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沖縄の基地問題について
- 沖縄県内に転々としている基地を一箇所に集中させるべきか
- 移転先になる沖縄県民の補償と希望する国内への移住の助成金を提案
- 沖縄の経済的メリットと環境保護の観点からの基地移転案
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>軍事的に基地を一箇所に集中させるのは不都合があるのでしょうか? 滑走路みたいなものは特にそうです。攻撃を受けたり故障・損傷した機体が滑走路をふさいだりした場合、一ヶ所しか滑走路が無かったら他の航空機は着陸することができずにそのまんま放棄されることになります。 分散させすぎても機能不全になりますが。 >沖縄本土の端っこの方に、若干コンパクトに全部の基地をまとめる形で基地を寄せて、 >県民の居住地域との間に一定の距離を開けて、軍機の飛行コースを出きるだけ海側からの >進入にしてもらえば 現行案と比較した場合のメリット ・事故の際の人的被害が大幅に減る デメリット ・数ある訓練場もまとめるため、金が恐らく数十兆円単位でかかる ・住民の反対運動が現在よりも桁違いの規模で起こる ・農地の造成もやり直さなければいけないので、時間も現行案より遥かに必要になる。 ・バックアップ用の滑走路も同時に整備しておく必要があるため、「コンパクトに」というのは極めて難しい。むしろ面積が広がる可能性が高い。 ヘリコプターと固定翼機を普段から同じ滑走路で扱うのって結構な危険を伴いますからアプローチもテイクオフも別ルートを用意する必要があります。訓練空域や民間機用の航路の大幅な組み替えもしないといけないからその手間もかかりますね。 というか、 >破格の買収金額を提示して こんなことしてわざわざ超巨大基地を造るくらいなら、今現在基地の周りにいる住民に立ち退いてもらったほうが早くないですか?それでも得られる結果は同じだし、新しく基地を作らない分むしろ安い。 >民主党の国内に転々と分散させる案や社民党の実現不可能の気がするグアム移転案よりもひどいですか 現行案よりは間違いなく酷い。時間も金も住民の説得も圧倒的に必要になる割に、得られる結果が現行案とあまり変わらない。
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- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
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政界が天井大風になってしまいました。 この掲示"yoichi001"さんの提案についてみんなで討議した構想案は、内容はともかく庶民側がまじめに考え合った誠意というものが、僅かでも政治側へ伝わるといいなと思っていますが、先行き不明です。 鳩山氏が総理辞職のきっかけは「国民の皆さんが聞く耳を持たなくなったと聞いて」と聞き捨てならないことを何度も明言しました。 誰から聞いたのか有らぬ事を言うもので、国民は総理の一挙手一投足を見守っていたのに、と思います。聞く耳を持たないし察知する努力もしなかったように思えるのは鳩山氏の方で、沖縄県民の声を後回しにして失敗したり、ここの掲示板のようにみんなで考え協力している民意というものの存在を知ろうとしなかったりで、失礼してしまいます。 この掲示板の案には基地の構想や民意の代弁もあって参考にして貰いたい気持もありましたが、現在は次の状態に変動しました。 (1)辺野古ほか沖縄全土で基地新工事は反対の意見が多数化。 (2)普天間の住民は基地隣接の危険状態が打開願望のまま。 特に辺野古近辺では従来は基地建設で納得していたのが、市長改選の状況変化も加わって一挙に反対の立場に変り、硬直状態になってしまいました。 しかしいつまでも硬直状況のままでは普天間の問題が解消しませんので、いずれは基地の"新規案"が出される状況になると思います。もう少し見守る必要がありそうです。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
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普天間基地に関して22日の日米政府合意では、 (1)滑走路を辺野古の近辺に新設、 (2)基地の機能は各地に分散設置、 との [方向] で [検討] すると合意したそうですが、まだ若干流動的です。 [検討]するということは、具体策などの都合で少し別の[方向]へ変わる可能性もあり得るからです。 方針がいつも変わってしまう傾向ですが、どの方針に決まっても、地元などへは友愛の施政を望みたいと思います。 #3や#9で10年とか50年と書いてある点について、私の考えではこのあたりに危機が2回は起こりえるのではないかと想像しています。 [10年]程度後までの間は、彼の国の政権引き継ぎのときに危機が起き得る危惧で、この頃が最大の予測危機です。 2回目の危機は政権引継ぎ後に運営などに問題がおきて国際的にも騒ぎになる可能性で、これは[20-30年]後以内に起こりえる余波危険と見ています。 それが過ぎれば通常の防衛態勢でいい筈なので、沖縄は緊急出動が重要任務ではなくなるため基地の大半がグアムへ移転するなら、沖縄の基地負担はかなり軽くなるのではないかと思います。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
