英国のturnipと日本のカブは別物なのでしょうか?
去年、Black Adderという英国のコメディー番組を英語DVDで見たときにこんな台詞がありました。 ボズワースの戦いで、戦いには勝ったもののリチャード3世の戦死が有ったために、勝利をスープの中牛肉に喩え、リチャード3世の戦死をスープの中のturnipに喩えて、
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This day has been as 'twere
A mighty stew
In which the beef of victory
Was mix'd With the vile turnip
Of sweet Richard slain
And the grisly dumpling
Of his killer fled.
But we must eat
The yellow wobbly parts
the Good Lord serves.
In life, each man gets
What he deserves!
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(出典:ブラックアダー1(エピソード1)
ここで、turnip(カブ)は、vile(実に不愉快な)とか、The yellow wobbly parts(あの黄色いグラグラした部分)とか、酷い言われようです。 まるで、不味い野菜の代名詞のように使われているように感じ実に不思議な気持ちでした。
しかし、日本人の感覚としては、カブは美味しい野菜ですよね? 「ためしてガッテン」でも、大根と勝負して、「おでんの具」、「洋食のシチュー」、どちらでもカブの圧勝でした。
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20091111
(左側に「おいしさ対決!カブVS大根」へ移るリンクがあります)
去年からずっと不思議に思っていて、先日ネイテブ(スコットランド人)に会う機会がある時に、turnipについて聞いてみると「あんなの人間が食うもんじゃない。 家畜の飼料だ。」とか、酷い言われようでした。
ジーニアス英和辞典でも、turnipを調べると「カブの根<<食用:家畜の飼料>>」と載っています。
ウィキペディアでturnipを日本語に変換するとカブになりますが英語版の写真とまるで別物に見えるような見えないような、、、。
質問:英単語のturnipと日本語のカブは別物なのでしょうか? (生物学的分類上カブに近いけど日本のカブとは別物とかでしょうか?)
よろしくお願い致します。
お礼
御回答ありがとうございます。 日本でもひとくくりにできないんですね、、、となると英国では日本では想像もできないものを「カブ」と呼んでいるのかも知れませんね。 カブは大好きなので、「不味いカブ」なんて想像できないのですが、、、。 ところで、何でそんなに写真がお上手なんですか? 本業は写真家だったりするのでしょうか??? 改めて、御回答に御礼申し上げます。