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理学療法士が博士をとって大学教授になる…という生き方について
- 質問者の友人が理学療法士として働いているが、最近大学院に入って大学教授を目指すと言い出した。
- 質問者は大学社会が厳しいことを知っており、安易に大学院に進学することに反対しているが、理学療法士の世界に詳しくないため意見を言えない。
- 質問者は友人の夢よりも志が低いと心配しており、また経済的な面も考慮すべきだと感じている。
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質問者が選んだベストアンサー
理学療法士です。 大学に行って博士号をとることは可能です。 ただ博士号をとってもその先はその友人が言う通りなれることは少ないかと思います。 質問者様が言う通りそんな生半可な世界ではありません。 博士号をとって大学教授になる人はそれなりの現場のキャリアを持ち得ています。 例えばアメリカ留学してアメリカの医療現場で実績がある。。プラス博士号みたいな強者です。 とにかく理学療法士が大学で評価されるのは理学療法士の専門分野においていかに実績があるかです。 ただ大学に行って博士号を取得しただけでは、社会で何も評価されません。 理学療法士がどんなに大学で博士号を取得しても医師にはなれません。 そもそも資格が全く違います。 博士号をとったら大学教員になれる、、というのはもちろん運だと思います。 その時期にたまたま欠員が出て、教える分野を専攻してたから教員になれるなどいくつかの条件が重なっていないと教員になるのは難しいと思います。 大学でなくても専門学校、短期大学の教員になるのだって 実務経験が必須条件です。 実務経験なしに博士号をとったところで教員にはなれません。 いかに現場で専門的な知識を取得したかが重要視される世界ですから。 理学療法士として働き始めの時ってそんなこと思う人が多いようです。 しかし理学療法士は3年目でやっと独り立ちできる、6年目で学生にスーパーバイザーとして指導が出来るというように下積みが物を言う世界。 まずその病院で下っ端としてではなくそれなりの地位、専門分野を取得してから考えることなんじゃないかなと思います。 それから博士号とか教員というのは考えることです。 この世界をちょっと甘く見ているかもしれませんね。 ちなみに私の上司も博士号をとっている人です。 大学→理学療法士養成学校→病院勤務しながら大学(通信)→博士号取得→病院勤務です。 その上司はいっていましたが、 自分の興味のある分野をじっくり勉強する機会を作りたくて博士号をとったと言ってました。 まずは現場でのキャリアを積むことをおすすめします。 博士号を取得してもその後の就職は結局現場での実績で判断されます。
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- kinaga
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質問者さまの言う通り、才能と運があれば、 彼の行きたいところに行くことが出来るのでは。。 それに、理学療法士は、人に役に立つお仕事、、 立派なお医者さんにもなれるのでは?← ごめんなさい、その辺は知識不足で答えられな くって(_ _)5年間、奨学金を借りても行きたいの であれば、それ相当な覚悟で行く気持ちでは? 質問者さまは心配でしょうが、立派な職業に就く のを応援してあげてほしいです・・・・
お礼
ご回答、ありがとうございます。 やはり、彼の気持ちの強さ次第、ということなのでしょうね…。 奨学金を借りて大学に入り直そうとすることに関して、 私としては「計画性がない!」と思ってしまっていましたが、 たしかに、覚悟があるととらえることもできるかも知れません。 あまりかたくなになりすぎず、もういちど、 話を聞いてみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます! まさに現場の経験者の方にご回答いただけて、 とても参考になりました…! 回答を読ませていただいて、 私が知っている化学分野の大学院とは、やはり違う世界だと感じました。 考えていた以上に実践経験が重視される業界のようですね。 また、病院勤務しながら、通信制の大学で博士号を取得することが できるという情報は、私が思いつかなかったことなので、とてもびっくりしました。 貴重な情報をいただけて、ありがとうございます。 彼にも、このことを話して、 改めて意思の確認と将来のキャリア形成について 話してみたいと思います。 お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。 ご丁寧な回答、ありがとうございました。