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サムスンVS日本企業:経済競争の行方は?
- サムスンは世界市場において日本企業を追いつきつつあり、競争力が高まっているが、その一方で基礎技術を日本に頼っているという楽観論と脅威論が存在する。
- 売り上げだけではなく、品質の良い製品を提供することも企業の価値である。日本が先端技術をリードする一方、韓国も様々な分野で世界をリードする可能性がある。
- サムスンの成功は日本にとって不利ではなく、むしろ特許料などで日本に利益をもたらす可能性がある。安価かつ品質の良い製品は海外で売れるため、競争は避けられない。
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質問者が選んだベストアンサー
1)売り上げだけが企業の価値でしょうか?常に質のいい製品を提供するというのも大変な事だと思いますが 仰るとおりだと思います。 価値と言うか理念のようなものは必要ですし、実際ほぼすべての企業には何らかな企業理念が掲げられています。 例えば「より良い品質の製品を提供」「利益を地域に還元」「国家の技術発展」「地域に根付いた~」・・などなど しかしなが、企業は「売り上げ(利益)をあげてナンボ」という側面も否定は出来ません。 何故なら、例えば、より良い品質を提供するには何らかの形でお金が必要だからです。 (研究や検査など) また従業員や株主がいる以上「企業が存在し続ける」というのも大事な使命の一つです。 売り上げ「だけ」が大事ではありませんが、利益がなければ、企業は存続することができず 質の良いサービスの提供も地域への貢献も何もできないことになってしまいます。 2)日本がCDや半導体などの発明で世界の先端を行ってきましたが、 これから韓国もそのように様々な発明で世界をリードして行く事になるのでしょうか 希望も含めてですが、日本もまだまだ捨てたものではないと思っています。(思いたいです) しかしながら、今後はサムスンなども世界をリードするような発明や研究をどんどん行っていくのではないでしょうか。 質問者様の言われる「楽観論」については、的を得ていると思います。 しかし現在のサムスンはその弱みをカバーすべく、様々な一流の技術者をスカウトしてきています。 多くの優秀な日本人技術者がサムスンにヘッドハンティングされ移籍したことは多くの方がご存知だと思います。 3)サムスンが儲かるのは日本にとって不利な事なのでしょうか? 振りなことだと思います。 短期的に見れば、特許権使用料で儲かるというメリットもありますが 特許権使用料の収益で満足しているような企業が、今後生き残っていけるでしょうか? 技術は日進月歩ですし、いつまでも今の特許権だけで収益を得ることはできません。 確かに品質もそこそこ良く安いものであれば売れるのは当然かも知れません。 しかし、サムスンもそれだけでここまで成長してきた訳ではありませんよね。 マーケティングや社内の人材育成、徹底したグローバル指向、また韓国という日本とは違う特徴など。 色々なことがあってここまで成長してきています。 素人の私が言うのはおこがましいですが、日本企業は日本企業なりの 新たな取り組みをしなければ、そう遠くない将来「あー、昔なんかそんな会社あったね」などと 言われることになってしまうのではないでしょうか? ※すべて私見です。ご承知置きください。
その他の回答 (1)
サムスン(三星)もヒュンディ(現代)も韓国政府が後ろ盾となって債務保証をし、銀行団が莫大な融資をしてすばらしい技術開発を行なっています。 同じ事は日本も1960年代から80年代にかけて当時の通産省が音頭を取って行ない、日本のエレクトロニクスは世界を席巻しました。 今度は中国政府が同じ事をやっています。 運が良ければブラジルも同じ事が出来るでしょう。 それだけの話です。
補足
返信ありがとうございます。 では具体的にサムスンやヒュンダイが開発した技術などにはどのようなものがあるのでしょうか。 よろしくお願いします。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 世の中の勢いというのは常に移り変わって行くものですでに20年前に謳歌してしまったのを維持して行くというのは大変な事ですよね。 これからも(僕自身がその世代ですが)日本の企業はまた様々な取り組みをしなければいけませんね