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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:F1を見ていていつも思うのですがやはりサッカーや野球のように選手が生身)

F1ドライバーの凄さとは?

このQ&Aのポイント
  • F1は他のスポーツと異なり、ドライバーのテクニックが見えづらい
  • F1ドライバーは一般の運転上手とは比較にならない技量が必要
  • F1ドライバーはセミオート車での運転に慣れているため、一般車の運転には適応が必要

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回答No.2

F-1を語る前にまずクルマの挙動について説明します。 FF、FR、MR、RRとあり、エンジンの位置と駆動輪を表しています。 タイヤが路面に駆動力を伝える際、路面スピードを超える回転力を与えると、タイヤはホイルスピンを起こしグリップを失います。 FFがコーナーリング中にこの状態になるとアンダーステアという現象が起きます。 FR、MR、RRは逆にオーバーステアになります。 そしてクルマを速く走らせるには、タイヤがグリップを失うぎりぎりのトラクションをかけることが求められます。つまりテールスライドが起きる限界を見極めてアクセルコントロールをする必要があるのです。 「セナ足」って聞いたことはあるでしょうか? アイルトン・セナはコーナーリング中に小刻みにアクセルのオン、オフを行っていました。 古い話になりますが、フジテレビでF-1中継を放送し始めた全盛期、オンボード映像を集めたビデオが発売され、たしかピケだったと思いますが、予選タイムアタック一週目に他のマシンにひっかかり、ピットには入らず二週目のタイムアタックを敢行します。 予選用タイヤは一週しかもたないそうで、コーナー毎にテールスライドするマシンをカウンターステアを当てて修正しています。 ダウンフォースによって得られる一般車にないグリップ力、それによる高いコーナーリングスピード、コンマ何秒の挙動変化に反応しながらのステアリング及びアクセル操作。 以上がモータースポーツドライバーの凄さです。 YouTubeなどでオンボード映像をご覧になってください。今こういう状態でこういう操作をしている、ということが伝わってくると思います。

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回答No.1

学生時代にフレッシュマン・レースに出る車の造形を手伝ったり、某自動車メーカーに収縮した後は55歳まで在籍していた者です。実際にF1マシーンに触ったり、乗せて頂いたこともあり、風戸君などとも面識がありましたので、私の経験からお話します。 先ず、F1ドライバーの運転方法は公道のそれとは全く違います。オリンピックの100m競争の選手が、人で混雑する街中をあのスピードでは絶対に走れませんよね。逆にスリとか万引き犯など、警官に追いかけられた経験がある悪人の方が早く走れるかも知れません。 これと同じで、サーキットの走行は公道と全く違います。サーキットの路面は、非常に硬い鋭角のジャリがアスファルトで固められており、もしランニングで転倒したら膝小僧は血だらけになります。 F1がミゾの無いスリック・タイヤというのを利用しますが、路面のギザギサにしっかり食い込むゴム質で作られております。 またマシーンは、ドライバーの体格に合わせてペダル位置やハンドル位置がセッティングされています。さらにはサーキットに合わせてギヤ比も短時間で組み換えが出来るように設計されています。 ホンダの社員が『ホンダの悪いところは、走りながら車の作りこみを行うことだ』と言っておりましたが、これはF1でのホンダ流が、量産車にも生きており、毎日がモデルチェンジなのだそうです。 公道で危険な走行をするドリフト族などと言われる連中の技量と、F1ドライバーの技量は全く比べられない次元の違う技法なのです。 写真は当時私がチューンを手伝った車が参加したレースです。

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