徴兵制は男女差別ではないですか?
平和な日本ではあまり関係ありませんが、お隣の韓国、台湾をはじめ世界には徴兵制が残っている国はまだ多くあります。
1年から2年の間自由を拘束され、過酷な訓練や上官によるしごきの毎日で、場合によっては命を落としたり障害を負う者もいると聞きます。
さらに、万が一戦争が始まれば前線に赴き、死の危険を強制されることになります。
現代日本にこのようなものがなくて本当に良かったとは思うのですが、疑問なのが、イスラエルなどを除くほとんどの国で、兵役は男性にしか課せられず、女性には代替服務も含め一切義務がない(志願は可)ということです。
現代の韓国・台湾くらいの豊かな国であれば、男性が兵役に行っている間も女性は中断されることなく勉強や仕事、恋愛、エステ、海外旅行などを楽しむことができます。
戦争中の国ではこうはいきませんが、少なくとも女性であれば比較的安全な場所に避難できる可能性もあるし、前線で戦っている兵士に比べれば犠牲になる確率はずっと少ないと思われます(もちろん女性も大変な苦痛を味わうし、性暴力など特有の問題もありますが、それでも死ぬよりは、、、と思います)。
これって究極の男女差別ではないでしょうか?
好きで男性に生まれたわけではないのに、同世代の楽しそうな女性の様子を見ながら自分は戦争の訓練、、なんて想像しただけでも耐えられません。
もちろん女性が不利な場面も社会にはいろいろ残っていますが、男性の兵役だけでもそれらを全部吹き飛ばしてしまうほどだと思います。(兵役を別にしても、女性だって不利なこともあるけど楽しいこともいっぱいありそうだし)
私は日本人男性ですが、もしこのような国に生まれていたら、、、早めに女性に性転換することも考えていたかもしれません。あるいは国外に逃亡したかもしれません。
実際に徴兵制のある国の男性は、どのように思っているのでしょうか?(あるいは戦前の日本人男性はどう思っていたのでしょうか?)
不合理だと思うことはないのでしょうか?
女性に生まれたかったと(公言はできなくても)思う人も多いのでしょうか?