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こんにちは。
こんにちは。 進路についての質問です。 私は今高校生で、大学進学志望です。 発展途上国の飢餓問題に関心があり、 将来は国際NGOなどで働きたいと考えています。 ですが、具体的にどのような学部に進めば良いのか迷っています。 専門的な知識をいかしてNGOで働く為に、 栄養士の資格がとれる、 医療保健学部 保健栄養学科で学ぶのと、 飢餓問題などに焦点を当て 国際総合学類 文化・社会開発分野で学ぶのでは、 将来的にどちらの方がNGOに入りやすい、というのはありますか? 教えてください!
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こんにちは。 まさにあなたの志望する「国際協力」業界で働いている者です。 最近は、東南アジアのインドシナ地域やアフリカ北部で働いています。 高校生で将来国際協力をしたいという高い志は素晴らしいと思います。 夢に向かって頑張ってくださいね。 経験から、いろいろと回答申し上げます。 > 発展途上国の飢餓問題に関心があり、将来は国際NGOなどで働きたいと考えています。 発展途上国の、特に飢餓問題に興味があるということであれば、大きく分けて3つの道があります。 1. 援助のための資金を提供する「援助機関」 2. 援助機関から発注を受けて実際の援助業務を行う「国際協力企業」 3. 自己資金で食糧支援を行う「NGO」 1.は日本で言うとJICA、アメリカで言うとUSAID、国際的な組織で言うと国連(WFP)、世界銀行(WB)、アジア開発銀行(ADB)、アフリカ開発銀行(AfDB)などがあります。 USAID、AfDBに日本人の採用はほとんどありませんので、大学卒業後にJICAに入るか、大学院まで行って民間企業に勤め、その後WFP、WB、ADBなどに進む道があります。 これらの組織は、実際に途上国の現場で援助をするのではなく、資金を提供するのみで、実際の援助業務は仕事として発注され、企業などが受注します。 2.は、様々な企業や団体がJICAなどの発注を受け、業務を実施します。 開発コンサルタント、商社、援助専門の社団法人、独立行政法人、一部のNGOなどが受注しています。 3.は、募金や寄付によって集められた資金を用いて援助を行うNGOです。 国際的な組織から、小規模でも国内で細々と活動しているNGOまでいろいろとあります。 > 具体的にどのような学部に進めば良いのか迷っています。 > 専門的な知識をいかしてNGOで働く為に、栄養士の資格がとれる、医療保健学部 保健栄養学科で学ぶ > 飢餓問題などに焦点を当て国際総合学類 文化・社会開発分野で学ぶ 実際に現地で活動する「実働部隊」、特にNGOの場合には、あまり専門性は要求されません。 食糧援助の場合、援助できる物資が決まっており、またJICA発注案件などの場合は、仕事を受注する時点で支援食糧も細かく決まるので、栄養士の資格が求められる場面はほとんどありません。 (酷い言い方をすれば、栄養士が指導するような高度な栄養配分を考慮している場合ではないということ) あなたが、「食糧支援」をしたいのか、それとも「飢餓問題の研究」をしたいのかで、進む道は全く違うものになります。 食糧支援が求められる飢餓地域では、飢餓の原因となっている問題を分析し、その原因わ叩き潰す対策の必要もあるので、私の経験から言えば、「国際協力の仕組み」「国際問題の構成」などが研究・分析できる国際協力学が専攻できる学部をお勧めします。 他の回答者様から「技術者のニーズが大きい」という意見もありましたが、国際協力業界全体では確かに土木系や電機系、建築系などの技術者が最も求められていますが、飢餓問題を扱う部門や団体では、こうした技術の必要はほとんどありません。 国際協力は、大きく分けて「経済援助」と「人道援助」の2つがあり、経済援助の場合は、建物や道路、施設、産業などの整備のために技術者が活躍しますが、緊急を要する飢餓問題など生命に関わる「人道援助」の場合、その原因背景に社会的な問題の存在がある場合が多いため、問題の分析や、社会構造の改革、問題解決のための道筋が導けるようなプロジェクト全体の流れをまとめて指示できるような存在が必要になります。