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精神科医を目指していますが・・・
皆さんは、解離性同一性障害という病気をご存知ですが?世間では、多重人格という名で広く認知されているようですが。僕は今高校3年生なんですが、精神科医になろうと決心しています。 僕は特に、その解離性同一性障害と深く関わって生きていこうと思っています。過去に、自分にも似た症状があってのですが、それがこの病気だったのかもしれないと気付いたのはごく最近です。 ですが、医学部を卒業した後、自分がどのような道をとるべきか、わからないのです。大学院か海外か、いろいろ選択肢はありますが、それがどういった道へと進んでいくのか、自分はどういったことをするのか。実際に、精神科医を目指した方はどんな道に進まれたのですか?アドバイスを頂けないでしょうか。よろしくお願いします。
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都内医学部に通うものです。現在二年次に在籍しています。ご質問にダイレクトにお答えできるか分かりませんが参考にしていただければ幸いです。 私も精神科を将来の私の希望診療科のひとつとして視野に入れている医学生のうちの一人です。私は高校時代最も親しかった友人がうつ病になったのをきっかけに同じような症状で苦しんでいる患者さんを助けたいと思ったことから医学部を目指した次第です。ですが、実際、夢と現実は必ずしもぴたりと一致するものではなく、先輩医師の話を聞く限り、精神科は最もハードな診療科であり、ともすれば自身が疲れ果ててしまい、自身が精神科に通い詰めなくてはならなくなってしまうほどである、と聞いた事があります。テレビドラマのような理想の医師とは実際の臨床現場ではほとんどいません。夜中の急患に呼ばれることも何度あることか。それほど医学への道は辛いものです。 ですから、よほどの意識が強くない限り、途中で疲れてやめてしまうことになりかねません。受験を志す前に、自分は将来どのような医師になるのか、もう一度自問してください。そして入学後も初期の目標を絶えず持ち続けていてください。そうすることで辛いときも何とか乗り越えられるはずです。もしあなたが将来研究を志すのであれば、大学院に行くのもよいですし(その研究材料は在学中にでも見つかると思いますが)、または精神科医療がかなり発達している米国に留学されるのもひとつの手でしょう。医師免許を持っていれば留学を終えて帰国してきてすぐ臨床の現場に復帰できますから、特に心配は要らないものと思われます。 医学を一度志すとよほどの強い信念がない限り、毎日の講義は退屈したものとなってしまうことにもなりかねません。できるだけ、受験勉強ではたくさん苦労してください。変な言い方かもしれませんが、苦労すればするほど患者さんの気持ちを感じることができるはずですから。ましては精神科を志すものは、患者さんの悩みを話の中から短時間に汲み取る能力が求められます。学力一辺倒な人間ではまず務まりません。色々なことに興味を持って、心豊かな人であることが精神科医師の条件ではないかと思います。 それでは、あなたがこれから厳しい受験をくぐり、がんばって初期の目標を貫徹されることを希望します。
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- mifmifmif
- ベストアンサー率29% (5/17)
まずは日本でもアメリカでもどこの国でもいいので医学部に入学しましょう。そして卒業しましょう。 医師の世界は、自分で希望する科を選べます。だから医師になるときに、精神科に入局すればよいかと思います。今は研修医制度が新しくでき、2年間は各科をまわらなければいけませんが、それが終われば自分の好きな科にいけます。 医師というのは、専門だけやるものではないので、精神科に入っても分裂病や鬱病、てんかんなどもみれないといけません。そしてその勉強をしつつ専門の知識を身につけていくのが今の日本の流れです(全般的に診るひとも多いですが、ここでは関係ないので)。 それで、その病気について研究していくのであれば、大学院なりにいけばよいと思います。大学院にいく時期はまちまちで卒業後すぐに行く人もいれば、数年たってから行く人もいます。また研究は大学院に行ってなくてもできるし、博士号もとれます。海外がすべて勝っているとは思いませんが、留学も自分で探して行く人、推薦で行く人とさまざま。 その分野に力をいれている先生の下でやるのが無難かもしれません。
お礼
詳しく教えて頂き、ありがとうございました。 これを参考にしながら、自分の道をしっかりと切り開いていこうと思います。 まずは受験ですね。絶対に受かってやります!!
- dondocodog
- ベストアンサー率7% (1/13)
なぜ精神科医を目指すのですか? 目的が質問からは読み取れません。 研究者として生きたいのか、治療者として生きるのか。 私は精神科医を目指したわけではありませんが 治療を受けたことがあります。 生き方を迷う医者にかかりたいと思いません。 何より自分の進むべき道は自分で見つけるべきだと思います。 けっして茶化すつもりはありません。
お礼
詳しい回答をありがとうございます。 精神科は最も患者と向き合う必要がある診療科だと思っています。私は、自分自身ともっと向き合ってみるつもりです。決して精神科医を諦めるつもりはありません。自分が心の病気を乗り越えた経験を、今苦しんでいる方に何か少しでも希望にさせてあげられるような、そんな医師になりたいと思います。 もっともっと、いろいろなことを吸収して、立派な精神科医になれるように、これからもやっていきます。本当にありがとうございました!