独裁政治が始まっている、手先は誰?
籠池夫妻の幼稚園建設の森友学園事件や加計事件では、いつのまにやら名前が出なくなりましたが黒幕となってあれこれ悪事を画策していた人物がいたようです。首相に近しく、そしてたぶん事件を操ってきた人物が度々テレビに登場していました。
なんていうどんな人でしたでしょう。巧妙にも書き留める間もなく記事に姿を見せなくなりました。特別職の国家公務員かもしれないけれど、普通の登用試験を受けて勤めるようになった国家公務員ではなかったようです。
東京都の都庁内でもそういう黒幕が組織の中にはいりこもうとしています。
想像してみてください。秘書という名目で公務員ではないたとえば石原慎太郎の家族が務めることになったとしたら、局長や、部長や課長の誰よりもその秘書は立場を逆転して実際の権力者として都庁に君臨することになるでしょう。
知事の息がかかっていれば、たとえ秘書より地位の低いアルバイトの名目だとしても地方公務員最高位の局長も、敵わないのです。そういう画家もどきがヨーロッパ旅行しましたね。
公務員は公務員法で悪事ができぬように行動が縛られていて、知事の補佐は公務員でないとできないように地方公務員法が定めています。ところが公務員でないものが都庁に入り込もうとしています。
そうなると、なってしまえば絶大な権力の元、知事のしたい独裁行政はもちろん、裏に隠れて悪事もやりたい放題になります。
公務員法で縛られていないし、日産ゴーンの様な背任でも一般会社でも捕まえるのが難しいわけです。収賄もやり放題となるでしょう。
一旦そうなったら内部の公務員からは権力を覆して立て直すことはできません。
だれが雇われるのか、どの地位に雇うのか白紙の投票用紙で雇い入れが都庁で行われようとしています。これからそうして都庁に独裁が始まるのです。
雇用の根拠は労働者派遣法改正法に公務員の中から選出された労働者代表の意思で公務員以外に雇用を自由に許されるように作られたらしいのです。
いま労働者代表には、雇い入れられる人物よりも下位の地位にいる管理職の課長が選ばれようとしています。
知事側の管理職が自由に試験なしに恣意的に雇用しようとしています。
投票方式なのに誰がどこに働くのか、何をする仕事なのか、我々投票者には何も知らされていません。白紙委任なのです。
都庁にこのように独裁政治が始まろうとしているのです。
翻って、加計事件、森友事件にいたわけのわからぬ黒幕たち、あれがなにをしようとしているのか、やっと私は悟る事ができました。
彼らはたとえ選挙で政権が変わっても、そのままその地位に居続けます。国政や都政を惑わし、独裁政治を続けるために新政権の足をとろうとするでしょう。
加計や森友で黒幕が見えたようです。国にはすでに国家公務員を奴隷にして独裁政治が始まっているのです。
公務員は貴族公務員と、奴隷公務員に二分されてしまいます。取り入ろうとごまをする貴族階級と、奴隷として深夜残業を続けても一生係長以上にはならない奴隷階級です。
係長階級の年金では、定年延長しても夫婦ふたりが暮らすには毎月赤字です。係長以下では毎月10万円の赤字です。
飴と鞭も用意され不正の温床が揃っています。
お礼
おお!これはなんとなく「納得」ですね。 感謝しますぞ。 試験の国選に選挙の選民ですね。