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LTSpiceについての質問です。
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- inara1
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ANo.1の方法でシミュレーションした結果を添付します。コンデンサの初期電圧を 0 とし、電源の位相を 90度 としているので、時間 0 での電源電圧は 141V、突入電流は 14A になっています。 ANo.1の方法はコンデンサの電圧を 0 にするものですが、0以外の電圧を初期値にするには、以下のようにします。 (1) メニューの Edit → SPICE Directive で出てきた空欄に .IC V(n003)=100 と書き込む(先頭がドットになっていることに注意) → OK (2) 回路図上に長方形の枠が出てくるので、適当な場所に動かしてクリックして、回路図上に配置する (3) 初期値を 100 以外にするには、回路図上の「.IC V(n003)=100」を右クリックして内容を書き換える .IC V(n003)=100 の意味は .IC が初期値設定のコマンドで、次の V が電圧の初期値、括弧内が初期値を与えるノード番号、100 が初期値(V)になります。 ノード番号が分からないときは、以下の手順でSPICEリストを見れば分かります。 メニューのView → SPICE Netlist で以下のようなリストが出ます(これはリストの一部) V1 N001 0 SINE(0 141 50 0 0 90) R1 N001 N002 10 D1 N002 N003 D C1 N003 0 600u C1 の部分がコンデンサの記述ですが、これは N003 と 0 という2つのノード間に容量 600uF のコンデンサがあるという意味です(ノード 0 はGNDの意味)。したがって、コンデンサの初期電圧を与えるノードは n003 ということが分かります。
- inara1
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以下のようにすれば、コンデンサの初期電圧が 0 で始まります。信号源の Delay 時間は 0 としてください(そうしないと初期電圧141Vがその時間だけ続く)。 メニューの Simulate → Edit Simulation Cmd → 一番下の Skip Initial ・・・にチェックを入れOK