これは、市場が効率的でない証拠ですか?
ちょっと完全に自分で調べない上での質問であることをお許しください。
市場は効率的であるという前提で以下のことを考えると疑問点があるのですがご意見をお願いします。
例・・・仕手等の操縦者の介入した銘柄で散々吊り上げられた株。(最近の例ではOHT6726等)
例・・・ライブドアの行った株式100分割。
なにが言いたいかといいますと、
もし、市場が効率的であれば(企業価値を正確に株価が反映しているという前提)、市場の参加者は株を企業価値以上の値段では購入しないはずです。
しかし、意図的に需給をコントロールされると、需給のアンバランスが起き相場が急騰したり暴落したりします。
つまり、ライブドアの株を例にすると、100分割前の極端に供給不足になったことにより何倍にも株価がつりあがりました。
例えば食べ物とか高級食材であれば供給不足で値段が跳ね上がるのは分かります。米がほとんどなくなったらみんなこぞって買うから値段があがるでしょう。
しかし、株に関しては違うのではないでしょうか。たとえ需給がアンバランスになったとしても、株本来の価値は変わっていない。
つまり、企業価値と照らして1株400円の株を誰かがいくら買い上げて品薄になっても株本来の価値は400円であり、それを品薄を理由に買いあがる理由はどこにもありません。
別の割安な企業の株を買えばいいわけですから。買ったら企業価値より高値で買ってしまうわけで損なはずです。
もし、400円の価値の株が500円の値段がついていたらすぐさまに大量の売りを浴びせられもとの価値の400円にもどるはずです。
もし、市場が狭義(企業価値の正確な反映とする)に効率的としたら上記の様な銘柄の相場は明らかな市場の非効率性を示しているのではないでしょうか?
ご意見いただければ幸いです。