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なぜ,カエルなどの両生類は,子はえら呼吸で,親になると肺呼吸になるので
なぜ,カエルなどの両生類は,子はえら呼吸で,親になると肺呼吸になるのでしょうか? 教えて下さい。 両生類にとって,それが適応しているつくりになっているとはわかりますが,このしくみの科学的な根拠を教えて頂ければと思います。よろしくお願い致します。
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適応しているからではなく未だ適応していない結果です。ですから残念ながら何故適応できないのかという科学的な根拠はありません。 生物は水中で発生進化しました。全ての動物が受精は未だ水中以外で受精できません。空飛ぶ精子やとことこ歩く精子が誕生しないで、精子の運動能力は皆水中を泳ぐものだからです。今後も精子の運動機能に変化はないでしょう。卵もそれに対応した変化をしなくてはなりませんから同時にと言うことは不可能なことと思います。 さて受精が水中で行われれば、当然そこから発生します胚は水中で発生することになります。陸上で卵を発生させます陸上動物は、この問題を解決するために胚を卵殻で保護し、人工的な水中環境で発生させるように進化しました。また、同時に胚が呼吸出来るように胚膜と呼ばれるものを作り出しました。胚膜の中で漿膜と尿膜を融合させました漿尿膜が臍に繋がっていまして呼吸します。それが発達したものが我々の臍の緒です。ですからヘビもワニもヒヨコも発生の過程では臍があったのです。 両生類は、残念ながら適応できずにそれらの卵殻や胚膜を持ちません。ですから名のごとく幼生期は水中生活をし、生体は陸上生活に移行します。カエルにはまさしく臍がないのです。何故カエルは臍の緒を作れないのか、これは永遠のなぞです。
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- gramin
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あなたが何に興味をもっているのか、いまひとつわかりません。 子にえら呼吸していたのに、親になると肺呼吸をしはじめる仕組みに興味があるのでしょうか? 長谷川眞理子著『生き物をめぐる4つの「なぜ」』(集英社新書、2002年)ISBN:9784087201680 を読んで、4種類のうちのどの「なぜ」に興味をもっているのか検討してみると、 頭がすっきりするかもしれません。
お礼
ありがとうございました。ご紹介の本を購入してみます。
>科学的な根拠 それは分かりません。 なぜ、魚から両生類が分かれ、さらには虫類が分かれ、そこから鳥類とほ乳類が同時に分かれた「理由」は全く分かりません。 他の惑星では他の進化が起きたかも知れません。 リチャード・ドーキンス先生の「ブラインド・ウオッチメーカー」を読むとその辺が少し分かるかも。
お礼
ありがとうございました。ご紹介の本も購入してみたいと思います。
お礼
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。