- ベストアンサー率47% (37/78)
. 何点?の質問へ答えている人が多いので、私も95点をつけさせて頂きます。本当は "評価" の問題ではないと思うのですが。 専門家ではない庶民にしてはかなり細密な具体案が真剣な考え方で優れていると思います。反面、満点にできない理由は、費用と労力がかかりすぎることと、実行面とか運用上の利点・欠点の詰めが不十分と思えた点です。 クリントンさんが21日に来日し、普天間や名護に関して何か言うかと思っていたのですが、友好に進めたいとか沖縄基地は持続的に必要とかの筋論と社交辞令だけでした。政治家ともなると、言う事が大筋論で、レベルがちがうなぁと思いました。 少し心にひっかかったのは「50年後も --(なんだったか不明瞭)」と言ったことです。優良な関係を保ち続けたいと言ったのか、50年後も安全でありたいだったのか。 後から思い出すと、大枠のことしか言わない筈の政治家が、「50」という数字を示すのは何か "意味深" とも思えて気になっています。だれか報道を聞いた人は教えて頂けると有難いです。 まさか "あと50年ぐらいは守って上げるわ" ではないし、今の若者が老人になる迄は防衛も相互扶助で行きたいということだったのか? ちょいですが引っかかるのです。たぶん、こういう意味では、との想像でもいいです。 政治決着は5月末迄に極まるか不明です。この掲示板も問題一段落までずっと延長しておいて貰いたい気もしますが、そうはいかないのでしょうか。
- n-i-e
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沖縄で一番広い基地は北部訓練場ですが、そこへ全部移すとしたら森を切り開いて滑走路を作る話になりますので、環境破壊になってしまいます。 それに、土地の利権の問題もあります。基地を移動させるにあたって新たに土地を借り上げるとなれば、地元の人は当然抵抗するでしょう。一方で、借地料目当てで土地を買いたい人が、地主さんの元へ殺到することになります。借地料目当ての人にとって、軍用地の購入は純投資ですから、地元に住む地主さんとは考え方が全然違います。 そして、どこへ移ろうと沖縄に基地がありつづける限り解消されない問題が、米兵や軍属による犯罪です。兵士といえども、基地から一歩も出ないで生活しているわけではありません。買い物もすれば飲みにも行きます。外出した先での犯罪というのが、実は結構多いのです。兵士は戦闘のプロですから、兵士や元兵士が強盗でもすれば、素人の民間人は太刀打ちできません。そんなことあるのかと思うかも知れませんが、困ったことに、あるのです。それに、米兵には日米地位協定に基づく特権があり、地元の警察が兵士を逮捕できない場合があります。 > 今後も、日本国内のアメリカ軍基地の大部分を沖縄に置くことを名言して、 残念ながら、これではダメです。今の沖縄に、これは受け入れられません。 沖縄には長い間、基地容認派と反対派の複雑な葛藤があり、基地を是とするか非とするかで県民の総意を得られずに来ました。ですが、2010年2月の沖縄県議会で「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める意見書」が全会一致で採択されました。そして、4月の県民大会。沖縄は既に後戻りできないところまで来ています。今後も沖縄に米軍基地が居座り続ける案に対して沖縄県がOKを出す可能性は、まずゼロです。もし今から政権交代して自民党が政権を取り返しても、沖縄は元へは戻らないでしょう。 というわけで、0点。。。というのは厳しいでしょうか。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
- ベストアンサー率47% (37/78)
#3.の追加です。 向う10年間を目途に、先と手前の時期を分けて対応策を考えるべきかもしれません。 それは、防衛上で、北朝鮮が保有する核がテロなどへ流出する可能性がある時期だからです。 つまり、彼の国に政権交代その他の事変が生じた時点での危惧です。何事もなければ、沖縄近辺の基地から米軍が寸刻を惜しんで緊急出動する必要が薄らぐ情勢になりそうなので、米軍は沖縄でなくても、グァムの基地でもアジア地域の防衛は果せるのではないでしょうか。 詳しいことは次の記事を読むとかなり視点が明るくなると思います。 #3.のURLと記事は同様ですが、下記はメニューなしボタン一発で開くので便利です。 http://ctzn25.blog130.fc2.com/ [沖縄の米軍基地問題 解決策の方向]
- Lux_et_Veritas
- ベストアンサー率31% (21/67)
