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マンションが耐火構造かどうか
マンションが耐火構造かどうか あるマンションが耐火構造かどうかを調べたいのですが、これは確認申請書がないと確認できないものでしょうか。 手元に「区分建物事項全部証明書」があるのですが、これではわかりませんか?
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正しい用語を使うと、「マンション(建物)が耐火構造」という言い方はしません。 「耐火構造」とは「屋根」や「外壁」などの部位(建物の一部分について一定の耐火性能があることを言います。 建物全体については「耐火建築物」「準耐火建築物」「その他=非耐火建築物」といいます。 正確にはやはり確認申請書を閲覧することになりますが、しろうとでも簡単にわかることも多いです。その見方は・・・ 「鉄筋コンクリート造(いわゆるRC造)」または「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」=耐火建築物。 「鉄骨造(S造)」=鉄骨むき出しであれば「非耐火」または「準耐火建築物」。耐火被覆が施してあれば「耐火建築物」。「耐火被覆」とは鉄骨の周りに石綿のような吹きつけがしてあったり、耐火ボードで鉄骨が囲われているもの。直に鉄骨が見えない状態。 「木造」=「非耐火建築物」。 以上です。 ですので、鉄骨造以外なら素人目にも「一目瞭然」てことです。3階建て以上のマンションであれば法的に考えても「耐火建築物」でないことはおよそ考えられません。 また、「耐火建築物」であれば、屋根や外壁は当然「耐火構造」で作られています。 「建築基準法 (耐火建築物又は準耐火建築物としなければならない特殊建築物) 第二十七条 次の各号の一に該当する特殊建築物は、耐火建築物としなければならない。 一 別表第一(ろ)欄に掲げる階を同表(い)欄の当該各項に掲げる用途に供するもの ・・・・」 マンション(共同住宅)の場合、3階以上の階をその用途(住宅)に使う場合、となります。 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO201.html#1000000000003000000004000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変わかりやすい説明でとても参考になりました。助かりました!