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美術館への就職|学芸員資格の有無と進路について
- 現在自分は美術とは全く関係のない学科の大学に通っていますが、最近美術館で働くことに興味を持ちました。美術館で働くためには学芸員資格が必要だと知りましたが、大学内で取得するのは難しい状況です。
- 卒業後1年間フリーターとして働きながら学芸員資格を取得し、その後就職活動することも考えられます。また、まずは他の会社に就職してから転職する方法もあります。
- 自分は芸術に大きく携わりたいわけではなく、ただ単に美術館で働きたいという気持ちが強いです。これまで美術に携わった経験はありませんが、アドバイスを頂けると嬉しいです。
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こんにちは、はじめまして。 >ただ単に美術館という場で働きたいという気持ちが大きいです。 では、ただ単に美術館でアルバイトをなさったら、いかがでしょう? http://arbeit-captain.com/search_job/office_work/art_museum.html 受付やミュージアムショップ店員、事務関係ならば、アルバイトや契約社員で募集しているところもあります。 私の友人は、地域の美術施設に契約職員で勤めましたが、最大更新年限3年で解雇でした。 それに、今は不景気ですから、こういう良いイメージのある施設の事務仕事は人気があり、広く募集しなくても、人脈ですぐいい人材が見つかるのではないかと思います。 私も学芸員資格を持っておりまして、今から20年以上前の博物館学について広く知られる前に大学の専門コースで取得しました。持ち腐れています。就職先はないですよお。 私の地元の博物館・美術館は、うちの大学の先輩方がもうとっくに就職していてましてね。一度学芸員になった人は、よほどのことがない限り定年まで辞めませんね。学芸員の募集は空きがないとありません。また、その分野の偉い先生の人脈によって就職することも多いので、一般就職の募集はなかなかありません。 学芸員資格がほしいなら、 通信教育や短期講座もあるので、質問者さまが今大学3年なら、次の3年次編入を受験する方法もあります。 http://www.waseda.jp/curator/ http://tuushin.jp/qualification/museum/ 「ただ単に美術館という場で働きたい」のなら、ここまでお金と時間をかける価値があるかな?とも思います。 裏技として、 美術館を所有する大企業に就職して、人事異動希望の際「美術館」との希望を提出する方法もあります。 http://www.smma-sap.or.jp/index.html http://www.pola-art-foundation.jp/index.html このような美術館ですね。 留意しなければいけないことは、 人事異動希望が必ずかなうとは限らない、一度配属されても企業の都合で別部署異動は仕方がない、企業の都合で美術館が他企業などに売却される可能性もある、です。
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- crivelli45
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学芸員資格を持っている人のほとんどは、持ち腐れです。(私も持っています) 私は、もう10年以上前に、多分国内でもっとも強い美術史の研究室にいました。 私の学年は16人おり、うち10名強が美術館就職を希望していました。 うち、学部卒で就職できた人が1名。 修士卒で就職できた人が2名。 ほかは徐々に脱落、同期のひとりは未だに美術館の非常勤なので、収入が不安定です。 美術館への就職は、広く門戸が開かれているとは限りません。 限られた予算の中で学芸員やスタッフを定期的に雇うことは困難で、誰かが辞めて空きがでたから、埋めるといった実情です。学芸員の場合は更に、辞めた人と類似した専門分野に詳しい人を求められますから、自分の専門性との相性・運も必要になってきます。 そういう場合は、美術館のほうから、名のある大学の名のある教授に、だれか有能なのは居ませんかという打診がきます。教授は、めぼしい学生がいたら紹介し、それからやっと試験や面接に辿り着けるという塩梅です。 *県立美術館の一部で、県や自治体職員としての採用となっている場合はこの限りではなく、地方公務員としての採用を行う場合があります。自治体によって異なりますのでお調べください。 わたしは子供のときから美術館に勤めるのが夢でしたが、大学の先輩方がポスドクになってもなお「空き」の順番待ちをしているのを見て、美術館への就職は現実的な路線ではないと思い、進路変えしました。国内でもっとも美術史に強いといわれている研究室でこれですから、一般的な就職への道は、推して知るべしです。
- mayosilo
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それは現実性がないですよ。 美術館はわずかな数しかないし、 警備や清掃ではなく管理的な仕事がたくさんあるわけも ありません。 求人がほとんどないのだから経歴が最上の者から 選ばれるでしょう。