そのため、どちらかというと社会学的な思考を求められるので、国際協力・国際問題の構造を研究しておいた方が良いです。 最後に、国際協力業界の中で、NGOという組織は非常に不安定です。 非政府と言いつつも、多くの小規模NGOが行政・政府からの支援に頼っており、しかも資金は募金や寄付によるものが大きく、社会的正義の実現のために現場で働く職員の生活が犠牲になる場合が多いのです。 初任給は民間企業の2/3、もし結婚して子供ができても、大学まで進学させることは至難の業です。 また、活動の幅が限定されているので、どこかで不幸がないと仕事が生まれないというジレンマもあります。 あなたがそれだけの社会正義を持ち、自己を犠牲にしても続けていけるという自信がないと、NGOで一生活動していくことは難しいと思います。 飢餓に限らず国際協力に携わりたいのであれば、頑張ってJICAに入るか、国際協力の実績のある民間企業に入社されるほうが、活動の幅も広く安定しており、実際の援助効果も大きい傾向があります。 少なくとも、学生時代からサークルやボランティアでこうした活動実績を積んでおくことは必須です。
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- niap_niap
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はじめまして。管理栄養士を目指している学部生です。あなたのように発展途上国の栄養状態に関心があり、栄養系に進みました。 NGOの就職、国際協力のことは他の方におまかせして、栄養学科から見た回答をしたいと思います。 さていきなりですが、飢餓だけに関心があるのであれば栄養士はやめた方がいいというのが結論です。 (1)飢餓地域に栄養士は不要 つい先日、大学の先生から青年海外協力隊栄養士の活動記録という本をお借りしました。その方々の主な活動は「栄養教育」「公衆衛生」のようです。つまり、学校や保健所で食生活や健康、衛生についてワークショップを開いたり、母子手帳の普及に努めたり…そういう仕事が主です。 (NGOではなく協力隊になってしまってすみません) No.5の方の回答にありますが、飢餓問題を抱えている地域は「栄養士が指導するような高度な栄養配分を考慮している場合ではない」と思います。 飢餓地域に支援する食物を 選ぶor決める 立場でしたら、栄養の知識を生かせるかもしれませんが… (2)学部4年間で飢餓については学べない 大学で国際協力、途上国の支援、飢餓について学べません。独学になります。国際関係の学部があればそっちの講義がとれる、ほど栄養学科の時間割に空きはありません。時間割が被っていてとれない、ということになるでしょう。そしてほとんどの講義が必修なので「国際関係の講義とかぶってるから栄養のこれはとらない」という選択が出来ません。 (3)講義とやりたいこと(=飢餓問題)のギャップ 現在、栄養士(特に管理栄養士)は「コメディカルとして働ける能力」が求められていて、大学の授業も、栄養のプロとして病院で働ける知識をつけるというのが大前提です。 なので「途上国ではこんなことやってる場合じゃない」でも「単位をとらなきゃ資格はとれない」というギャップが出てくると思います。 栄養士の資格をとるために、どこまで飢餓と関係なさそうな勉強を続けられますか? 食物・栄養分野のなかで、関心があるのが飢餓"だけ"でしたら、栄養士はやめた方がいいです。 あなたはもっと広く大学について調べることをすすめます。 飢餓→栄養不足→栄養士 という考えは分かります。 ただこの考え方、逆からもたどれますか? つまり栄養士から考えていって、飢餓につながりますか? 最後に、それでも栄養に進む場合に。 まず管理栄養士の養成施設に入ることは絶対です。栄養士の資格だけだと、栄養関係での就職は厳しいです(特に関西。言い方悪いですが吐いて捨てるほど管理栄養士の養成施設があって管理栄養士さえ飽和状態です)。栄養関係の実務経験0で、海外の現場に栄養士として派遣されるのは難しいと思います。 海外に目を向けるのはいいことです。厳しい回答になりましたが、私も似た夢をもつ者として応援してます。
お礼
飢餓問題と栄養士の関係を細かく教えてくださりありがとうございます(_ _)! おっしゃるように、私は飢餓問題に重点を置きたいので、栄養士は保留にしたいと思います。。。 ありがとうございました!!
