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扉ではなくて、Uが反対になったような
なんと言ったらよいのか教えてください。 よく見るのですが、部屋と部屋との仕切りで、戸はなく、壁に穴があいたようになっているものの名称(専門用語でも、通称でも何でもかまいません)を教えてください。 穴があいているというと語弊があるかもしれませんが、たんにドアがついているところからドアを除いたようなものです。 アルファベットのUが逆さになったようなものも見ます。 ヨーロッパ映画などに古めかしい屋敷のシーンで出てくることもあります。日本にも少なくないと思います。 よろしくお願いします。
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「建築大事典」を見ますと、英語では「アーチ」でよいようですが、ヨーロッパ映画に登場する住宅の「アーチ」の場合にはフランス語やイタリア語での「その道の専門用語」としての単語が多分ありそうですね。 >日本にも少なくないと思います。 日本建築で、お茶室にある逆U字形の壁に穴が開いた出入り口のことは、「かむろ口」と呼ばれています。 この「かむろ」とは、禿げ頭の禿と書くのですが、給仕さんの意味です。 お茶をお客へお出しするための関係者出入り口「茶道口」と言いますが、その中でも特に背の低くて逆U字形に土壁がくりぬかれたものを特に「かむろ口」と日本では呼んでいます。
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- altosax
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すみません、ちょっと言葉が足りませんでした。 >かむろはおかっぱ頭の子どものイメージが強かったので、給仕をさすというのが新鮮でした。 そうです、そのとおりおかっぱ頭の子です。 おかっぱ頭の子が出入りする身長ぐらいの高さしかない小さな逆U字形の茶室茶道口を、特別にかむろ口と呼んでいます。 普通の成人が容易に出入りできる背が高くて逆U字でない戸口は、ただの茶道口と総称しているようです。 これは給仕の子というよりは、亭主さんが出入りするようになっています。 ヨーロッパでも、国々に応じて、このような特別な「そのお国ならではの名称」が多分ありそうですね。
お礼
こんばんは、altosaxさん。 なるほど、入る人の背の高さによって入り口も違うだなんて。なかなか不思議な世界です。 自分の国の文化ながら、茶道は全く未知の領域です。 異国の文化に触れるような気持ちがしました。お茶というと、作法、立ち居振る舞いからだけでなく、その建物の様式からもアプローチできるんですね。
こんばんは。 うーむ、自信はないですけど、辞書的には 「アーチ」で良いようですね。 味気ない言い方ですけど。。。 ↓
お礼
回答ありがとうございます。 辞書の方も参考にさせてもらいました(@v@)!
お礼
回答ありがとうございます。 日本のものは日本独自の様式だったのですね。勉強になりました。 かむろはおかっぱ頭の子どものイメージが強かったので、給仕をさすというのが新鮮でした。 これを機に仏語の辞典でも開いてみます。 丁寧なアドバイス、ありがとうございました(>v<)!!