野球のボールはなぜ白球？

質問

プロ野球ではビデオ判定が多発してますが、
色ついたら審判も見えやすい？と思ったりもします。
外野手が見失うこともたまにあります。

野球のボールはなぜ白球？、
根拠があったかどうだか覚えていませんので教えてください。

メリット、デメリットの記載でも良いです。

回答No.1

ultraCS · ベストアンサー

メジャーのOffical baseball ruleでは以下のようになっています。
1.09 The ball shall be a sphere formed by yarn wound around a small core of cork, rubber or similar material, covered with two strips of white horsehide or cowhide, tightly stitched together. It shall weigh not less than five nor more than 5¼ ounces avoirdupois and measure not less than nine nor more than 9¼ inches in circumference.

「white horsehide or cowhide」の部分で明確に白と規定されています。日本の公認野球規則では、メートル法の数値が付加され、「我国では牛皮をもちいる」という注が付いているだけで同じです。しっかり縫えと書いてありますが、赤い糸という規定はありません。
ですから、「ルールで決まっているから」が答えになってしまいます。

それだけじゃなんなので

野球の起源の一つとされるクリケットの公式球は赤か茶色ですから、ボールについては、クリケット起源はありませんが、フィールドホッケーのボールはクリケットボールの白いものを使いますから、野球の黎明期にこれが使われた可能性もあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Cricket_ball

又、もうひとつの野球起源と考えられているラウンダースは、野球に似たボールを使っています(白に赤糸)から、こちらが起源の可能性は大きいです。ただ、現在のボールは野球から逆輸入という可能性も捨てきれないです(19世紀初頭のボールは不明)。

現在、ソフトボールは黄色いボールが国際球になっています。
サッカーやラグビーはボールの色規定がありません、雪中試合では蛍光色のボールを使うこともあります。

お礼

なるほど。やはり決まってましたか。

審判には、動体視力の良い人を採用し、きっちり見てもらいたい。

回答No.2

maxlimit

基本的にはultraCSさんの書かれている通りですが、
日本の公認野球規則では
1．09　ボールはコルク、ゴムまたはこれに類する材料の小さい芯に
糸を巻きつけ、白色の馬皮または牛皮二片でこれを包み、
頑丈に縫い合わせて作る。
重量は5ozないし5oz1/4(141.7g～148.8g)、周囲は
9inないし9in1/4(22.9cm～23.5cm)とする。
と書かれているので、白以外使えません。

これとは別に1．15(a)には
投手用のグラブは縫い目、しめひも、網(ウェブ)を含む全体が
一色であることが必要で、しかもその色は白色、灰色以外のもので
なければならない。
となっています。
「しかもその色は白色、灰色以外のもので」と書かれているのは、
打者がボールを見にくくなるのを防ぐためです。

仮にイエローのボールを許可すれば、1．15(a)も変える必要が
有りますので、簡単には出来ないと思います。

これは聞いた話ですが、東京ドームが出来た当初、天井が乳白色で
特にデーゲームでは見にくいので、イエローボールを取り入れる話が
有ったそうですが、結局実現しませんでした。
（ローカルルールなら出来たかも？）

野球は「白球」のイメージも強いので、余程の事が無い限り
変わる事は無いと思います。