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経済について全く無知で、円安・円高や株安・株高などは理解できますが、債
経済について全く無知で、円安・円高や株安・株高などは理解できますが、債券についてどういうものか 知らずにいるので、私は、お金の余裕がないですが、債券について詳しい人、売買に詳しい人にお聞きします。 N年物国債の利回りが下がるということは、 債券を買いたい人にとって??? 債券を売りたい人にとって??? 債券以外の経済の影響など が知りたいです。 また、債券でどこで売買するのでしょうか? 債券を保有している人口の割合も知りたいです。
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- subarist00
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債券には新規発行債と既発債があります。利回りは発行時に決まるので既発債の利回りは当然変化しません。だから、N年物国債の新規発行債の利回りが下がるということは既発債の値段は上がります。 だから (既発の)債券を買いたい人にとって損、 (既発の)債券を売りたい人にとって得 です。 新発は利率だけでは分かりません。そのときのインフレ率によります。利率-インフレ率=実質利回りですから、実質利回りで見て上回れば得、でなければ損です。 債券以外の経済の影響などですが、利回りが経済に影響を与えるのではなく影響を受ける側です。 ・ここ数日米国債の利回りが低下しています。株式のリスクが高まっているためにリスク回避から債券にお金が流れています。ニュースで「質への逃避」と言っているのがそれです。大体は短期的な動きです。 ・一方、景気の先行き見通しが暗いと利回りが低下します。日本はずっと超低金利です。景気の見通しが悪く、今だけではなくて将来的にも物が売れそうに無いので新しく設備投資して物を作る気も無い。だから誰もお金を借りない。誰も借りないから貸したい側は利率を下げて貸出競争するしかない。長期的なお話ですから長期金利が下がります。 >また、債券でどこで売買するのでしょうか? 政府と金融機関の取引ですが、一部個人向けもあります。 >債券を保有している人口の割合も知りたいです。 直接個人が持っているのは数百兆円のうち数兆円程度ですけど、間接的にはほとんど国民が持っています。例えば郵貯は200兆円の預金(=国民のお金)の7割を国債を買っています。厚生年金など(国民が払った)年金の積立金も数十兆円国債を買っています。(国民の預金を預かる)銀行も数十兆円国債を買っています。だから間接的には現預金性の金融資産を持つ国民全員が間接的に国債を所有しています。