- bigbirdbb
- ベストアンサー率20% (2/10)
参考にしてください インターンシップ・フィールドワーク http://www.sfc.keio.ac.jp/academics/undergraduate/pm/internship_fieldwork.html http://vu8.sfc.keio.ac.jp/course2007/summary//class_list.cgi http://aojoho.com/sfc/sfc.html
お礼
お返事遅くなり申し訳ないです。 SFCですよね。。。 若干迷っています。 私の第一志望は筑波大学なのですが。。。 わざわざURLありがとうございました(;_;)!! 参考にさせていただきます。
- publicpen
- ベストアンサー率37% (991/2627)
僕の周りにはそういう人をやってた人は結構いましたけど、当然?1年の頃から活動してましたよ。時々、何もやっていないのに「将来やりたいんです!!」みたいな人がいましたけど、「同学年やヘタすると年下でもやってる人がいるのに、何で君はいまできてないのに将来できるの???」みたいな気持ちになりました。気持ちを持つのはいいことですが、さっさと動くことですね。 1人ではなかなか出来ないことなので、当然、都市部の大学、総合大学のほうがいいと思いましたね。 恐らく、ですが医療保健学部 保健栄養学科の方がいいと思います。専門職なので。後者は一種の研究者ですよね。研究者は1,2人いれば良い、1000人も10000人もいらないわけです。向こうさんからするとムダだし、意味ないから。 ちなみに最も必要とされている人材は土木系での修士卒以上らしいです。 日本の土木技術は世界一だし、途上国で必要とされているのは何より基礎インフラであり、また水が汚い、トイレがない、電気が来ない、などのことが病気などの大きな原因になってるからです。 今はNGOは難関ですよ。 欧州ではオックスブリッジやソルボンヌで修士取った人とかがふつうに 有名企業蹴ってNGOに入ったりするのがふつうになってきてますし、日本もそうなって来ています。 「どうせ私以外に大した人材おらんねんやろ?」みたいな気持ちで、 やる気や能力がそこそこで受験しても普通に刎ねられますよ。 あんまり予算が無いので、1人で5人分10人分働ける人材、ボランティア10人20人を動かす人材を求められます。 僕の友人もアジアで井戸を掘るグループとかに入ってましたけど、ふつうに現地集合とかって 言ってました。女の子ですよ。 最初は遊びや興味からでいいですが、やってくなかで語学力や専門知識の習得や行動力は必須になってくでしょう。 ※ただ医療系は講義が忙しいと思う。国家試験もあるし。海外に何ヶ月も行ったり、柔軟に動ける、と言う意味では一般学部の方が良かったりしますね。 ちなみに欧州ではイギリスの大学、特にロンドン大学が有名です。だからそこに留学出来るような国内提携大学へ入学するのも手ですね。 この分野はもともと植民地過多であり、未だにアフリカなどに大きな影響力がある欧州が最も進んでいます。日本ではまだまだ遅れた分野ですから留学は視野に入れておくべきでしょう。
お礼
お返事遅くなり申し訳ないです。 一応イベントや募金活動には参加しています。。。 土木系ですか。。目指せそうにありません(;_;) 欧州では有名企業蹴ってNGOに入ったりするんですね!!初めて知りました。 総合大学の筑波大学の国際総合学類をめざそうと思います。 欧州は進んでいるんですね。留学、ぜひしてみたいです!! 色々なお話ありがとうございました(>_<)!!
