明治23年頃の「米10kgの価格」は平均して50銭(0.5円)前後。平成16年頃だと3500円前後で、7000倍になっています。
なので15×7000=105000円相当。
ですが、別の数字の「企業物価指数(卸売物価指数)」を使うと、明治23年の指数は0.314、平成19年の指数は711.9で、2267倍になっています。
なので15×2267倍=34005円相当。
また、別の数字の「国会議員の月給」を使うと、明治22年で67円(年800円)、現在は1125000円(年13500000円)で、16875倍になっています。
なので15×16875=253125円相当。
また、「巡査の初任給」を使うと、明治22年で月給8円、現在は160000円で、20000倍。
なので15×20000=300000円相当。
「貨幣価値」が正確にあらわれるのは、米穀価格でも、納税額でも、国会議員の月給でもなく、やはり「公務員の初任給」でしょうから「300000円相当」と考えるのが妥当でしょう。