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質問者が選んだベストアンサー
一般的には、店にはお客を選ぶ「権利」があるといえます。ただし、他方で、違法な差別をした場合は法律的に問題となります。 以前、北海道小樽市で、ある銭湯が「Japanese Only」という張り紙を出し、外国人(及び、外見上外国人に見える人)が入浴することを拒否したことがあり、それに対して、人権侵害だとして訴えが起こされたことがありました。 裁判所は、このような入浴拒否は「不合理な差別であって、社会的に許容しうる限度を超えている」として、不法行為の成立を認め、銭湯の経営者に、損害賠償の支払を命じました。 http://www.debito.org/otarulawsuithanketsu.html この結論を逆に取れば、「合理的な差別であって、社会的に許容しうる限度のもの」であれば、差別もできる、と読めます。 なお、判決では幾つかのポイントが問題になっています。 ・今回の差別は国籍に基づくものであり、判決は、このような差別に対しては国際人権B規約や人種差別撤廃条約の趣旨に照らして撤廃されるべき、と述べています。従って、人種・国籍・肌の色・出自といったものに従った「差別」は、それ以外の要素に基づく差別に比べ、より厳しく判断されるといえるでしょう。 ・判決文では、銭湯というのは公衆浴場であって公共性を有するから、安易に外国人お断わりとするのは合理性を欠く、と述べています。逆に言えば、あまり公共性を有しない、会員制クラブのような場合は、比較的緩やかに判断されるのではないか、と思われます。 こういった判例に照らして、質問者さんの予定している「差別」が合理的か、社会的に許容されるものか、検討するのがよいといえます。なお、上記判例をみても分かるとおり、事前に条件を明示しておけばいいというものではありません。
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- kumap2010
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服装などは変更すれば済むだけのことですから差別にはなりません。 今でも半袖半ズボンで入れない高級レストランは普通にありますよ。 しかし出身地や身体的特徴などどうにもならない部分を理由にサービスを受けさせないのは合理的な理由が無い限り、差別に該当します。 精神的苦痛を受けたとして訴えられれば損害賠償は免れないでしょうね。
お礼
有難うございます。合理的理由ですか… 合理的理由はその差別化をしないと うちのブランドは成り立たない! …じゃ合理的じゃないですかね 訴えられても困りますね でもよりブランド価値は上がるかも知れません。 いろいろ考えてみますね
- saltmax
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法律は知りませんが そういうことは昔から行われていたのではないですか。 今でもありますよね。 例えば入場規制ということでは 公衆浴場での刺青のある人はお断りとか 横須賀や佐世保での外国人お断りの飲み屋とか 物を売らないという意味では 商習慣上は特定の業者にはわざと高い見積をするとか 特定国への輸出禁止品目もありますよね。 逆に宝石店などは 特定の顧客しかいい品は見せませんし 奥の個室に案内されますよね。 メンバーシップのクラブや 京都のお茶屋さんの一見さんお断りもそうなんでしょう。 顧客になるのに誰かの紹介が必要なところはたくさんありますね。 始めから許可する内容を表示してあれば 問題無いのではないですか。 住民票はどうですかね、毎回発行手数料も必要ですし 免許証や保険証などなら良いと思いますが。 反感は買うと思います。 個人的には かっこいい人しかいれないとか美人しかダメとか 曖昧な基準の方がうけると思います。 また大衆を相手にするより 特定の素性のわかった顧客しか相手にしないという商売も 存在するので面倒なチェックをするより メンバーシップの方が簡単でしょう。
お礼
有難う御座います。ご意見参考になります。 「東京の人だけ」は例えです(笑) でも私が考えているほうがもっと過激な自信ありますけど。 差別化がどうしても必要なんですよね。 公衆浴場のは「来ている他の方に威圧感を与える」「それにより客足が遠のくのを避ける」ですか そう考えると周りは差別だらけですね。 お客様に出す見積もりやはり「金払いがいい」「ロットをまとめてくれる」で差別しますもんね。 大衆に向けてだと色々問題が起きるのか。。。 また考えてみる事にします!!
- kurisogeno
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商売上での差別には、二つの理由があるらしく、 一つは、店の社会性のステイタスの向上を目的とした場合、 もう一つは、店の損失を極力抑えると言ったコトでの、 入店者の差別、でも この二つは諸刃の剣でもあるので、 相当の覚悟か、相当の資力が無ければ出来ません。 社会通念上の問題としては、入店資格のある店の口上や 理由などは、単なる勝手ないい訳でしかなく、 一部の特権を有する者の道楽として見る人も居ますが、 やり様や仕組みの徹底した宣伝を行うことで、差別などを 回避すると言う手段も取れますが、 社会性に照らし合わせると、 「東京在住者だけ」と言うのは多分、許可も何も出ないと思われます。 現に、商売で東京人だけと言う商売は過去にも行っていましたが、 現在にまで商売している店は一軒もありませんし、許可を下ろすまでに 相当の期間が必要とも経営者は、雑誌やTVのインタビューなどでは 語っていました。
補足
有難う御座います。 お詳しそうで勉強になります。実際は東京人限定とかじゃないんですけどね。 でも商売にしようと思った人がいるんですね。知らなかったです。 「ブランドイメージを保つためには絶対必要な差別」でも駄目なんですかね? その差別がないとブランド自体が成り立たないくらいの。 当店は美しい日本語を話すお客様の為のお店です→なまりがある人は入れない。外国人は入れない 当店の商品は洗練されたお客様にだけ使って貰いたい。入りづらい店構え→ヤンキー排除 (ネットだと排除出来ないですけどね) 社会通念上色々ありそうなのですが、ブランド構築で大切そうなので悩んでいます。 かなりの覚悟は出来ています。なにせそれが一番大事ぐらいなブランドなので。。。 また情報ありましたらお願いします。
意味がよくわかりません… 道徳心の問題で法律は関係ないんじゃ?
お礼
有難う御座いました。そうなんです。道徳もあるんですよね。 なので難しいところなのです。。。
お礼
有難うございました。非常に理論的で分かりやすかったです。 北海道の銭湯の件勉強になりますね。 ブランディングでターゲットを決めると思うのですが 私はそれをより過激に差別化したいんですね。 (小樽の銭湯問題まで発展しないギリギリのところで) これも例えですが 浅草のお土産屋さんに「韓国人専門店」を作る 勿論品揃えは韓国人が好きそうな物ばかり 例え日本人だろうと中国人だろうと欧米人だろうと この店の商品を気にいっても買えません。 「韓国人相手に魅力的な物を売る」というのが この店の指命(コンセプト)だから。 また思想宗教の部分で差別 私たちは物事を現実的に考える会社です ですので現実的でない考えをする方には売りませんとか。(揉めないように曖昧にする) …いろいろ出てきますね。 絶!対!譲れないところなのできっちり煮詰めたいと思います!!