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ギラン・バレー症候群とIV型アレルギーの関係。
ギラン・バレー症候群とIV型アレルギーの関係。 現在IV型アレルギーについて調べているのですが、免疫関連の書籍やアレルギー関連のホームページを見るとIV型アレルギーの代表的な疾患のところにギラン・バレー症候群と書かれているものが多くあります。 しかしギラン・バレー症候群で調べてみると、原因は抗体が神経を攻撃することだとされていました。 IV型アレルギーは細胞性免疫がかかわるもので、抗体の関与はないと思うのですが、これはどういうことなのでしょうか。 ぜひ回答をよろしくお願いします。
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IV型アレルギーは、抗原と特異的に反応する感作T細胞によってマクロファージや好中球などを集めて活性酸素を発生させ、炎症を引き起こすためにその部位の組織障害が起こります。その部位が、神経細胞の軸索あるいは髄鞘に達するならば、ギランバレー症候群が発症するのは何も不思議ではない。 ギランバレー症候群の発症原因についてはまだ解明されていないこともあるようです。 説としては、カンピロバクター・サイトメガロウイルス感染後に病原体に対する抗体ができて、神経細胞を誤攻撃して発症することは明らかになっており、それは、既にお調べになっていることと思います。 ただ原因の一つとして、IV型アレルギー反応によって発生する活性酸素が、神経組織障害に及びギランバレー症候群を発症する、という機序も表記されても良いのかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございました。 お礼が遅くなって大変申し訳ありません。 おかげでやっと理解することができました。