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トイレの便座
なぜ洋式のトイレの便座は、O型とU型の2種類があるのですか? 気になるので教えて下さい。
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#2でTOTOの広報の方の文を読ませていただきましたが、公共トイレはU型・・・とありましたが、それ以前の話を少々・・・。 公共トイレがU型と言うのはいつ頃からか分りませんが、それ以前の昭和20年代後半から使われていた便器について書いてみます。 その当時は民間で(洋風便器)を使う家は少なく、官主導型で住宅公団の4階建てなどで使われ始めました。 その頃側面からの援助攻撃で、医学的に(和風便器)は脳溢血にも、痔にもなりやすいということで(洋風便器)に追い風が吹いたのです。 ・・・(当時は田舎からきたお婆さんが様式便座の上にしゃがんだとか、他人の座った便座に対する抵抗感は今以上でした) そのころ、TOTOのカタログに載っていて、よく使われた形式に[C-14:U型便座]と[C-21:O型便座]がありました。 この2種類が普及型とで普及型の上で、邸宅にはC-41とか数字が多いほど高級なものでした。 これら普及型は、日本古来の尺貫法に基づくモヂュ-ルの小さなトイレに設置したため、現在の製品と比較すると小さく見えます。 その中でも[C-14:U型便座]は特にみすぼらしかったので、日本では現在に至るまで[O型]の方が高級とされているようです。 もっとも、これは設計者の偏見かもしれませんが、メーカーの方も[O型]に力を入れU型の[C-14]が廃れたのは家庭用 としての使用者がいなくなり、自然廃番になったためだと思います。