから、ニトロに変わり  じゃなくて、ガソリンとニトロの両方を噴射します。  ニトロと言ってもニトログリセリンじゃなくて、亜酸化窒素(N2O)です。 >>ニトロをクルマの燃料にすること、可能なのでしょうか?  燃料にしている訳ではありません。  亜酸化窒素を加熱すると、窒素と酸素に分離して吸気中の酸素濃度が増え、より多くのガソリンを燃やせるようになるのでパワーアップすると言う原理です。  ちなみに映画は、かなりデフォルメされており、パワーアップは、精一杯頑張って5割り増し程度(それもエンジン本体が持てば)です。

taisushi69
質問者

お礼

初めまして、 ニトロでは、なかったのですね。 せいぜい、5割増しですか~ 映画では、あまりの加速力の為、運転手の顔の肉が、ひきつっておりました。

  • rgm79quel
  • ベストアンサー率17% (1578/9190)
回答No.2

NOSですね。 一般にはニトロと呼ばれています。 必要酸素混合燃料であり『極低温』である為 気化させながら燃焼室へ放り込む事が可能です。 コンロッドやベアリングが持つ限りまで パワーアップ可能です。

taisushi69
質問者

お礼

初めまして、 あ、そうそう、クロームメッキしたタンクに、NOSと、書いてありました。 映画見ながら、エンジン、持つか心配でした。

  • aobori
  • ベストアンサー率30% (73/237)
回答No.1

あれはニトログリセリンではないです。 俗に 笑気ガス と呼ばれるものです。 Wikiより 亜酸化窒素(あさんかちっそ、nitrous oxide(ナイトラスオキサイド)、化学式 N2O)または一酸化二窒素(いっさんかにちっそ)は窒素酸化物の一種で、吸入すると顔が笑ったように引きつることから笑気ガス(しょうきガス)とも呼ばれる。 車のエンジン内に吸気して、爆発的なエネルギーを得ることが出来る。仕組みとしては、酸素を通常よりも燃焼室に押し込む事と気化熱による吸気温度低下により馬力アップを図るもの。第二次世界大戦中に戦闘機に使用され、戦後暫く影をひそめていたがレースカーが使用を始め一般にも普及している。代表的な製品に「ナイトラス・オキサイド・システム (NOS)」などがある。

taisushi69
質問者

お礼

初めまして、 そうそう、タンクに赤文字で、NOSと書いてありました。 てっきり、ニトロと、思っおりました。