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外来種について
アメリカザリガニからブラックバスまで、日本の動物は外来種に負けっぱなしですよね。くやしいわけじゃないけど、どうしてこんなにやられっぱなしなのか、と思ってしまいます。 そこで質問なんですが、日本から海外へ渡って悪さをしている生き物っているのでしょうか? また、海外からやってきた生き物はどうもこんなに繁殖力があるのでしょうか? 単に、繁殖した種だけを取り上げて報道しているから、負けっぱなしのように感じるだけでしょうか。
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- y_taco
- ベストアンサー率25% (199/775)
テレビで見たことありますが 巨大かつ凶暴化したコイがアマゾン川流域で大暴れしているそうです。 アマゾンの在来種が餌食になって困っているとか・・・
- dora1
- ベストアンサー率50% (263/518)
日本発の害虫の王様といえば、マメコガネでしょう。日本では、その辺にいるコガネムシの一種で、まあ害虫であることには変わりないんですが、1900年代初めに、これが北米に侵入して猛威をふるい、「ジャパニーズビートル」と呼ばれて有名になりました。その後、駆除法が開発されました。日本以外のアジアにも分布していますが、日本から侵入したということなんでしょう。 成虫は、インゲンや豆類の葉を中心にいろいろな作物が好きです。幼虫は、土の中でそれらの根が好物です。
- BAKOCHAN
- ベストアンサー率42% (39/92)
必ずしも負けっぱなしでは無いようですよ。養蜂家では無いので詳しくは無いのですが、例えば外来種の西洋ミツバチは、原産国(生まれ故郷ですね)にスズメバチがいなかった為か、対処する術を知らず、全く勝てません(巣箱ごと全滅するとか?)。 日本ミツバチの場合、スズメバチによってたかって団子状になって撃退するそうです。何でも、団子状になると温度が上昇して、スズメバチが死んでしまうとか?。でも、日本ミツバチ自体は、西洋ミツバチに駆逐されつつあるらしいそうです。在来種は弱いなぁ・・・。
- nobugs
- ベストアンサー率31% (1061/3349)
天敵がいないなどの理由もありますが、 結局は、日本に適合し、繁殖力があるものだけが 生き残ったのでないでしょうか?
アメリカに行くと「クズ(葛)を日本へ持って帰ってくれ!!」と言われるそうですよ。秋の七草の葛も悪者(?) さて、外来種が大繁殖する現象についてはひととおりの理由では説明しきれないと思います。 まず生物が地域的にまったく孤立し続けるかどうかがはっきりしません。風、川・海、動物などによる移入は絶えず続くと思われるので、大繁殖する場合(報道される)以外は移入を「食い止めている」と感じるか、あるいは日本に入ってこられないので何も感じない。 外来種が勢力を伸ばすのはその生態が在来種に対して有利であった場合で、それもいろいろな条件が重なっていると思います。たとえば鉄道の開通により外来の「雑草」が広がったといわれますが、一方では牛や馬のえさのための草刈りをしなくなったことや、急激な人口増と「開発」でむきだしの地面が増えたことなどがその例です。 勝ち負けということを考えるのであれば、「同じ土俵で勝負したらかなわない相手とでもいうものが、どこかにはたぶんいるはず」と考えるのが公平で現実に近いんではないでしょうかね。
- furu-tu2003
- ベストアンサー率43% (477/1085)
外来種が増えてしまう最大の要因は「天敵がいない」事ですね。 もう一つの理由は東西に長いことですね。 寒冷地域もあれば亜熱帯地域もあり しかも温暖な地域も多いことから住み着いてしまう 生物が多くなります。 このまま温暖化が進むと危険な生物もどんどん増える可能性もあります。 日本の固有種は海外の種と比較して厳しい自然状態で 活きてきていない為、海外でも適応力はあまりないのかもしれません。 しかし、日本から移出し侵入先で大きな被害を与えている場合もあります。 最初は緑化のために北米に導入された「クズ」 輸出された古タイヤ内にたまった水とともに 広がった「ヒトスジシマカ」 船のバラスト水とともにニュージーランドに侵入した 「ワカメ」などが日本から移出した種としては有名です。
- ac-milan
- ベストアンサー率15% (6/39)
ひとつには日本は周囲が海に隔てられているので、生存競争が大陸の生物よりも過酷でないことが大きいと考えられます。 このことから、例外はあるかもしれませんが、一般的には、日本から海外へ渡って悪さをしている生物はごく少数か、あるいは存在しない可能性が高いと思います。 個人的には、生物の持込を禁止するぐらいの思い切った政策をしないと、生態系に悪影響がかなり出てくるのではと私は懸念しています。