静岡県の羽衣の松についての疑問です。

質問

静岡県の羽衣の松についての疑問です。
海岸侵食によって松の木が危機だと言われているじゃないですか？
あれは、松の木を他の場所に移植する、という方法は不可能なのですか？？？

回答No.2

nazca091 · ベストアンサー

はい、その近所で育った者です。
海岸浸食による砂浜の減少は２０年以上前から深刻に認識されております。
安倍川の上流にダムをつくったからだとか、海岸線のすぐ沖にテトラポッドの防波堤が築かれたりと原因や対策が行われています。
三保の松原については防風林としての役割や観光資源として其処にあることの必要性から移設は困難、というより勘弁して欲しいところです。
羽衣ノ松ですが浸食の影響の懸念より、実はもっと深刻な問題に見舞われております。

それは…「枯れかけてるんですっ！！」

木のお医者さん等による懸命な治療も行われてますが、どうも寿命として限界に達しつつあるようで差し木による植え替えなども考えられているとか。
そのなかで移植という方法もあり得るかと思いますが、今のところは浸食を原因として移植を考えてるような状況ではないんですよ。

お礼

またまた地元の方からお答えいただいて嬉しいです！回答を読んでいて、なんだか身に迫るものを感じました、、、
地元のかたにとっても大切な松なのですね。。
寿命と聞くと悲しい気持ちになりますが、仕方ないのかなって気にもなります。
それでも、侵食されて倒れてしまうようなのは嫌だなって思いました。
どうもありがとうございましたｖｖ

回答No.1

urien36

技術的には移植することは可能でしょう。ただ、羽衣の松は景勝地でもありますし、緑とも捉えることもできますが、松は防砂林としての働きも持っています。実際、私の実家は松林のすぐ裏にあり、防砂林としての松に助けられているのは実感できます。移植は、三保の松原その場所にある、という防砂林としての松からすればナンセンスな方法かもしれません。それよりは、海岸侵食を食い止めるほうが良いように感じます。

お礼

地元の方にお答えしてもらい、とても嬉しいです。ありがとうございます！
なるほど。。景色としての羽衣の松であり、防砂林としての羽衣の松でもある、ということなのですね。
たしかに、あの場所にあってこそですね。
なんとか守れたらいいなって思います。
ありがとうございましたｖｖ