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クラリネット(B♭)アンブシュアのポイント
- クラリネット(B♭)アンブシュアのポイントをまとめました。
- <シ>から<ラ>を吹く時のアンブシュアの保持方法について考えてみましょう。
- 左手人差し指の力が強すぎないか確認しましょう。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは すでに詳しいアドヴァイスを頂いていますのでちょっとだけ.. 基本的に楽器を構えるバランスは、右手の親指で指掛けを口元方向に押し上げる行為と上の歯でマウスピースを上に浮き上がらないように押さえる行為に加えて息でマウスピースを口から押し出す行為の3つになります。 これらのバランスが非常に大事です。 質問者さんは楽器を持つ親指と息の力の働きにもっと注意を払った方がよいと思います。 >● <シ>を吹くときは左親指で楽器を上に持ち上げようとし、上の歯にマウスピースはあたります。 >● <シ>から<ラ>を吹く時のアンブシュアを一定に保つ為の楽器のホールドは右手親指と唇のみで固定でしょうか??? 速いパッセージやゆっくりとしたフレーズではおのずと違います。 最初は<ナチュラル-シ>を吹きながら左手人差し指だけを操作して<ラ>キーを押す練習をします。 左手人差し指で押さえていたトーンホールに穴が開きますが音は変わりません。 右手の親指で楽器の重さを楽器のブレは右手四指で押さえているので安定していますよね。 実際にゆっくりしたフレーズの時の<ナチュラル-シ>から<ラ>の往復(上下?)ではラ音の音質改善のために右手の指を添えます(お手持ちの運指表を参照)から楽器はブレにくいです。 >● <ラ>の時は人差し指で楽器を上から下に押し下げようとし、下から上に持ち上げる為の指はありません。(あるとすれば右親指) >● <ラ>を吹く時にマウスピースと上の歯に隙間が出来てしまいまます。 上記のように音質改善のための指使いをすれば、多少の力は問題になりません。 が、人差し指はキーを操作する力を最小限加えるだけですので楽器を押し下げる意識は必要有りませんよ。 力が入り過ぎを疑って下さいね。デリーケートにデリケートに.. >右手親指だけの楽器ホールドではどうしてもマウスピースが下に下がってしまいます。 ><ラ>を押さえる左手人差し指の力が強すぎるのでしょうか? ゆっくりとしたフレーズでは、指使いで救いがありましたが速いフレーズではどうでしょう? 例えば、昔先輩に「ソラシドシラ」をテンポ80の1拍に入れて100回毎日練習という課題をもらっちゃいました。 最初は運指表通りで練習してました「テンポが速いから目立たないのでソとラは右手の人差し指、中指、薬指は押さえたままでいいんだよ」と奥の手を教えてもらったことを覚えています。 考え方ですけれど、今後もっと上手になったときにマウスピースを吐き出す方向の息の力はもっと強くなります。 このときに右手の親指で楽器を支える意識が希薄だと口でマウスピース咬んで音質に直接影響を与えて楽器を支えてしまうクセがが出ます。 息の力も右手親指で支えることを意識して下さいね。 また初心者のうちは楽器が軽くはないので右手の親指で楽器を支えずに指全部を使って楽器を持ってしまいます(第三線のシのようなとき)。 その結果は上第二線のドへの跳躍をすると指を右手の親指以外を急に離すため、不安手になって口先で楽器を持ってしまい上第二線のドの発音に失敗したり下品な音になったりします。上第二線のドは速い力のある息を必要としますから比較的遅い息の中音や低音の時の楽器の支えでは足りないのです(というか中音や低音はいい加減でも何とかなってしまうの)。 何かのお役に立ちますようにm(^.^)m
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- Yorkminster
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開放のソを吹くときに問題がなく、指を動かすと楽器がブレるのであれば、楽器を構える姿勢をよく確認してみて下さい。たとえば、脇の開き具合、楽器と顔の角度、手と楽器の位置関係などです。 歯並びや体格には個人差があるので、一概にこれが正しいとは言い切れませんが、基本的には、背筋をピンと伸ばして顔を前に突き出さないこと、楽器は体に対して30度~45度程度、脇は体から少し離れるくらい、というのが教則本などで教示されている姿勢です。マウスピースの形状にもよりますが、一般的には、このとき、マウスピースの上面(上前歯が当たる面)が地面と水平か、やや前下がりになると思います。 