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障害者枠について教えてください。
障害者枠について教えてください。 一般枠ですとほとんどの企業は調査会社を使って過去をチェックをしたりしないと聞くのですが、障害者枠ですと企業側も心配が多いと思いますので一般枠ではしない企業も過去をチェックしたりするのでしょうか?
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「転職」カテゴリーでのご質問ですので、前職がお有りの前提で回答させて頂きます。 >一般枠ではしない企業も過去をチェックしたりするのでしょうか? そういうこともある、と予め覚悟しておいたほうがよいと思います。 採用担当者は、原則として、採用希望者の応募の秘密を厳守する義務を負います。 ただし、採用選考のために調査が必要と会社側が判断した場合、採用希望者本人の許可を得た上で、経歴について調査することは、法律でも許可されています。 職業安定法 平成11年労働省告示第141号 http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/dl/saiyo1a.pdf 2ページ目「第4 法第5条の4に関する事項(求職者等の個人情報の取扱い)」 1「個人情報の収集、保管及び使用」 (1)「特別な職業上の必要性が存在することその他業務の目的の達成に必要不可欠であって、収集目的を示して本人から収集する場合はこの限りでない」 こう前置きした上で、以下、採用希望者の個人情報の収集に関し、(企業側へ向けて)禁止事項を示してあることが読み取れると思います。 一方で、労働契約法では、採用担当者から過去の経歴について問われた場合、採用希望者が答えたくなければ、回答を拒否してもかまわないことになっています。 採用担当者側も、入社後に予定される職務内容に必要性や関連性が認められない質問への回答を、採用希望者に強要することはできません。 ただ、ここでネックになるのが、 >障害者枠ですと企業側も心配が多いと思いますので と質問者様がお書きになったように、採用希望者の障害の種類や程度が職務へ与える影響を考慮した上で、障害者雇用を検討することは、企業にとって非常に重要…という点です。 採用前になるべく多くの情報を収集し、予測し得る就労時のパニックやリスクに備えるべし…と考えるのが企業側の本音でしょうから、後々、痛くない腹を探られてしまわないためにも、採用試験には正直な態度で臨み、会社側から尋ねられた内容については明かせる範囲の情報を打ち明けておくに越したことはありません。 それでも、どうしても過去を探られたくないご事情がおありなら、ハローワークの障害者窓口や民間の障害者求人支援団体を通し、障害者雇用を検討する企業の中で、「トライアル雇用制度」を導入している企業を探すのもひとつの方法です。 知識を確かめる筆記試験や精神力を試すクレペリン検査、人物像を見る面接試験といった一般的な採用試験の代わりに、採用担当者と採用希望者との略式的な面談の上で、まず、お試し期間としての採用(もちろん賃金は支払われます)を決定。 その後、会社側が段階を追って仕事を任せていく中で、職務への適応能力があると判断できた人物に対し、あらためて正式な雇い入れを検討。 それがトライアル雇用のおおまかな流れです。 この制度を利用することで、企業は一定の奨励金を得られる上、一度限りの入社試験より確かな目で、採用希望者の人となりを判断することが可能になるため、会社側としても、最初の面談時に、採用希望者の過去を根掘り葉掘り聞き出す必要がなくなります。よって、執拗な経歴チェックを受けることは回避できるかも知れません。 ひとつ、参考になさってみて下さい。
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- m_inoue222
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>過去をチェックしたりするのでしょうか? しません ただし、履歴書に偽りを書かれている場合は雇用されてもばれたときの懲戒は一般社員と同様に有ります
お礼
ありがとう御座います。参考になりました。
お礼
とてもご丁寧な解説大変ありがとう御座います。 トライアルもありかと思います