- zihyon
- ベストアンサー率44% (24/54)
今年就職活動をした理系修士2年です。 私もあなたと少し似ていて、国際協力系を中心に受けました。 国際NGOは、割と入りやすいのではないでしょうか。 なぜなら、ボランティアが多いと思うからです。 学科でいえば、東大や早慶(名古屋大学もあるかな。慶應はないかも。)などの国際総合学類 文化・社会開発分野以外であれば、資格が取れる医療保健学部 保健栄養学科をお勧めします。 いまあなたは高校何年生ですか? おそらく職業に就いて考え始めた頃で、いろいろな職業がたくさんあります。 NGOはほぼボランティアですが、給料もきちんとでて国際協力ができる方法は他にもたくさんあります。 例えば、 JICA、国際協力銀行、商社(全社員の一部)、日本工営など。 詳しくは、国際協力ガイド2011にのっています。 http://idj.sakura.ne.jp/station/guide/g_2011.html またJICAは国際協力をするためには、 目標にする人が多いですが、 本当に入るのが難しいです。 学部卒(大学4年で卒業)ならば、高学歴であること(東大、早慶など)、東大などの国際開発ゼミをでている人や、語学採用(英語はある程度話せる人。それ以外の語学を母国語のように話せる人)が多いです。修士卒(大学4年後、大学院2年で卒業)ならば、専門性が求められます。文系であれば、東大の国際協力学専攻( http://inter.k.u-tokyo.ac.jp/ )などの専門性を持っている方、理系であれば、専門性を持っている方が取られやすいです。なお、採用人数は年によってちがいますが、1年間に35人程度で、その内、50-60%が文系、40-50%が理系でした(ただ私の予想では理系の方が受験者数が少ないと思うので、入りやすいかも。ただ入りやすいといっても、非常に高い倍率です。) 会社でなければ、医師、看護師などです。 これは今は入学するのが相当難しいですが、国際協力ができる可能性はかなり広がるのではないでしょうか(また私が思うに、大学卒でJICAに入るより、今確実に勉強して、医学部などに入る方が楽だと思います)。 まだあなたは高校生ですので、 進路を確実に決めるのは難しいと思います。 国際協力でもNGO以外にいろいろありますので、 一度、国際協力ガイド2011などで視野を広げるといいと思います。 がんばってください!
お礼
お返事遅くなり申し訳ないです。 JICAは大変、と聞いたことがあります(;_;) 国際協力ガイド2011、図書室にあったと思います!!!! 将来具体的に何をするかの参考にさせていただきます。 一応、筑波大学の国際総合学類 文化・社会開発分野を目指そうと思ってるんですが、 早慶より落ちてしまうんでしょうかね…? 詳しいお話ありがとうございました(>_<)!!
- goldmanosaka
- ベストアンサー率58% (7/12)
こどもが高1であなたと似たようなことを言うので調べております。 まず、確実に国際貢献ができる道は技術者になることです。 産業が新興して、所得が増えない限りはどうしようもありません。 よって、数学、物理に違和感がないのであれば工学部(特に電気、機械)、学力に自信がおありであれば医学部を目指すべきでしょう。看護士も勿論使えるフィールドが広い。施設に一人いれば済む栄養士は看護士よりも需要が少ないですから、その点は注意すべきでしょう。 文系の国際と名がつく学科はあまりにも多すぎて、かつ特別な技術が身につきませんから、希少性がありません。しいて上げればできるだけ難関大学に行くことでしょう。 ジャイカに入る場合も文系よりも技術系の方がずっと簡単です。 それと、NGOというのは本質的にボランティアと理解した方がわかりやすい。 だから、個人の生活よりも使命感が先に出る人でないと勤まりません。 但し、医師とか看護士あるいは電気技師など資格、技術がある人はある一時期だけそういう非営利的なことに参加し、また社会に復帰することが可能です。 最後に、青年海外協力隊というのがありますが、これは全くお勧めできません。 帰国後の就職が悪すぎるからです。 でも、一度電力、ガス、NTTなどインフラ系企業に技術者として就職し、そこから派遣してもらう方法があります。こういう企業は政府の対外活動のお手伝いをすることも業務ということになっています。 いずれにせよ、使えるフィールドが広い技術者になることが最も近道です。 また、技術があれば、企業を定年後にシニアの専門家と海外で活躍することも可能であり、実際にそういう人がたくさんいます。
お礼
お返事遅くなり申し訳ないです。 やっぱり技術があるといいですよね(・・;) ただ、理数系でないのでちょっと厳しいかもしれません。。。 栄養士は需要が少ないんですね。。。 青年海外協力隊って就職悪いんですね!! 初めて知りました。 とりあえず、文系国際分野になってしまいますが 筑波大学 国際総合学類 文化・社会開発分野 を目指して、 具体的な将来を考えていこうと思います。 ありがとうございました!!
お礼
詳しく教えてくださりありがとうございます(_ _)! どちらかというと、問題そのものに興味があります。飢餓問題には専門的な技術は必要とされていないんですね!!初めて知りました;; 私の目指す大学の「国際総合学類 文化・社会開発分野」は社会学系統らしいのでちょうどいいかもしれません^^ 将来具体的にどうするかは、大学生活も通して考えていこうと思います!! ボランティアやインターンシップには積極的に参加するつもりです! ありがとうございました!!