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ステルス攻撃機
ステルス攻撃機 疑問ですが ステルス機は内部に武装してますがそれは逆にエンジンの出力を落とすことはないのでしょうか 弾数も少ないし機動性はいいとしても直ぐ発射できないとか 何故そこまでしてステルスにこだわるのでしょう 捕捉されなければ何がよいのですか? 値段とか考えるとイーグルとかファルコンのほうが攻撃には向いてると思います それに内部に武装することで燃料が少ないので不利ではないのですか?
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こんにちは > ステルス機は内部に武装してますがそれは逆にエンジンの出力 > を落とすことはないのでしょうか えーーっと、例えばRaptor(F-22)のように、インテークの後ろ 側にあるウェポンベイが、エンジンまでの空気の円滑な流れを邪魔 しているのでは、って意味でしょうか? 構造的には確かにその通りなのですが、ステルス機の場合はむしろ 逆にそれを活用しているとも言えます。 相手のレーダに自機の(機体等の)どの部分が反応するか、と言え ば、凹凸のある部分はもちろんですが、意外とエンジン前部のター ビンブレード(回転している羽)も反応していまいます。 従って(相手のレーダ波から)タービンブレードを隠す為に、エア インテークからエンジンにいたるダクトに微妙なカーブをつけて インテークか侵入してきた電波を、そのまま奥(エンジン)まで 通さないように工夫されています。 もちろん、あんまり複雑な形状にしてしまうと、今度は(エアの取り 入れ)効率が落ちますので、そこらへんはCADやシミュレーションで 計算しながら最適な形になっているのでしょう。 ちなみにRaptorは上下方向にカーブをつけているようです。 (↓サイトの 8.0 Air inlets の項 参照) http://www.f-22raptor.com/af_airframe.php > 弾数も少ないし機動性はいいとしても直ぐ発射できないとか 確かに(機外ステーションへの搭載に比べれば)ウェポンベイの開閉 とミサイルの押し出し(?)に余分な時間はかかるかでしょうが、それ がmission遂行上問題となるようなものでは無いと思います。 (↓の映像の 2;15以後にRaptorのミサイルの発射シーンがあります) > 何故そこまでしてステルスにこだわるのでしょう 捕捉されなけれ > ば何がよいのですか? 対戦闘機戦闘で言えば、相手が自機を発見する前にこちらから攻撃が 出来る、つまり相手は"突然ミサイルが向かってくる"状況に陥るワケ ですから"もう ただひたすら回避"するしか無く、その後の戦闘を 極めて有利に展開することが出来るでしょう 対地攻撃などの戦術攻撃で申せば、相手側の防空網や対空兵器のセン サー類に探知される確率がグンと減りますので、効果的な防空対処が とれず、当然の如く生存率が向上し、ひいてはmissionの成功率も 高くなります。 > 内部に武装することで燃料が少ないので不利ではないのですか? それにましてもステルス性を備えるほうが、トータルでの戦闘力、 攻撃力が向上する、ということだと思います。
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- gonveisan
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運用面がちがうのであります まず攻撃するには敵の目と耳をつぶします 通常だとレーダーに捕捉され邀撃されます 第一撃にレーダーをつぶす通信施設の破壊など 対地攻撃用です 空対空ではありません 機動性わるいでしょフライバイワイヤーがあっての F117はゴキブリとあだ名されている
- superkawai
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撃墜されるリスクの軽減。
ステルス性とエンジンの出力については関係ありません。 必要な出力とステルス性を得られていれば良いわけで、それは軍がどのような機体を要求するかによってメーカーがそれにあった物を開発するわけですから。 同じステルス機でも、攻撃機のF-117と要撃メインのF-22ではエンジンの出力も違いますよね。 F-22の例を見て分かるように、弾数については必要な量は携行できています。 ミサイルの発射についても、YouTubeなどの動画サイトにある発射シーンを見る限り、何ら問題ない速度です。 そもそもミサイルはロックオンにそれなりに時間がかかりますから、いきなり発射するものではありません。 なぜステルスにこだわるかといえば、補足されないからです。 F-15 vs F-22では、F-15が目視でF-22を捕らえられる範囲にいても、レーダーが補足できなかったという逸話があります。 レーダーが補足できないということは、レーダー誘導ミサイルも使えませんし、機関砲も射撃レーダーがロックオンできない以上、射撃計算ができないので命中率は極めて低くなります。 敵からしてみれば、自機のレーダーで捉えることが出来ないまま一方的に撃墜されてしまうわけで、コレがステルスのもつ優位点です。 値段的にイーグルやファルコンの方が攻撃に向いているのは確かにそうかも知れません。 現状、それらの機種でも電子装備等含めて、敵に対しての優位性を確保していますから。 平時においては、ステルス性を保つための保守整備が従来機と比較してべらぼうにかかっているわけで、これがあの米軍ですらF-22やB-2の数を揃えられない理由の一つになっています。 搭載燃料が少なくなるのも仰る通りです。ただ、そのあたりは空中給油でカバーするようです。
- toriton_blue
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ステルス機能が特化していると極論を言ってしまえば東京上空にある日突然爆撃機が現れるのです。それほど恐ろしい機能です なので、飛行性能を少々犠牲にしようともステルス機能特化にする意義は大きいのです それに最近は材料性能が良く、航空力学の研究も進んでいるので犠牲になる飛行性能は小さいと思います それでもステルス機の代表F-22Raptorは近距離空中戦が苦手と言われていますが、ステルス性能があるので近距離で空中戦をすることは少ないと見られています
- xiansui
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ステルス攻撃機という事は、「F-117ナイトホーク」ですね? ナイトホークは、運用・維持コストが高い為2008年に全機退役しています。 (F22ラプターや、B2スピリットが配備された事もあります。) 全ての特徴はレーダーに発見されにくくする為です。(多少、機体性能が低下しようとも。) ちなみに、「ステルス攻撃機」という様に、攻撃機です。 (ストライクイーグルやファイティングファルコンは戦闘機です。) 主任務は敵重要施設の空爆になります。 レーダーに発見されにくい為、護衛を必要としません。空対空装備も可能ですし。 (というより、護衛がいたらステルスの意味が無くなってしまいます。)
お礼
・・・簡単な答え しかも正論・・・ どうもです^^