うーん、騒音問題とか事故のリスクを回避したいだけであればそもそも全部の基地を集約する必要がありません。飛行場に限って言うのであれば沖縄には嘉手納と普天間の2か所しかないからです(他に補助飛行場などがありますがこれは割愛します)。すでに指摘されているようにこの2つが分散運用されているのは有事の際余裕のある部隊運用を可能にするためです。飛行場を一つに集約した場合、そこを攻撃されて全く使い物にならなくなる可能性を考慮しないといけません(もちろん2か所あっても両方攻撃される可能性もあるわけですが)。 もう一つはそれぞれの役割分担が違うと言う事も上げられます。有事の場合、嘉手納基地は制空戦闘機の拠点基地、普天間はヘリコプター部隊及びに輸送機の受け入れ基地として機能する事になっています。また、やや専門的な話しなると統合するとなると「管轄」の問題が出てきます…嘉手納基地は空軍の管轄下ですが、普天間基地の方は海兵隊の管轄下だからです。「すべて」の基地(及びに施設、訓練場など)を統合するとなるとこれが余計ややこしくなります。 また、実現性の問題もあります。普天間は移設が既定方針になっているのでまだ良いとしても、嘉手納基地は「極東最大の米軍基地」と言われるほど機能面で充実した基地です。これを移設するとなると土地の買収費用だけではなく環境のアセスメント作業や施設の建設など、かかる経費が莫大なものとなります。「すべての」施設を移転させるとなると当然その金額はかなりの規模になるでしょうし、そもそも移転させる必要のなさそうな施設も結構あるのであまり現実的とは言えないでしょう。 また、自分としてはこの先ずっと米軍基地を沖縄(日本)に固定化しておくべきだとは思っていないので(日米同盟を維持しつつ日本が在日米軍の役割を肩代わりする形で縮小して行くべきだと考えています‐当然改憲など様々なステップが必要となりますが)そもそもこのような基地統合は必要ないと思いますね。自分に百点満点の回答があるわけではないので採点は控えさせていただきますが、まぁ、現実的な案ではありませんね。
- jkpawapuro
- ベストアンサー率26% (816/3045)
5点かな? 一箇所にまとめるといっても、滑走路の数や港・ドッグ等の設備を現行と同程度維持してさらに現在の面積を概ね維持となれば、基地攻撃に対する対応や堅牢さも十分です。 というかそれが出来れば、世界最強の基地が完成します。 問題は何万人、あるいは数十万人を移住させることができるか? そのための費用は? 費用面と強制移住させる人口の多さを考えると、さすがに民主党案より絶望的です。 おそらく沖縄の基地のサイズを小さな滑走路がいくつか程度と想定しているのでしょうけど、そんな生易しい量じゃないんですよ。
- kumap2010
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30点ぐらいですね。 騒音や事故の問題は副産物であって、基地の本来の目的は防衛や攻撃です。 訓練目的だけではなく、有事の際に機能出来なければ意味がありません。 一カ所集中では本来の基地として意味が大きく失われます。 防衛上も不利になりますし、給油など中継ポイントとしての機能も使いづらくなりますよね。 でも、民主党や社民党の案はマイナス80点ぐらいですので全然マシです。 現行案の移転なら50点ぐらい。 基地としての機能を維持したうえで、住民の方々も現在よりはかなり危険性や騒音問題が減りますので我慢して貰うというのが妥当なところでしょう。 その我慢の代わりに自治体経由で免税などの金銭的補償を与えれば住民の多くも納得してくれるでしょうし、問題解決合格点の80点ぐらいになると思います。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
- ベストアンサー率47% (37/78)
初めまして。報道をただ聞き流すだけでなく、まつわる問題を考えるのは有益と思います。 私も貴兄とほぼ同じような疑問を考えていました。 基地を一箇所にかためて置くとたぶん便利にはなりますが、攻撃を受けたときに全滅してしまう傾向になると思います。 基地を住民の居ない所へ設置するのは理想的かも知れませんが、兵隊さんが人間として憩いたい場所も必要なので、娯楽に適した旨い場所を見つける必要もあるでしょう。 何と言っても当事者としての米国さんの意見が最優先する筈です。目的は防衛と言うことですから。 そのほか諸々、下記のブログに同じような悩みが書いてあります。御参考にして下さい。 項目(B22)の [沖縄の米軍基地問題 打開策の道筋] です。 何か追伸がありましたら評価欄などへ書き入れ御連絡を。
- Baku7770
- ベストアンサー率37% (110/292)
少なくとも鳩山首相の腹案よりはかなり良い考えだと思います。私は80点を付けたいと思います。民主党なり社民党の案は20点にも達しないですからね。 1ヶ所にまとめるというのは警備もしやすく、基地と訓練場が近いと移動時間が短縮されその分たっぷり訓練ができますのでアメリカはもろ手を上げて受け入れてくるでしょう。 問題なのは、住民をどうまとめるかですね。そこの部分が減点ですね。 大手及び沖縄のマスコミが報道しないことが幾つかあります。一番は沖縄の住民は全員が基地問題に反対しているわけではないんですね。普天間基地が移設されないことを願っている住民さえいます。普天間基地の地主に実は年間60億円もの賃借料が支払われていますからね。 二番目にはプロの反対派がいることです。一部の土木業者らが県内移転を自分の思い通りにしようと、県内がらみでかつ旨みの大きい案に持っていこうとしています。 私が実現可能性が高いと考えているのが、浮原島への移設案です。ホワイトビーチ沖移設案とも呼ばれています。浮原島は現在は無人島で、米軍と自衛隊との共同訓練場でもあります。漁民からの反対はあるでしょうが、漁業補償などで抑えることは可能です。 私の案は若干埋め立て範囲を拡げて沖縄本島との間に橋を架けるです。