手と楽器の関係は、私の場合、楽器全体を包み込むような感じ、たとえばトーンホールを全部抑えたとき、手のひらの部分にタマゴが入っているような形にしろ、と師匠に教わりました。右手親指は、ちょうど指の腹が管体に当たり、サムレストは指の真横に当たることになります。 ときどき見かけるのは、開放のソのとき、指を全部広げてしまってグー・チョキ・パーのパーの手になっているというケースです。ところが、小指をキーに着けようとすると手首ごと小指側にひねってしまい、親指の支えが不十分になるので、シのときに楽器を握りしめてしまう訳です。手の小さい人、特に中学生で吹奏楽部に入って来たばかりの人に多く、それがクセで残っている人もときどき見かけます。もし、どうしても手首ごと回さないと右手の小指が届かないなら、サムレストの位置を変えることも可能です(リペアラーに頼めばやってくれます)。 それから、ラの指使いですが、ときどきキーを指の腹で押す人がいますが、それは大丈夫ですか? このキーは、左手人差指の横で押すもので、軽く手首をひねるようにします。 他に思いつくところでは、マウスピースが滑りやすい(上の前歯が出っ張っている人に多い)という可能性もあるでしょう。マウスピースパッチ(クッション)を使っていないようであれば、使ってみると改善するかもしれません。厚みや固さでさまざまなものが出ているので、いろいろ試すと良いでしょう。ちなみに、私は上の右前歯より左前歯の方が微妙に小さいので、全体に1枚貼った上からマウスピースの左側だけ極薄のパッチを重ねて調整しています。 あとは...息の使い方が安定していない、というケースもあるでしょう。たとえば、ラのときは楽に吹けるのにシに上がるとグッと吹き込まないと音が鳴らない、というような場合には、この可能性があります。確かに、楽器の構造上、開放のソの上のFis-G-Asは抵抗感がほとんどなく、逆にチューニングBbの下のAは特に抵抗感の強い音ですが、その違いによって吹き方が変わるのは息の圧力が安定しないということです。そうなると、シのときは力んでしまい、ラのときは力が抜けてしまうので、楽器も安定しなくなります。 とりあえず思いつくのはこんなところです。なかなかこういう技術的な話題を文字だけで了解し合おうというのは、状況が上手く把握できない上に説明もややこしくなって、もどかしいですね...
お礼
● さまざまなシチュエーションの想定の上、 大変お詳しいご説明ありがとうございます。 ● 大変参考になりました。 ● 努力してみます。 ● 皆様に御丁重なご回答戴いており、全てベストアンサに したいところですが、一つしか選択できません。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
一般的に、ソプラノクラリネットの支え方は、上前歯と右手親指の2点のバランスだけです。アンブシュアは、息が漏れないようにマウスピースを包み込んでいるだけで(もちろん多少は楽器の位置を固定しているにせよ)、下あごさえ「楽器を支えるため」にはほとんど使いません。 したがって、シの指使いのときに左手親指で楽器を持ち上げるのも、ラのときに楽器がズリ下がるのも、基本的な構え方としては正しくないということにならいます。 開放のソの音を吹くとき、右手親指以外、何も楽器に触れない状態で、もちろん上前歯と右手親指だけで楽器を支えて、きちんとロングトーンできますか? 口を締めたり、下あごで噛んだりするのは、もちろん正しくありません。この状態をキープしたまま、あとは指が動くだけで、楽器の支え方は常に同じままです。 ラのときに楽器がズリ下がるというのは、この開放のソのときに正しい構え方ができていない、というケースがほとんどだと思います。
お礼
● 大変参考になりました。 ● やはり、基本ができていないのが駄目のようです。 ● もう一度、基本に戻ってみます。 ● 皆様に御丁重なご回答戴いており、全てベストアンサに したいところですが、一つしか選択できません。
補足
● 教示ありがとうございます。 ● ソは特に問題なく、右親指だけの楽器保持でロングトーン可能です。 ● なので、この状態で どの音階を吹いても 楽器保持がコロコロ変わらなければ、 ラ、シを吹いても問題ないと思うのですが、 悲しいかな ラシを吹くとその保持が保てません。 ● 上前歯と右手親指の2点のバランスの問題との事なので、色々試行錯誤してみます。
お礼
● 文字説明には限界あろうかと思いますが、 大変お詳しいご説明ありがとうございます。 ● 大変参考になりました。 ● 努力してみます。 ● 皆様に御丁重なご回答戴いており、全てベストアンサに したいところですが、一つしか選択できません。