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光度と放射強度について
現在「光」について勉強していまして、そのなかで光度と放射強度を扱うことになりました。 光度と放射強度の関係はある程度勉強しましたが、どうしてもわからないことがあるので質問したいと思います。 光度から放射強度に変換することはできるのでしょうか? また、逆に放射強度から光度に変換する方法があれば教えてください。 よろしくお願いします。
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放射強度は目に見えない光(赤外線・紫外線など)も計算に入れた量で、 光度は見える光(可視光)だけの量ですね。 ですから極端な話、放射強度がどれだけ強い赤外光でも光度は常にゼロなため それだけのデータから放射強度を逆算するのは不可能です。 もし光の波長ごとにどれだけの放射強度があるかというデータがあれば そこから光度を求められます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%BA%A6_(%E5%85%89%E5%AD%A6) このページのIe(λ)というのが単位波長幅あたりの放射強度(分光放射強度)で、 それに比視感度V(λ)で重みを付け、定数Kmをかけて積分します。 単色光なら積分する必要はなく単に掛けるだけです。 比視感度は人間にとって最も感度のよい555nmの緑色の光を基準とした、各色の光の見えやすさのデータです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E8%A6%96%E6%84%9F%E5%BA%A6 こういったものには個人差ありますが、平均的な数値を標準化機関が定めています。 上のページのグラフを見ていただければわかりますが、500nmや600nmの光からは 実際に放射されているエネルギーの半分しか刺激を受けていないという事がわかります。 一番上に書いたことは、この数値が赤外線、紫外線などではゼロになるということです。
お礼
回答ありがうございます この回答を参考にもう少し自分で調べたいと思います