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<窒息の時の対応法 背部叩打法の仕組みを教えて下さい!>
<窒息の時の対応法 背部叩打法の仕組みを教えて下さい!> 窒息の時の解除法に、背部叩打法がありますが、座っている方の背中を 叩くと詰まったものが下に落ちてしまい、たとえば気管分岐部で再度閉塞 するような気がしてなかなか腑に落ちないのですが、どのような仕組みで 解除されるのでしょうか? 背中を強く叩くことで胸腔内圧が上がるとい うのもピンとこず、質問させていただきました。 よろしくお願いします。
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- kiyocchi50
- ベストアンサー率28% (456/1607)
背部叩打法ですが、たしかに前傾させますが、頭を背より低くする必要はありません。 というか、頭を背より低くするような姿勢では叩けませんよね。 異物による窒息に対して、器具を用いないでそれを解除するためには、「胸腔内圧を上げる」ことしかありません。 つまり、肋骨で覆われている部分の内部の容積を小さくしてあげればいいわけです。 咳ができない場合、最初に考えるのは「腹部突き上げ法」つまりハイムリック法です。極端な肥満の方や乳児、妊婦には基本的には行いませんが、これは横隔膜を押し上げることで胸腔内圧を上げる方法です。 次に考えるのが、「背部叩打法」です。背を叩くといっても、本気で叩く。「殴る」と言ったほうが正確なくらい思いっきり叩きますので、胸腔が瞬間的に変形します。軽く背中を叩いてもらえば「ぐふっ」って息が出るのわかると思います。
- mappy0213
- ベストアンサー率26% (1706/6353)
背部叩打法で下に落ちるのはおかしいですね 必ず頭を下にした状態で行います。 背中を叩くことで人工的に咳をしたような状態にして 気管内のものを口から出させる方法です 叩いて気管内に詰まっているものを胃に落とすのではなく 必ず口から出すことになります。 少し膨らませた風船にストローをつけます そのストローに何かを詰まらせます 風船を軽く押せばストローに詰まったものは風船の中に落ちず必ずストローから出てきますよね? それと同じことをしていると思ってください。
お礼
mappy0213様、ご回答ありがとうございます。 背中を叩くことで、咳の時のような状態をもたらすことができるんですね。 それは、叩いた力で気道内圧が上がる、ということなのでしょうか? 叩く部位から10cmほど深いところにある気道に衝撃を与えて、内側の 圧が上がる機序がわかりましたら、ぜひ教えていただけたらと思います。 風船とストローの例えがわかりやすかったです。ありがとうございます。
- Lupinus2
- ベストアンサー率26% (1802/6710)
背部叩打法は頭が上になった状態では行いません。 座っていても、頭を下げさせるなどして背よりも低くした状態で行います。 頭が上の常態で行うのはハイムリックです。
お礼
Lupinus2さん、答えて下さってありがとうございます。 そうですか、前傾姿勢というのは聞いて知っていましたが、頭が 背よりも低い状態まで曲げるとは考えていませんでした。そう すれば、口から出てきそうですね。 ありがとうございます。
お礼
kiyocchi50様、答えて下さってありがとうございます。 そうですか、背部叩打法では、叩く衝撃で胸腔内圧を上げるくらい、 強く叩くのですね。叩く勢いで詰まったものが気管内で振り落とされる という原理かと思っていたので、考えちがいだったようです。 姿勢は、前傾でよいのですね。 参考になりました。ありがとうございます!