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低解約返戻金型の保険とネット銀行の定期預金、利殖にはどちらが有利なの
- 低解約返戻金型の保険とネット銀行の定期預金、利殖の比較について説明します。
- 保険会社に見積もりを取ると、低解約返戻金型の保険には払込期間があります。具体的な金額と利回りを計算して比較します。
- 保険と定期預金の利殖効果が同じ場合は、途中解約をしても元本割れしない定期預金が有利です。利殖効果が異なる場合は、保険の方が有利かどうか計算してみましょう。
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chenlaさん ●「純粋にお金をどれだけ増やすことができるのかどうかという観点からのみ考えてください。」ということですので、まず、その観点から書いていきます。 (1)低解約返戻金型の終身保険に入るのと、年利0.75%の10年の定期預金に入るのとでは、利殖の効果は同じなのか。利殖効果が同じとするならば、途中解約をしても元本割れをしないという意味で、定期預金の方が有利と考えていいか。 →chenlaさんは、低解約返戻金型保険の解約返戻金から払込元金を差し引いた金額(12万5240円)を払込元金(191万3830円)で割って、年平均利回り0.6%(税引き後)と計算しています。 これは、191万3830円全額を一括で預け入れた場合の利回りです。 年19万1383円を10年間預けて、203万9070円にするには、1.4%程度(税引き後1.1%程度)の金利が必要です。 年19万1383円を年利0.75%(税引き後0.6%)で10年間預け入れた場合、10年後の利息受取額(税引き後)は、およそ6万5千円ほどになると思います。 (2)利殖効果が違うのであれば、どちらが有利なのか。 →10年後の利息受取相当額だけを比べるならば、保険のほうが6万円ほど有利ということになります。 (3)保険の方が有利なのであれば、この場合、年利で何%(税引き前)の10年定期に入れば同じ効果が得られることになるのか。 →先ほど書きましたとおり、年19万1383円を10年間預けて約204万円にするには、1.4%程度(税引き後1.1%程度)の金利が必要です。 ●次に、「純粋にお金をどれだけ増やすことができるのかどうか」以外の観点から書いてみます。 私の個人的な意見ですが、低解約返戻金型の保険を契約するに当っては、 ・子供の教育費がかさむようになるなどして、その払込保険料が生活費を圧迫するようになっても、保険料払込期間中は決して解約することなく、 ・世の中の金利があがっても、この保険に加入していることを恨めしく思うことがない、 このようことを了解できるならば、現時点の金利と比べるとメリットがあるかもしれません。 しかし、利息の差約6万円は、1ヶ月当たり(6万円÷120ヶ月)にすれば、500円の差、ワンコインの差です。 年19万1383円を1ヶ月当りにした額15950円にワンコインを上乗せして、月16450円を10年間積立預金すれば、金利0.75%がずっと続くとしても、10年後にはおよそ204万円になる計算です。 しかも、決して元本割れすることなく。 もちろん、積立期間中に金利が上がれば、それに応じて受取ることができる利息も増えます。 低解約返戻金型の保険を契約しようとする人は、もちろん、中途で解約しようと考えている人はいないでしょう。 chenlaさんは大丈夫なのだと思いますが、中には、元本割れを覚悟で止むを得ず中途で解約する人も出てくるようです。 また、予定利率が固定されている低解約返戻金型の保険ですと、世の中の金利が上がっても、解約返戻金は変わりません。 何があっても10年間は解約せずに払い込み続けるという強い意思と、利息相当額は最大で12万5千円もらえれば良いというお考えがあるのであれば、低解約返戻金型の終身保険も良いのかもしれません。
お礼
現在の利率で定期預金に入れても、月あたり500円しか違わないという指摘に納得しました。そうですね、よく考えれば、たいした利益にはならないのですね。ガツガツ株やFXに投資する意欲まではないのであれば、金利が上がるまで大人しく預金しておいた方が良さそうですね。この低金利時代、これ以上、金利が下がることは考えにくいのでしょうから。 最後に、一つだけ質問です。「年19万1383円を1ヶ月当りにした額15950円にワンコインを上乗せして、月16450円を10年間積立預金すれば、金利0.75%がずっと続くとしても、10年後にはおよそ204万円になる計算です。」とありますが、これは年払いではなく、月払いした場合の計算ですか? 年払いでしたら、1000円程度しか増えないようですので。