装具について

質問

装具について

装具についての質問です。
作製の最初に石膏による『型どり』の作業がありますが、あの作業をコンピュータグラフィックで行う技術が、日本ではあまり進まないのは何か理由があるのでしょうか？

回答No.1

kaayu

「日本では」ということは、外国では進んでるんですかね？
とりあえず、私が考えるには、装具には請求できる上限が厚生省により決められているので、あまりコストがかけられません。
型どりはあくまで1工程であって、その後「修正」という作業になります。採型をコンピューターでやるなら、修正までコンピューターでやらないと、あまり意味がないように感じます。そこまでやってしまうと莫大な費用がかかりそうですね。
もう一つは、「営業」という形で多くの病院をまわります。持ち運びできる物でないと非常に困ります。

最後に、義肢装具は感覚で創っていきます。起こりうる様々な事を勘案しながら、まさに芸術と言ってもいいようなセンスが必要です。より良い義肢装具を製作するには、五感を生かせる手作業がベストだと思います。