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中国と日本との清潔感の違い
中国と日本との清潔感の違い 日本では携帯電話を触っているときに、画面に指紋や肌の油、汚れが付いたときに、衣類などできれいに拭いているのをよく見かけます。 私もあまりに汚れているのは嫌なので、気になったときに拭いているのですが、中国の方も同じように気になって拭くことは多いのでしょうか? それとも日本人はこのような些細な汚れを気にしすぎでしょうか? その他、何か清潔感の違いを感じる例などがありましたら、教えて頂ければ幸いです。
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1.中華料理店で、 ・席についたら、皿、碗、グラス、時には箸も紙ナプキンで拭く。 外国人は持参のティッシュペーパーで。 ・席についたら、碗を茶で濯ぎ洗いする地方も。 ・切った果物は食べない。 肉・魚類を捌いたまな板や包丁をそのまま使うから。 *中国人は厨房での様子を知っているから出来た習慣でしょう。客の行為を見ても店側は当然のこととしています。 しかし、料理が盛られた食器も同じ事の筈なのですがね。超一流店では客もこんなことはしませんが、店の信用が出来てきた、作法としてのおかしさに気づいてきた..からではないでしょうか。外国人は先ず行かないいわゆる飯屋などでは、濡れたままの食器が平気で出てきます。日本でも似たような経験はありますが。 この10年を見ても変化はありますが、いずれ解消するのかどうか。 2.水と氷 ・水道水は硬度が高く下痢をするので、沸かしたものしか飲みませんし、店ではミネラルウォーター頼む。しかし、氷は水道水そのままの場合があります。中国人も分かっているのに平気で出します。 3.幼児のパンツは股割れ。どこでも排便排尿させます。乾いた道路に水があればその痕跡。 4.大学教授でも、(不味いと言って)食事中に平然とものを吐き出す。 5.農薬事故のTVニュース。客が八百屋に文句を言う・八百屋は作った農家が悪いと言う・農家は売った八百屋が悪いと言う。実態は、字の読めない/読んでも理解できない農家が"薬は多けりゃいいだろう"的に農薬を撒いた結果でした。八百屋は"買った客が悪い"と言ったとの冗談話も。 ⇒2以降は"きれい"からずれてしまいましたが、根は繋がっていると思います。中国人も家庭内や個人の付き合いでは、きれい好きですし清潔です。公徳心や公共の概念が薄いのだと私は考えます。誰につけば明日の飯が食えるか、安心できるのは身内だけ、の民族の歴史的環境の所為だと思います。先ずは自分(のところ)なのでしょう。 6.自宅に家庭教師を呼んでお茶と菓子を出す、彼女は現役大学教授で家庭持ち。食べ終わるやなんと、卓上の菓子の屑をパッパッパと絨毯の床に払い落とす。ただただ唖然でした。 7.北京の日本人駐在員宅で雇っている家政婦。手順良く教えると何でも気持ちよくやります。しかし、どういう訳か教えても教えても卓用布巾と雑巾の区別がありません。 ⇒この2例は、住宅の構造、生活環境と習慣の差。住宅の床は土間、石敷きが伝統的、板敷きでも概念的に外の続き。彼らの概念の中では床掃除は箒とモップの役割。 8.蝿だかりの食材・食卓、便所の様子、どれも戦前までの日本も特に地方では似た状況でした。日本がこれほど文明の恩恵に浴しているのはここ30~50年? ■改めて水、 ・中国、とりわけ北方では水が不便です。特に海岸線に近い都市部では。南北とも水利施設や都市配水インフラが未熟。家庭やビルの配水管/排水管が貧弱で不便が多い。大は禁止の便所や、紙を流すことは禁止の所もまだまだあります。便器の脇に紙屑篭がある場合中身は使用済みの紙ですからご用心。例えば北京には巨大な水庫がありますが、水使用量の急増を懸念して一般住居の設備改良には消極的です。 ・斯様な水事情ゆえ、水は大切に使います。庶民は、多くは会社や役所の浴場、家にシャワー設備があっても水量不十分、街中には銭湯ならぬ淋浴室(シャワー)です。生活水準により差があります。余程の生活苦で無い限り頻繁に風呂を遣う日本人の感覚では、時として眉を顰める場面もあります。満員路線バスはとりわけ夏場は遠慮します。 ■余談です、 ・秦の始皇帝の命で不老不死の仙薬を探しに日本に来た徐福が紀伊半島に寄った時の話、浜に集まる人々を見て「この国の人々は貧しいが、大変清潔だ」と言いその地の水の豊かさを察したとか。明治に来日した西洋人にも同種の話があるので、話柄の真偽はともかく日本人と水、それゆえの清潔さは世界に冠たるものがあります。 ・中国人と日本人の"きれい"とは、 論点は多様ですが言葉について。 日本語やまとことばでは、せいせい・すがすが・きよら・うるわし・きよし 位いでしょうか、浅学ゆえ語彙はこの程度なのですが。何れも情緒的美しさとさっぱり感のようです。 中国語では、綺、麗、清、潔、浄、潔、亮、(白、光)など、更に組み合わせて精緻な使い分け。情緒面と物理的な面を使い分けて言葉が多様です。 気づいたのは、中国人の感性は十分に的確だということ。行動様式の乖離は歴史と社会に合わせて生きてきたことによるのでしょう。 ・心配なのは、日本人の過剰潔癖性。他国民に比して日本人は病菌への免疫性が落ちている研究結果もあります。 *たしなみとしての、持ち物の清潔感とは別の観点の話になってしまいましたがご参考まで。
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- tacsys
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中国で食事したときのことです。私を案内してくれた友人が、食事をする前に、食器の中をティッシュで拭いていました。どうしてそんなことをするのか聞いたところ、中国では、食器をきちんと洗わない店があるから、食べる前に拭いたほうがいいとのことでした。でも、男性はあまりやらないようですが。 ですから、食器や食物に清潔さを求める気持ちは変わりないと思います。むしろ、問題なのは、食物を提供する側の意識のほうかもしれませんね。
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ご回答ありがとうございます。 食事を食べるときはやはり中国の方も汚れが気になるんですね。 ただ、提供するときは気にしない、というのはそれはそれで 深刻度が高い気もしますが。。。 他人やお客さんへの配慮という点では、日本とはまた感覚が違うのかもしれませんね。
中国で飲食をした時です、ハエが飛び回って払いのけていたのですが そこの店員は、おいしいからハエが寄ってくるといっていました 私「・・・・・・」無言になってしまいした、厨房はどうなっているのかと思うとぞっとしました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日本人の感覚ではちょっと考えられませんね。 ハエなど、虫に関する感覚は日本と中国では大きく違いそうですね。
お礼
多くの具体的事例を元にご説明頂きありがとうございました。 知らない話が多く、とても参考になりました。 日本人と中国人と、根源的には同じような清潔感なのでしょうね。 ただ、日本には水が豊富にあり、水をたくさん使ってきれいにする文化が あったり、ここ30~50年程度で、経済的な恩恵を多く受けた結果なのでしょうね。 中国は「医食同源」と言うほどで、食に対して関心があるように思うのですが、 その食において、きれいとは限らないというところが残念な気がしてなりません。 日本人は確かに過剰潔癖症ですよね。 そんなに気にしなくても!と思いつつ、案外些細な汚れが気になったりする自分がいますが。。。