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フェノール、ポリフェノールの違い
フェノールの複合体がポリフェノールだと思いますが、食品系の本だと、いつも2つのフェノールで、ポリフェノールになります、というようなことがかいてあります。 化学式等で、うまく説明してあるサイト等をしっていたらおしえてください。 サイトじゃなくても説明だけでもいいです。
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以前に類似質問に回答した事がありますので,そちらを御覧になって見て下さい。 ・http://odn.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=217089 QNo.217089 ポリフェノールについて 簡単に言えば,ベンゼン環に水酸基(OH)が付いたものが「フェノール」です。が,お書きの「フェノール」はそう言った化合物(ベンゼン環に付いた水酸基を1つだけ持つ化合物)の総称です。 で,ベンゼン環に付いた水酸基を2個以上持つ化合物の総称が「ポリフェノール」です。食品関係だと,「フラボノイド」,「タンニン」,「カテキン類」,「リグナン」等と呼ばれる一連の化合物ですね。
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- shota_TK
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フェノールとポリフェノールの違いですね. 例えば,塩素ガスというのがあります.有毒な気体で,吸ったりすると死ぬこともあります.しかし,これが塩(塩化ナトリウムですね)の結晶になると,あちこちに塩素が存在しているにもかかわらず,塩素とはまるで違う性質になります. これと同様に,ポリフェノールは,化学構造の上では,フェノールがたくさんくっついた構造になっていますが,フェノールとは性質が大きく異なります. ポリフェノールにはさまざまな種類があって,性質も様々です.フェノールは,1種類しかありません.これは,室温ではほぼ無色透明の固体で,水にわずかに溶けて酸性を示します.病院に行くと,消毒臭いですよね.あのニオイに似ています.確か,劇物に指定されていたと思います.人体にはかなり有害な化学物質です.
- fine_day
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フェノールというのは、ベンゼン環にOH基が結合したものです。 http://w-chemdb.nies.go.jp/kis-plus/CAS_POINTER.asp?cas=108-95-2 ポリフェノールは、フェノールに似た構造を複数含む形をしています。たとえば、緑茶などに含まれているポリフェノールの「カテキン」は下記のような構造をしています。 http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q12.html
お礼
わかりやすい説明をありがとうございました。