- ベストアンサー
文庫本・・・頻発する固有名詞の取り違え
今読んでいる最中の文庫本なのですが、非常に初歩的な間違いが多くてイライラ、そして、がっかりしてしまっています。 固有名詞の間違いが、同じパターンで何度も出て来るんです。 ある一定の組合わせで、親子・兄弟の名前の取り違えが頻繁にあるんです。 私の読解力不足かとも思い、何度も読み返してみましたが、どれも誤解しようの無い箇所で、明らかに、親子・兄弟の名前を取り違えているとしか考えられません。 割と規模の小さい出版社の文庫で、そこの物は初めて買ったのですが、普段良く買う大手または有名出版社のものではこんな経験はしたことがありません。 仮にも商業出版されている本で、何故、このような初歩的なミスをそのままに、出版されてしまったのでしょう? 著者も、出版社も、こんな初歩的なミスが多発しているのに気が付かないとは! 内容を吟味する以前の問題だと思うのですが。 内容はなかなか興味深い(歴史小説です。)のですが、こんなミスを放置されると、著者の創作に対する姿勢まで疑いたくなってしまいます。 こんな事はよくある事なのですか? なんでこんな事が起きてしまうのでしょう? ご意見をお聞かせ願えればと思います。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大手ではない出版社、特に自費出版(資金の全額を著者負担)の会社や共同出版(一部出版社負担、残りは著者負担)の会社ではよくあることですね。企画出版(出版社の方が全面的に資金を出して書かせる形)でない出版ですと、悪い出版社では別にこちらに損はないからと本の形にして書店に並べるだけ、という話も聞きますし、また小さな出版社ですと担当の編集さんがかけもちになったりしてお忙しく、あまりじっくりとなおせなかったのかもしれませんね。いずれにしてもどうしたって有名出版社の方が総合的にはクオリティが高いですね。かけられる資金が違いますしね。ただこの頃は大手でもどうかなぁというレベルの作品があることは事実です。また宣伝が上手な会社ですと、とりあえず最初の本は売れる、などという奇跡が起こってしまっている例も目にします。結局実力がなければその後は売れないでしょうけれどもね…。 ただ名前の取り違えに関しては単純に出版社のせいとも言えません。有名作家さんが(誰だか忘れましたが)犯人の名前を間違えた、という逸話があったように思います(笑)また、別の作家さんで犯人がコイツだ、と確定するための複線の部分の登場人物の名前を間違えた、とか。これじゃあトリックに説得力がない……(笑) たまにはこんなこともあるようです。ただミスの中ではかなり致命的なミスですよね。特に歴史ものですから、人物が誰なのか、ということが非常に重要になってくると思います。その出版社の他の本を読んでみてはいかがですか?全体的なクオリティが低い出版社というのはやはりあるものです。今回だけのことなのか、やっぱりあんまりいい本を出してないのか、見極めるといいと思います。
その他の回答 (1)
- mr0823
- ベストアンサー率14% (19/133)
第何版でしょうか? 初版本だとミスが比較的見つかることが多いです。 2版・3版と数を重ねるごとに誤植は訂正されてゆきますから、同じ本でも訂正がされてゆきます。
お礼
初版本です。 単純な誤植なら、まだ理解出来ますが、そうとは思えないので、とても不審に思ってしまったんです。 ありがとうございました。
お礼
>名前の取り違えに関しては単純に出版社のせいとも言えません。 そうですよね。自分の作品として世に送り出すからには、やはり、著者自身に一番の責任があると思います。 特に今回のケースは単純な誤植とは思えないので。 出版社にしても、資金不足により時間や人手が不足しているのは理解出来ますが、不完全なものを出版してしまうのは、出版社として最も初歩的なミスで、本来あってはならない事だと思います。 クオリティに関しては出版社によってかなりばらつきがあるのは感じていましたが、今回の問題はクオリティ以前の問題ですよね。 ご意見、どうもありがとうございました。大変参考になりました。